ソードアート・オンライン ~PotetoEdition~   作:水名(仮)

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今回は月夜の黒猫団編への繋ぎのようなお話です

それではどうぞ


至る道の道中で(赤鼻のトナカイから心の温度+αまで)
1話:第25層攻略後の話


このSAOが始まってから約5ヵ月過ぎ、現在の最前線は第26層である

 

前の層である第25層はいわゆるクオーターポイントと言われており難易度が前の層の比じゃなく道中でも犠牲が出る始末だった、そしてこの層の攻略後に攻略組自体が大きく変わった

 

まず第一にフロアボス戦でキバオウさん率いるALSの主戦力の半数以上が壊滅という被害を受け、キバオウさんはその責任を取るために前線から降りた(リーテンさんとオコタンさんは私達と仲がいいという理由でレイドからは外されたので無事だった)

 

その代わりと言ってはあれだが[血盟騎士団](KoB)が本格的に攻略に加わるということになった

 

[血盟騎士団]自体は第12層のフロアボス攻略の時からちょくちょく参加してるけど本格的に加わったのは25層のフロアボス攻略が初めてである

 

因みに[血盟騎士団]を率いているヒースクリフさんは一言で表すなら凄い人である 武器は片手剣と盾だけど意識さんやリオンさんのような冷静な判断力と指示能力、めらさんのような純粋な強さ どれをとってもこれからには必ず必要な人だということが私にでもわかる

 

そんなヒースクリフさん直々に[血盟騎士団]に誘われたが私はギルドがあるので断った しかし特に落胆する様子もなくただ「そうか タコミカ君の戦力には目を見張るものがあったのだがな… 仕方あるまい」と答えた

 

 

話がそれたが次に変わったこととしてはキリトさんとアスナがコンビを解消した

 

理由はアスナが先ほど言ってた[血盟騎士団]に誘われたからである

 

そのことについてめらさんがキリトさんに聞いたがキリトさんはただ「アスナは俺と違ってこれからの攻略に必ず必要な人材になると思ったからヒースクリフに誘われたのはいい機会だったんだ」と答えたらしい

 

 

その次にやる気君が前線から降りた

 

これに関しては本人は前々から決めていたらしく第25層のフロアボス戦を最後に生産職に回りたいと言っていたのでそこまで驚かなかったけど…

 

 

そして最後…これが一番私に関わることかな?

 

25層フロアボス攻略が終わった後、ておさんを呼びだしていわゆる逆告白っていうのをやって見事にオッケーを貰った

 

自分で言うのもあれだけどここに至ったのには理由が2つあって

 

1つ目が第25層のフロアボス戦の時に第3層でのキズメルの「できることならなるべく早くに素直になっておくことだ」という言葉を思い出したからである

 

それで私は後悔しないように行動しようと考えを改めた

 

そして2つ目は最初の方にもいったALSに甚大な被害が出たことである

 

犠牲者の中には私が今まで普通に話してた人も含まれていてあれでやっぱりこの世界はいつ誰が死んでもおかしくないということを再認識した

 

でも告白して付き合うことになったと言っても急に変わるということはなく、休日に今までより少し多くておさんと過ごすようになったという点しか関わってないけど…

 

そのことは勿論ギルド全員に伝え、ほとんどのメンバーは普通に祝ってくれた

 

ひま猫さんは手作りの料理を振舞ってくれて、めらさんはお揃いのイヤリングを私たちにプレゼントしてくれた

 

一部(キャラメレさん、じんじんさん、プレッシュさん)はておさんに対して嫉妬の様子を隠さず突っかかっていた(と言ってもプロレスか何かの技をかける程度)

 

 

そのことはどこから漏れたのか第26層の1回目の会議の時には攻略組の人達のほとんどに知れ渡っていた…

 

 

~~~~~~

 

 

そして今は第26層のフロアボス攻略レイドへの参加の為に集合場所である迷宮区に一番近い町にめらさんと待機している

 

今回のフロアボス攻略に参加するのが私とめらさんの2人だけな理由はておさんは普通にレベリングで意識さんと朱猫さんとリオンさんは本格的にオレンジギルドの捜査を始めたからである(それ以外のメンバーは今回はお休み)

 

因みに私の装備は全体的に緑を基調としたエルフの狩人のような装備である(私お手製)

 

「めらさんめらさん 今回のフロアボスってなんでしたっけ?」

 

緊張をほぐすために私は近くにいるめらさんに声をかけた

 

めらさんの装備は全体的にアイボリーホワイトを基調としたシャツにバーガンディーのズボン、チョコレート色のマントを羽織った装備だ(こっちも私作)

 

私の声を聴いためらさんは若干呆れたような様子で返す

 

「今回のフロアボスは【スカーフ・ザ・ネクロマンスルーキー】だよ… 前にも全体で確認したでしょ」

「そうでしたっけ?」

 

私が首を傾げながら返すとめらさんはますます呆れた様子になった

 

そんな私達に話しかけてきた人がいた

 

「よ お前らも参加するのか」

「お~ キリトじゃん 久々」

「こんにちはキリトさん 今日も相変わらず黒いですね」

「黒は俺のトレードカラーだからな」

 

言っといてなんだけどそれほどキリトさんの恰好はそこまで黒くないや… コートの肩の部分らへんには月のマークもあるし

 

「それでどうしたんだ? パーティに入れてくれっていう話だったら無理だぞ?」

「あ~違う違う 偶々だよ ホントに偶々」

「そうなんですね」

 

キリトさんがここに来たのは本当に偶然だと聞き、私はそれに答えると茶色のブーツを鳴らして座っていたベンチから立ち上がった

 

丁度そのタイミングで今回の攻略指揮を執っているアスナからそろそろ出発するという声がかかったのでウィンドウを開いて最終確認をする

 

そのすぐ後にめらさんがキリトさんに向かって声をかけた

 

「今回はLAは譲らないよ?」

「宣戦布告か? こっちも譲る気はないからな?」

 

そんな2人の会話を聞きつつ確認を終え、ウィンドウを閉じると私達はレイドメンバーの後に続いて迷宮区へと向かって行く

 

 

 

そうして迷宮区をすんなりと突破して最上階にあるボス部屋に入り、ボス戦が始まって約45分でフロアボスである【スカーフ・ザ・ネクロマンスルーキー】を撃破することが出来た

 

結局LAは今回もキリトさんが持っていってた




今回出てきたボス紹介

【スカーフ・ザ・ネクロマンスルーキー】:(元ネタ Minecraft Hypixel Skyblockより)

白髪の男性型の小型(身長は約2m)な第26層のフロアボス 紫色のコートと深緋色のスカーフを装備している

情報によると死者蘇生魔法のエリートらしい

第1形態:4体のアンデッド系の手下と共に戦う(手下はそれぞれが中ボスクラス)
第2形態(HPバーを2本削り切る):第一形態より激しく短剣でソードスキルを放ったり範囲系の魔法を使ってくる
第3形態(残りHPバー1本):短剣をしまい、両手槍に持ち替えて激しいラッシュを繰り出してくる

LAボーナス:〖レッドスカーフ〗(シノンのマフラーのような形で色は深緋色)

アンデッド系のMOBから受けるダメージを最大で2%減らしてくれる


装備に関してはまた別で書こうと思っています

次回からいよいよ月夜の黒猫団編へと入ります

それではまた次回に
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