ソードアート・オンライン ~PotetoEdition~   作:水名(仮)

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テオロングはデザインやファッションにはあまり気は使っていません

それではどうぞ




7話:いざゴンドラ造り!

私達はボロボロになってお爺さんの元へと戻ってきた

 

「どうした? そんなボロボロになって… さてはヌシ熊にやられたな? 若いのぅ! たった4人で勝てるわけなかろうに!」

 

私達はメニューを操作してゴンドラ造りに必要な素材をオブジェクト化した

 

「なぁに恥じることはない! 今まで多くのヤツらがあいつに屠られておる! 生きて帰ってきただけでも幸運じゃ…なんじゃと…!?」

 

お爺さんもオブジェクト化したアイテム群に気づいたようで大変驚いていた

 

「この匂い… 間違いない… ヌシ熊の脂じゃ… 毛皮に爪に材木に至るまで… 全て最高級品じゃわい…!」

「お爺さん これで素材は足りますか?」

「あぁ… おぬしらの熱意… 十分に伝わったわい… よかろう…」

 

お爺さんがそれらを手に取り品質を確認しているとアスナがこれで素材は足りるかと聞くとお爺さんは体を震わせながら答えた

 

そしてお爺さんが自分の親指で自分を指さしながら自信満々に言った

 

「この老いぼれが全身全霊をかけておぬしらに最高の船を用意してやるわい!」

「「「「よろしくお願いします!」」」」

 

私達はそれに対して全力で答えた

 

 

「またこいつを握る日が来るとはな…」

 

お爺さんはそう言いながら準備を進めていった

 

 

「では造りたい船の仕様を決めてくれ」

 

そしてお爺さんはそう言うとメニューウィンドウが出てきた…

 

「嘘… これって…」

「ほんとに…?」

「「最高じゃない!」」

 

アスナと私はメニューを見ると同時に声を出した

 

「決められることが多くて迷うわ!」

「どれにしよっか? これもいいかも…」

「それもいいわね! あぁ…どうしようかしら…」

 

私達が話し合っているとキリトさんが声をかけてきた

 

「テオともさっき話し合ったけど仕様は2人に任せるよ」

「「いいの!?」」

 

キリトさんとておさんは仕様は私達に任せると言ったため私達は思わず聞き返した

 

「じゃぁ遠慮なく! 船体は白がいいけどただの白っていうのも味気ないし…」

「パールホワイトもいいけど真珠色もいいよね…」

「私はアイボリーを基調にするっていうのもいいと思ったけど…」

「アイボリーか~ 良いかも! メインの差し色はどうする?」

「緑もいいけど… どの緑にするかよね…」

 

私達が案を出し合って最後に船の名前を決めようという段階になった時にアスナがキリトさんとておさんに向かって話しかけた

 

「ねぇ 2人共 これだけは決めておきたいんだけど…」

「どうしたんだ?」

「船の名前についてだけど…」

「ネーミングに自信はないしアスナに任せるよ」

「俺もだな…」

「もう…」

 

ておさんがどうしたのかと聞くとアスナは船の名前についてだと答えたけど2人共アスナに任せると言ったためアスナは呆れていた

 

「パーティの共有なんだからもっと真面目に… でも私ふと思い浮かんできた名前があるの」

「へぇ… どんなの?」

「海外とかだと船の名前に女性の名前を付けることがあるっていうのを思い出して… キズメルの妹さんの名前を付けたらどうかなって思ったんだけど…」

 

アスナがふと思い浮かんだ名前があると言ったのでキリトさんが聞くとアスナはキズメルの妹さんの名前を付けたらどうかと私達に聞いてきた

 

「いいんじゃないか? 確か…ティルネルさんだったか?」

「でも…キズメル怒らないかな? 妹さんの名前を勝手に使って」

「まさか きっとキズメルだったら喜んでくれると思うよ」

 

ておさんが妹さんの名前を確認するとアスナはキズメルが怒らないかと不安に思っていたためキリトさんはキズメルだったら喜んでくれると言った

 

 

そしてアスナがティルネルさんの名前の綴りを1文字ずつ入れていってすべて入れ終わったときに私達を手招いた

 

「綴りってこれで合ってるかな…?」

「合ってるはずだよ」

 

アスナがキリトさんに綴りはこれで合っているかと聞くとキリトさんは頷いた

 

「ならこれで完成ね!」

「ちょっと待ってくれ」

「どうしたの?」

「まだ未記入の項目がある」

 

アスナが決定のボタンを押そうとするとキリトさんは止めに入ったためアスナはどうしたのかと聞くとキリトさんはまだ未記入の項目があると言い、その部分に指を指した

 

「あぁ…オプション装備のメニューね でもその欄私とタコミカが確認したけど何も出てこなかったわよ?」

「念のために俺も確認させてくれ」

 

アスナがそこには何も出てこなかったと言うとキリトさんは確認させてと言ったためアスナはキリトさんにウィンドウの操作を変わった

 

「えーっと…? 〖炎獣の衝角〗?」

「それってあのヌシ熊の…?」

「衝角って昔のガレー船についてたツノのことよね? それが何でゴンドラに…?」

「つけられるっていうことは必要になるっていうことじゃないのか…?」

 

私達が疑問に思っているとキリトさんがておさんの疑問に注目して話した

 

「必要なのかどうかは分からないけどな でも俺が操作を変わってから出てきたっていうことは素材を持っていないと出てこないオプションみたいだし…」

「いっそのことお爺さんに聞いてみたらどうですか?」

「確かに聞いてみるのもありかもな…」

 

キリトさんが悩んでいたため私はいっそのことお爺さんに聞いてみたらどうかとキリトさんに提案してみた

 

「あの… ロモロさんオプションの衝角って必要ですか?」

「街中で乗るだけならそんなもんは必要ないわい …じゃが 街の外へ漕ぎ出すつもりなら必要になるかも知れんな まぁ付けるかどうかはおぬしらの好きにすればええ」

 

実際にキリトさんがお爺さん改めロモロさんに聞いてみると街の外まで漕ぐつもりだったら必要になるかもと言ったが最終的には私達に任せると言った

 

 

ロモロさんの話を聞いて私達はしばらく顔を見合わせていたがふとアスナが口を開いた

 

「…アイテムを持ってるのはキリト君なんだしキリト君が決めていいわよ」

「いいのか?」

「他の事は私達が決めさせてもらったし 1つぐらいだったら譲るわ」

 

キリトさんがいいのかと聞き返すとアスナは1つぐらいは譲ってあげると返した

 

「…俺としては折角のゴンドラに武器を付けるのはどうかと思うけど 付けなかったせいでモンスターによって沈んじゃったら元も子もないしヌシ熊からドロップしたのも何かの縁かも知れないからここは付けておこうか」

「ですね」

「それに衝角は喫水線の下に取り付けるだろうから普段は見えないはずだしな」

「そうね」

 

少し悩んだキリトさんはどうやら取り付けることに決めたらしいため私達は賛成し、それに付け加えるようにしてキリトさんは普段は衝角は見えないだろうと言い添えるとアスナも同意した

 

「じゃぁ衝角アリにしてっと…」

 

キリトさんが衝角の設定をアリにすると私達を呼んで全員で決定ボタンを押した

 

すると机の上に広げてあった羊皮紙に設計図が描かれていった

 

それをロモロさんが物々しい動作で持ち上げると頷いて言った

 

「それではワシはこれから下の工房に籠るでな 完成したら呼んでやるから大人しく待っとれ」

「はーい」

 

ロモロさんはそう言うと工房へと向かうため道具置き場へと向かっていった…

 

どうやら道具置き場はエレベーターになっていたらしく、私が返事をしてしばらくすると重い振動がした

 

 

そしてキリトさんが伸びをしながら言った

 

「今日は長い一日だったな~」

「船ってどれぐらいで完成するのかしら…?」

「現実じゃぁ何ヵ月もかかるんだろうけどこっちじゃぁ長くても1日…短くて3時間から5時間ぐらいなんじゃないか?」

 

アスナがどのぐらいで船ができるのかとキリトさんに聞くとキリトさんは長くて1日、短くて3~5時間ぐらいじゃないのかと答えた

 

「じゃぁ宿に戻るのは二度手間か…?」

「そうですね」

 

ておさんがそれを聞いて宿まで戻るのは二度手間かと聞いたため私はそうだと言った

 

「俺はその辺の床で寝るから2人は揺り椅子使ってテオは机使えよ」

「でも…」

「こっちは気にしないでくれ 迷宮区で野営することも考えれば屋根があるだけ十分だしどこでも寝られるのは俺のシステム外スキルだから」

 

するとキリトさんは床で寝て私達は揺り椅子を使ってておさんは机を使ってくれと言ったのでアスナは何か反論しようとしたらキリトさんは大丈夫だと答えた

 

「確かに揺り椅子は詰めれば2人は行けるでしょうけど…「じゃぁおやすみ!」」

「ちょっと!?」

 

アスナが何かを言おうとしたがておさんが机の上に寝転がったため私達は顔を見合わせた

 

「…分かったわ じゃぁ私達はお言葉に甘えて先に休ませてもらうわね」

 

アスナは諦めた様子で先に休ませてもらうと言うとレイピアをストレージへとしまい、揺り椅子へと向かっていったので私も両手剣をストレージにしまうと揺り椅子へと向かって行ってアスナの隣に座った

 

 

そして私達は揺り椅子の揺れ加減が良かったのかそのまま眠りについた…

 

 

 




タコミカはファッションについては結構しっかりしています(プロローグでもあったように親がファッション関連の仕事をやっているのと個人的にも好きなため)

それではまた次回に
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