部屋の外に出るとどうやらそこは廊下だった。左側は柱などはあるが吹き抜けとなっていた。
吹き抜けから空を見てみると時刻はもう真夜中のようだった。
司「どうやら人はいないようだな・・・別の場所を探そう。帰り道を知っている者がいるかもしれないからな!」
まふゆ「うん・・・ところでさ天馬くん」
司「うん?どうした朝比奈」
まふゆ「この服・・・なに?」
司「そういえば・・・ローブのようだが・・・」
グリム「お前ら、そんなことも知らないのか?それはこの学校の式典用の服なんだゾ」
司「そうなのか?」
グリム「ああ!なんか豪華そうだから間違いないんだゾ!」
司「・・・何だその理由・・・ところで朝比奈」
まふゆ「?」
司「どうも名字で呼ばれるのは落ち着かなくてな、司で構わないぞ」
まふゆ「そっか、なら私もまふゆでいいよ」
司「わかった、あさh・・・まふゆ」
そうこうしているうちにどうやら図書室らしき部屋に着いた。
本棚は天井までありそのすべての棚が本で満たされている。
しかも二階もあり、この学校がどれだけ豪華なのかを再認識させられる
司「・・・凄いな」
まふゆ「うん・・・ここなら元の世界に帰る方法が書いてある本があるかも」
司「だな!よし!それでは手分けして・・・」
グリム「ふなぁ!」
司「んな?!しまった!!」
グリムが司の手から逃げ出した
グリム「お前ら、よくもオレ様をナメてくれたんだゾ!!二人まとめて消し炭になりたくなかったら・・・(バシィ!!)ふぎゃあ!?痛え!?何だこの紐!?」
?「紐ではありません!愛の鞭です!」
そこには鴉の顔の様な仮面をつけ、帽子を被り、コートを羽織った男がいた。
?「ああ、やっと見つけました。君達、今年の新入生ですね。駄目じゃありませんか。勝手に
司「ん?」
まふゆ「・・・新入生?」
?「それに、まだ手懐けられていない使い魔の同伴は校則違反ですよ。」
グリム「話せ!!オレ様はコイツラの使い魔じゃねえんだゾ?!!」
?「はいはい、反抗的な使い魔は皆そう言うんです。少し静かにしていましょうね」
グリム「ふがふが!!」
?「全く、勝手に扉を開けて出てきてしまった新入生など前代未聞です!どれだけせっかちさんなんですか。さあさあ、とっくに入学式は始まっていますよ。鏡の間へ急ぎますよ。」
司「いや、待て!誰だ貴様!!」
クロウリー「貴様って・・・私は理事長よりこの学園を預かる校長、ディア・クロウリーでと申します。さあさあ、お喋りは後です!急ぎますよ!」
司「校長!?いや、ちょっと待て!オレ達は・・・」
まふゆ「司君、無駄だよ。この人話聞いてない。」
司「なんだとぉーーー!?」
✭❆連行中✭❆
バンッ!
大きな音とともに学園長ディア・クロウリーが司とまふゆを連れて鏡の間に戻ってくる
クロウリー「遅れました!!」
赤髪の青年「あ、来た」
猫耳のようなものが生えた男「んだよ。今頃重役出勤か?(スンスン)ん?あいつ・・・」
眼鏡を掛けた青年「おやおや、そのお二人がいなくなった新入生ですか?」
褐色肌赤眼の青年「見つかってよかったな!!」
麗しい青年「へえ・・・なかなかいい素材持ってるじゃない」
タブレット越しの人物「ひぃ!!金髪の方、絶対陽キャですぞ?!」
クロウリー「さあさあ、時間がありませんので二人同時にどうぞ。狸くんは私が預かっておきますから」
クロウリーに急かされるまま、鏡の前に立つ二人
闇の鏡「汝らの名を告げよ」
司「オレは天馬司!いずれスターになる男だ!!」
まふゆ「・・・朝比奈まふゆ」
闇の鏡「・・・ファミリーネームはツカサとマフユか?」
司「ファミリーネーム?名字か!いや!天馬の方がファミリーネームだ」
まふゆ「同じく」
闇の鏡「なるほど・・・
ツカサ・テンマ・・・
マフユ・アサヒナ・・・汝らの魂のかたちは・・・」
闇の鏡「どの寮にもふさわしくない」
クロウリー「・・・なんですって!?」
司まふゆ((まあ・・・この世界の人間ではないしな・・・))