ソードアート・オンライン ~PotetoEdition~ 作:水名(仮)
それではどうぞ~
私たちは茅場の宣言の翌日から早速<はじまりの街>を出て、ひま猫さんや私の情報を頼りにしてレベリングを行っていた
人というものは決意したら早いもので今は<ホルンカの村>を拠点にしている
ちなみに私は顔バレしないように深緑のフードを被っているが、一人でいるとよく声をかけられる…
はっきり言ってめんどくさい でもこのSAOでは男女比率が極めて偏っているため声をかけたくなる気持ちは少しだけわかるけれども…
そんなこんなでこのゲームが始まってそろそろ1週間ぐらいたったある日…
私とひま猫さんはポテトさんたちと別行動をしてあるクエストを受けることにした
「ここですか?」
「この民家だったはず」
「私 先受けますね」
「了解」
そういうと私は先に民家に入っていった
〔キィ…〕
「こんにちは~」
「こんにちは 旅の剣士さん お疲れでしょう、食事を差し上げたいのだけれども今は何もないの 出せるのは 一杯のお水だけのもの」
「じゃぁそれでいいですよ」
そうして水を飲み干すと扉の向こう側から「コンコン」という子供が咳き込む声が聞こえてきた
そうするとおかみさんの頭上にクエスチョンマークが出てきたためすかさず私は「何かお困りですか?」と声をかけた
「旅の剣士さん、実はうちの娘がですね…」
おかみさんの話をまとめるとおかみさんの娘さんが重い病気にかかってしまい、もう市販の薬は効かずもう〖リトルネペントの胚珠〗というアイテムで作る薬を飲ませるしかないため それが必要とのことでもし持ってきたら先祖から伝わるという剣を差し上げるといった内容である (実際はもっと丁寧)
おかみさんが話し終えたため私は「任せてください」というとクエストログが更新された
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私が民家から出てくるとひま猫さんもクエストを受けに民家へと入っていき、しばらくたったら出てきた
「じゃ たみさん 行きますよ~」
「了解~」
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大体30分ぐらい狩ったかな…? それぐらいで花付きが出てきた! それも二体!
「お! 出た出た! ラッキー!」
「案外早めに出ましたね~」
その後は特に問題なく花付きを狩り〖リトルネペントの胚珠〗を手に入れることができた
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私たちは<ホルンカの村>のおかみさんの民家へともどり〖リトルネペントの胚珠〗を渡し、〖アニールブレード〗を受け取りそそくさと民家を後にした
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クエストを受けた時と同じようにしてひま猫さんが〖アニールブレード〗を受け取ってきた
「あ お帰りなさい」
「お帰りなさいって…」
「手に入れられましたね~」
「だね~」
ひま猫さんと〖アニールブレード〗を持ちながら少しだけ雑談していると…
「〖アニールブレード〗を持っているっていうことはもうあのクエストは終わったっていうことだナ?」
「ぴゃぁ!?」
「うわ!?」
反射的に咄嗟に臨戦態勢になった
「わわッ! 待った待っタ! 俺っちだヨ!」
「もしかしてですけれども… アルゴさんですか?」
「よくわかったナ~」
「ビックリした… 後ろから声かけるのはやめろって言っただろ…」
「ひとまず二人とも武器を下ろしてくレ」
アルゴさんに言われてひとまず武器を下ろすことにした
「そういえば例のあれ できたのか?」
「キー坊や他のテスターたちが手伝ってくれたおかげでできたゾ」
「キー坊ってもしかしてキリトのことか?」
「そうだヨ~」
「キリトさんってどんな人ですか?」
「簡単に言ったらβテスターの中でもトップクラスのプレイヤーだったんだ」
「あ! 確かに5層にもLAかっさらって行ってた人いましたね」
「そそ そいつがキリトだよ」
キリトさんについて話をしているとアルゴさんは一冊の冊子を取り出した
「何ですか? それ?」
「攻略本って言ったらいいかな? 有志のβテスターたちの情報のタマモノっていう感じだ」
「おひとついくらですか?」
「500コルだヨ」
「じゃぁ6冊くださいな」
「毎度あリ~」
「ここで読んでみても大丈夫ですか?」
「いいゾ 是非βテスターとしての感想を聞かしてくレ…」
アルゴさんの攻略本には町の情報やモンスターの情報、ドロップアイテムやソードスキル発動のコツまで事細かに書かれていて尚且つ図解付きで分かりやすかった
でもひま猫さんは足りない部分が結構あるといっていたけれども… それでもポテトさんたちに渡すには十分な内容だと思った
「結構わかりやすかったです」
「ターちゃんは素直でいい子だナ~ それに比べてヒー坊ハ…」
「どうせ作るんだったらβ時代の情報でもいいから徹底的に空いている部分とか埋めておいた方がいいと思う その方が死亡率とかも低くなるし…」
「言ってることは最もだけれどナ… まぁお金も貰っているし頑張って改善するヨ」
「頑張ってくださいね」
「ターちゃんにそう言われちゃったらオネーサン頑張るしかないナ~」
「それではアルゴさん 何かあったら連絡しますね~」
「じゃぁナ~」
私たちはアルゴさんをフレンド登録してから別れ、ポテトさんたちと合流した
「たみさんとひま猫さんお帰りなさい」
「ただいまです」
「お帰り~」
「これ渡しておきますね」
「何ですか? この冊子」
「アルゴさんのガイドブックです」
「アルゴさんって誰?」
「情報屋だよ」
「なるほど」
「私たちフレンド登録しましたので何か欲しい情報とかあったら言ってくださいね 連絡しますので」
「はいよ~」
そうして今日はひとまず解散することにした
それとておさんに〖アニールブレード〗を渡しておいた
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その夜 私とひま猫さんは私の部屋で今後の予定について話し合っていた
「明日はどうしますか? もう少しだけ次の街方面にレベリング範囲を広げてみますか?」
「どうだろ… 少し危ないかも…」
「まだ危ないですかね」
「少なくとも全員7LVぐらいは欲しいかも…」
「となると しばらくはクエストを受けつつレベリングですかね?」
「そうなるね」
「了解です それではおやすみなさい~」
「おやすみ~」
そういうとひま猫さんは自分の宿屋の部屋へと戻っていった…
アルゴさんの口調がこれで合っているのか不安になりますね…
ひま猫さんはこの話の前、アルゴさんと少しだけ会っていますがフレンド登録はしていなかったという設定です
次回は少し違うキャラの視点になります
それではまた次回に