ソードアート・オンライン ~PotetoEdition~ 作:水名(仮)
それではどうぞ
このゲームが始まってから既に1ヵ月が経過しようとしていた頃…
私たちは本格的に拠点を迷宮区に一番近い<トールバーナ>に移し、迷宮区でレベリングをしていた
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現在私たちは2人1組でそこまで離れずに狩りをやっていた
「ポテトさん! スイッチ!」
「了解!」
私は〖グラス・ブレード〗を使い≪カスケード≫で敵の攻撃を跳ね上げ、すかさずポテトさんとスイッチした
「はぁ! せい!」
ポテトさんは〖ルイン・スピア〗を用いた≪スイフト≫と通常攻撃で敵を倒した
「っと… これで全部かな?」
「今のところはそうですね~」
そう言い、武器をしまうと近くでレベリングをしている4人の下へ移動し、観察した
まずやる気君が〖コボルト・バックラー〗を用いた≪パッシング≫で攻撃し、スイッチしてからておさんが≪スラント≫で攻撃、反撃してきたところを回避し≪ホリゾンタル≫で反撃し、残りHPがわずかになったところでやる気君がとどめをさした
少しだけ離れたところではひま猫さんが敵の攻撃を〖ヘキサゴン・シールド〗で防ぎ≪スラント≫で攻撃しその後武器を跳ね上げめらさんとスイッチし、めらさんが〖リーフ・スピア〗で≪シャフト≫を発動させ敵を倒していた
「お疲れ様です」
「お疲れ~」
「取り敢えず意識さん達と合流する?」
「そうだね 合流しようか」
因みに意識さん達とは3日前ぐらいに合流し、そこから行動を共にしている
ひとまず意識さん達と合流することにした
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私たちが合流するとちょうど戦い終わったところらしく、〖ラッチ・ダガー〗と〖ワスプ・ダガー〗をそれぞれしまっていた
「お疲れ様です 意識さん 朱猫さん」
「おつかれ~」
「おつかれ! たみちゃん!」
「たみさんも呼びに来たし 今日はここらへんで切り上げて攻略会議に行こっか」
「そうだね~」
私は意識さんと朱猫さんに労いの言葉をかけ、私たちは<トールバーナ>に戻ることにした
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<トールバーナ>の攻略会議が行われる会場に着くと結構人が集まっていた
「結構集まってますね~」
「フルレイドには少しだけ足りないけれどもね」
「でも死ぬ危険もあるのにここまで集まったのはすごいと思うよ?」
「皆さん空いてるところに座ってくださいな」
「「「「「「「はーい」」」」」」」
私たちが話をしているとポテトさんに座るように催促された
そして座ってしばらくすると青髪の如何にも騎士っぽい人が中央に出てきた
そして数分ぐらい経った後その人が手を叩き注目させた
「はーい! それじゃぁそろそろ始めさせてもらいま~す! 今日は俺の呼びかけに応じてくれてありがとう! 俺はディアベル! 職業は気持ち的に…
そんな冗談を言ったからか周りからは「ジョブシステムなんてねーだろ!」とか「ほんとは勇者っていいてーんだろ!」や「かっこいいぞ~ 勇者様!」という声が聞こえてきた
そんな声を制止させ、ディアベルさんは話を続けた
「さて! ここにいるみんなは現状のSAOでのトッププレイヤーといってもいいと思う! だからみんなに集まってもらった理由ももう言わなくてもわかるよな!」
そこからディアベルさんは顔を真剣にし、言った
「今日! 俺たちのパーティが迷宮区の最上階のボス部屋を発見した! つまり明日か明後日にはボスに挑めるということだ! ここまで1ヵ月…1ヵ月もかかったけれども遂に2層に到達できるということだ! そしていつかこのデスゲームもクリアできるということをみんなに伝えなければならない! それが最前線で戦える俺たちの義務なんだ! そうだろう! みんな!」
ディアベルさんの意見には強く同意したため私は拍手をした 周りの人たちも拍手や口笛などで同意している
そんな彼らを制止させてディアベルさんは続けた
「ありがとう! みんな! じゃぁ早速だけど…「ちょお待ってんか! ナイトはん!」」
そこにドスの効いた声でイガ頭の人が待ったをかけた そしてその人はディアベルさんのいるところまで降りて行った
「その前にこれだけは言わせてもらわんとあかんなぁ」
「何だい? 意見は大歓迎だけれどもその前に名乗ってもらえるかな?」
「ワイはキバオウってもんや」
その人は名前を言うと私たちの方を指さしながら言った
「こんなかに5人か10人程度今まで死んでいった2000人に詫び入れなあかん奴らがおるはずや!」
「キバオウさん 君の言う奴らって 元βテスターのことかい?」
「決まっとるやろ! β上がりの奴らはこのクソゲーが始まったその日にほとんど<はじまりの街>からいなくなりおった! 奴らはうまい狩場やらぼろいクエストを独占してそのあともずっと知らんぷりや! こんなかにもおるはずやで! そんな奴らが! そいつらに土下座させてため込んだアイテムや金を吐き出してもらわんとパーティメンバーとして受け入れられん!」
…確かにキバオウさんの言うことには一理あるかもしれないけれども…それが何になるんだろ?
そんなことを思っていると
「発言いいか」
私の身長の1.2倍ぐらいはありそうな色黒の人が出てきた
「俺の名前はエギルだ つまりキバオウさんの言いたいことは元βテスターが面倒を見なかったからビギナーが沢山死んだ、その責任を取って謝罪及び賠償をしろ そう言いたいんだな?」
「せ…せや!」
「そういうがキバオウさん アイテムや金はともかくとして情報ならあったと思うぞ?」
エギルさんがそういうとエギルさんはアルゴさんのガイドブックを取り出した
「このガイドブック あんたも知ってるだろ? キバオウさん 道具屋で無料配布されているからな」
あれ…無料…? あー増刷用の資金にされたのか…
「あぁ 知っとるで? それがどうしたんや!」
「俺たちが次の街に着くとそこの道具屋にはこのガイドブックが置いてあった… 妙だとは思わないか?」
「それがどないしたっちゅうんや!」
「このガイドブックを作ったのは元βテスターたち以外にはありえないということだ」
そう言うとエギルさんは私たちに向いて
「いいか! 情報はあった なのにたくさんのプレイヤーが死んだ それは彼らがMMOのプロだったからこそだと俺は思う! 彼らがほかのタイトルと同じようにこのSAOを見て、引くべきタイミングを見誤ったからだと俺は考えている その反省をどう次に生かすのか それがこの場で議論されるものだと俺は思っていたんだがな」
「キバオウさんの言いたいこともわかるよ でも今は前を見るべきじゃないかな? 彼らが力を貸してくれるんだったら心強いこの上ないからね」
「ここはあんさんに従ごうたるわ! せやけど これが終わったら白黒はっきりさせてもらうで!」
エギルさんとディアベルさんがキバオウさんの言ったことをやんわりと反論するとキバオウさんは一言だけ言ってから席へと戻っていった
「もしも他に元βテスターの人とは戦えないっていう人がいたら抜けてもらって構わないよ 攻略前に足並みを崩したくはないからね」
ひとまず、みんなこのことは置いてもらえるみたいだった
「じゃぁ そろそろ本題に「「ディアベルさん! これ!」」
ディアベルさんが本題について話そうとしたときまたそれを止める声が…
その人がディアベルさんのところまでやってくると一冊の本を手渡した
「これは…?」
「例のガイドブックの最新版がさっき入荷して…」
ディアベルさんがアルゴさんの攻略本の内容を確認すると
「これは…! ボスの名前、HP、使うソードスキルに取り巻きの情報まで… 流石情報屋だ…」
どうやらボスの情報が載っているらしい…
「いけるな… ここで危険な偵察戦を省けるのは大きい…!」
「そのようだな」
確かにボスの情報があるのとないのとでは戦況も大きく変わるそんなことを思っていると
「あぁん? ちょうまてや!」
またキバオウさんが出てきた…
「やっぱりや! 裏表紙みてみい! やっぱりあの情報屋誰がβテスターか知っとるな! いや…あの情報屋自身がベータ上がりに違いないで!」
キバオウさんがそんなことを言ってそれに続くように
「そうだ! βテスターの情報を鵜吞みにするのか!?」
「大切な情報だけ省いて、俺たちを罠にはめて美味しいところだけを持っていくこともできるはずだ!」
「もしこれがβテストの情報ならβテスター自身が先頭に立って確認するべきじゃないのか?」
もういい加減に我慢の限界なので私は言ってやることにした
「ちょっと… たみさん? 何処へ?」
大丈夫…私ならできる
「今は…」
「今は感謝以外の何が必要なんですか?」
そういったけれども…彼らからは違う反応が返ってきた
「女の子だ…」
「可愛いかな…?」
「スタイル良さそう…」
「でも所詮ネトゲ廃人だし期待するだけ…」
やっぱりというか…私の頭からつま先まで見てくる始末で出るべきじゃなかったかもと思った…
「その通りだ!」
ディアベルさんのそんな大声に驚いたのは内緒の話
「今はただこの情報に感謝しよう! もし情報に漏れがあったとしても死者はゼロにする! 騎士の誇りにかけて!」
そんなことをディアベルさんが言っているとておさんがやってきた
「たみちゃん! 戻るぞ!」
「は… はい!」
ておさんが私だけに聞こえる音量で話してから戻ろうとしたので私も戻ろうとすると全員がこっちを向き ディアベルさんが…
「お誂え向きに… お姫様もいるようだしね」
と言った なんというか…すっごく顔が熱くなったような気がした
「遅くなったけれども 早速、実務の話をしよう! まずは6人のパーティを組んでみてくれ!」
…うん? 確か私たちって8人じゃなかったっけ? だれか二人が別のところに行かないと…
そんなことを考えながらひとまずポテトさん達のところに戻ってきた
「お帰り お姫様」
「おー お姫様が戻ってきたぞ」
「お帰りなさいませ たみお姫様」
「えーっと… おかえりなさいませお姫様?」
ポテトさん達がずっとお姫さまっていうので顔がさらに熱くなってきた…
「あぅぅ…」
「お姫様大丈夫ですか?」
あまりにしつこいので…
「ひとまずお姫様呼び禁止!」
と言った
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「で…どうしますか?」
「うーん… 公平にじゃんけんで決める?」
「じゃぁ私抜けましょうか?」
「え? 何で?」
「私が抜けたほうが早いかと」
「たみさんがそれでいいんだったらいいけど…」
そんなわけで私が抜けることにしてじゃんけんの結果、ておさんも一旦抜けることになった
「で… どのパーティに入りますか?」
「そういってもほとんど決まってそうかも…」
「あそこに2人組がいますね」
「たみちゃん声かけてきて」
「何で私なんです?」
「いや… 俺が行っても入れてもらえるかどうか…」
「じゃぁ 行ってきますね」
「頼むわ」
私とておさんが話をしているとちょうど2人組を発見したため、私はその2人組のところに行くことにした
「あの~? すみません… もしかして2人だけですか? もしよかったらでいいんですけれどもパーティ組みませんか?」
「! あ…あぁ! いいぞ! あんたもいいよな!?」
「足を引っ張らなければ…」
剣士さん(仮)の方は快く受け入れてくれたけれども、フードさん(仮)の方は冷たい感じがした
パーティを組んでみたところキリトとアスナと言うらしい
何処かでキリトという名前聞いたことがあるような…?
組み終わってしばらくしたらディアベルさんの説明が再開した
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ディアベルさんの説明が終わり、剣士さんがディアベルさんと会話をしていた
「本当に申し訳ない! 取り巻きのコボルド専門で納得していただいてもいいだろうか…?」
直角はありそうな角度でディアベルさんが私たちに頼み込んできた
「フルレイド組める人数は集まっていないんだし…仕方ないさ」
「そういってもらえると助かるよ!」
「取り巻きを倒すのだって立派なサポートさ あんたらが戦っている間全力でサポートさせてもらうよ」
「ボスの方は任せてくれ! でも…」
そういうとディアベルさんは私たちの方を見ながら
「もう立派な騎士はついているみたいだけれども、お姫様の護衛は騎士として羨ましい限りだね」
「はは…」
また顔が熱くなってきたような気がした…
そんなこんなで第1回のフロアボス攻略会議はお開きになった
今回出てきたオリジナル武器とオリジナルソードスキルの紹介です
武器紹介
〖グラス・ブレード〗
両手剣に属しており、クエストの報酬
タコミカの使用している武器で1層から2層終盤までの実力
〖ルイン・スピア〗
両手槍に属しており、【ストーンエレメント】のレアドロップ
ポテトの使用している武器で1層から2層終盤までの実力
〖コボルド・バックラー〗
盾に属しており、その名の通り【ルインコボルド】のレアドロップ
きるやんの使用している武器?で1層から2層序盤までの実力
〖ヘキサゴン・シールド〗
盾に属しており、クエストの報酬
ひま猫が装備しており、1層から2層中盤までの実力
〖リーフ・スピア〗
両手槍に属していているがかなり軽い、【ラージネペント】のレアドロップ
めらおりんの使用している武器で1層から2層中盤までの実力
〖ラッチ・ダガー〗
短剣に属しており、クエストの報酬
意識の使用している武器で1層から2層までの実力
〖ワスプ・ダガー〗
短剣に属している毒武器で、【フォレストワスプ】のレアドロップ
朱猫の使用している武器で1層でしか使えない実力
ソードスキル紹介
≪スイフト≫
両手槍単発直線突き ≪スイフト・ランジ≫には劣るがそれでも速いスピード
ボス戦には1話を挟んでから行きたいと思います
それではまた次回に