この小説はプロジェクトセカイとツイステッドワンダーランドのクロスオーバー二次創作作品です。
そしてプロセカの司✕まふゆのカップリング作品です。
また一部原作改変があります。
このことを踏まえた上で楽しんでいただけたら嬉しいです。
あと登場人物のセリフは名前で区別させていただきます。
では、どうぞお楽しみください
開幕プロローグ/覚醒ストレンジャーズ!
あぁ・・・愛しい我が君
気高く麗しい悪の華
貴女こそが世界で一番美しい
−鏡よ鏡、教えておくれ
この世で一番・・・
✭❆✮❆✭❅✮❅
パカラッパカラッパカラッ
ガタゴトガタガト
黒い棺を乗せた馬車が大きな城のような建物へ続く門をくぐる・・・
門には「NIGHT RAVEN」と、記されている・・・
✭❆✮❆✭❅✮❅
私に 彼らに 君たちに
残された時間は少ない
決してその手を離さぬように
✭❆✮❆✭❅✮❅
司「うっ・・・ん?」
司(ここは・・・何処だ?オレは・・・フェニックスワンダーランドでのバイトが終わって家に帰ろうとして、それで・・・)
司「それより・・・ここは・・・?箱の中に・・閉じ込められているのか?」
ガチャガチャ
グリム「ふなぁ〜。開かねえんだゾ!」
司(?!なんだ!?誰の声だ?!)
グリム「どんな手を使っても開かねえんだゾ〜!
仕方ねぇ!別のを・・・」
司(な?!)
司「おい!待て!待ってくれ!!ここを開けてくれ!!」
バンバンバン!!!
ギシッ・・・ギシッ・・・バキンッ
司(ん!空いたのか!!!)
ここが何処なのか、なぜ自分は閉じ込められていたのか、先程の声の主は誰なのかという謎を抱えながら、天馬司は密室の外へと出た。
ガタッ ガタガタッ
まふゆ「ん・・・この音・・・なに・・・?ここは・・・何処?」
まふゆ(なんで私、閉じ込められてるんだろう・・・確かナイトコードで奏達とミーティングしようとして、自分の部屋に入って・・・そこから記憶がない・・・)
グリム「やべぇ、そろそろ人が来ちまうゾ。早いところ制服を・・・」
まふゆ(?! 誰?)
グリム「う~~ん!!
この蓋、重たいんだゾ。
こうなったら・・・奥の手だ!!
ふな゙〜〜〜〜それっ!!」
ボウッと言う音とともに青い炎が蓋を破壊する!!
まふゆ(?!?熱い?!?)
グリム「さてさて、お目当ての・・・って、ギャーーーーーーー!!お前、なんでもう起きてるんだ!?」
まふゆ「?!?しゃべる・・・猫?それに・・・棺が浮いてる?」
グリム「誰が猫じゃーーーー!!オレ様はグリム様なんだゾ!!まあいい。そこのニンゲン!!俺様にその服をよこすんだゾ!さもなくば・・・(ボウッ)丸焼きだ!!」
まふゆ(あっ・・・これ・・・死んだかも・・・ゴメン・・・奏・・・救ってもらう約束、守れそうにないや・・・)
司「貴様ーーーーーー!!!」
グリム「ふな゙ぁ?!?」
まふゆ「・・・え?」
突然、火を吹く黒猫?を捕まえたその青年は、まるで
まふゆ「・・・星みたい」
司「貴様!!人に火を向けたりしたら危ないと教わらなかったのか!?ましてや女性相手に恐喝など・・・恥を知れ!!」
まふゆ「・・・反応するところ、そこ?」
司「ん?」
まふゆ「猫が喋って、火を吹いてるのには触れないの?」
司「ん?・・・・んなぁ!?猫が喋って、火を吹いたぁ?!?」
まふゆ「・・・今更?」
グリム「どうでもいいから離しやがれぇ!ふな゙ぁ〜〜!!」
こうして朝比奈まふゆは、天馬司と出会った・・・
司「ええい!!喋る猫などどうでもいい!!ここは何処だ!!なぜオレはここにいる!!」
まふゆ「・・・もしかして貴方も気づいたらここに?」
司「ん?君もか?」
まふゆ「うん・・・自分の部屋に入って、気づいたらここに・・・」
司「そうか・・・オレはバイト先から帰っていて、気づいたらここにいた。・・・おっと!申し遅れた!オレの名は天馬司!!神山高校二年!!いずれスターになる男だ!!君は?」
まふゆ「・・・朝比奈まふゆ・・・宮益坂学園の二年生・・・」
司「そうか!・・・うん?朝比奈まふゆ?」
まふゆ「?・・・私のこと知ってるの?」
司「ああ。えむがよく話していた。いつも笑っているのに笑っていない怖い先輩だと・・・しかしいつも笑っていると言っていたが・・・今はそんなこと無いようだな!むしろ、自分自身をさらけ出しているようで、いいと思うぞ!!」
まふゆ「え?・・・あれ?なんで?」
司「?」
まふゆ「いつもの自分が・・・できない?」
司「いつもの自分?どういうことか説明してくれないか?」
まふゆ「・・・まあ、いいかな・・・」
✯❆✯❆説明中✯❆✯❆
司「なるほど・・・周囲の期待に答える為の"優等生の自分"か・・・それが演じられなくなったと・・・なら都合がいい。」
まふゆ「え?・・・」
司「どんなことでも我慢するより、ちゃんと言ったり反応してくれる方が、こちらとしても対応しやすい!それに、そんな性格をずっと演じているのは、見ているこちらとしても気分が悪いからな!」
まふゆ「・・・そういうもの?」
司「そういうものだ!!それに、今この場にはその優等生の君を知っている奴はいないだろう?ならば演じる必要もないというわけだ!!ハーッハッハッハッ!!」
まふゆ「・・・そっか、わかった」
グリム「・・・お前ら、オレ様を無視してるんじゃねぇ!!」
司「あっ」
まふゆ「あっ」
グリム「忘れてるんじゃねぇ!!離しやがれ!!オレ様はこのツイステッドワンダーランド一の魔法士になるグリム様なんだゾ!!」
司「こら!!暴れるな!!」
まふゆ「・・・ねぇ?・・・グリム?ツイステッドワンダーランドってこの場所の名前?」
グリム「?何言ってるんだゾ?ツイステッドワンダーランドはこの世界の名前で、ここは世界一の魔法士養成学校のナイト・レイブン・カレッジなんだゾ?」
司「な、なにぃ?!」
まふゆ「どういうこと?ここは日本じゃないの?」
司「も、もしやこれは、あの有名な異世界転移、いや、異世界召喚というものか?!」
まふゆ「異世界?つまりここは私達の知ってる世界じゃないってこと?」
司「信じ難いが棺が浮いていたり、猫が喋っているところからその可能性が高い。とりあえず外に出てみよう!」
まふゆ「うん」
グリム「おいぃ!オレ様にもわかる様に説明しろぉ!」
天馬司、朝比奈まふゆは謎の喋る猫グリムを連れて沢山の棺が浮いている部屋から出ていった