〜オリョール海上空〜
絶「さて始祖の神の連絡にあった世界はここか…適性者は艦娘と呼ばれる者達だというが…拠点を探さないとな…ん?もしかしてあれが艦娘か?」
(絶の視線の先には銀髪の少女がふらつきながら海の上を走っている所であった)
絶「…なんかボロボロじゃないか?目に光も無いし…始祖から聞いた話だと艦娘はこの世界の人類の最後の希望みたいな存在なんだろ?なんであんなボロボロなんだ…?」
(絶が色々考えていると少女な倒れてしまった)
絶「…とりあえず救助するか…」
(少女治療中…)
少女(うう…ここは…?)
絶「と…えず…にあったが……ひど…」
少女(誰か…居るのかい…?)
絶「ちりょ…まほ…こ…きず…ひど…にんげ…あきれ…いまは…なおす…」
少女(なんだろう…何を言ってるのかは解らないけど…安心できる)
絶「今は休め」
少女(ああ…そう…させて…貰う…よ…)
絶「やれやれ…若干意識が覚醒してたが…中途半端に覚醒してるかえって辛いし寝たようで安心した…さて」
(少女の頭の上に黒い魔法陣が浮かぶ)
絶「…これは酷いな…」
(絶の脳裏には少女の記憶が見えていた。少女の記憶は凄惨で余りにも酷過ぎる物だった)
絶「最初の方は船の頃の記憶だろうが…この上司らしき男は…豚というかオークというか…醜すぎないか?おまけに横領に暴力に恐喝に…大破行軍や入渠させずにそのまま戦闘させるだと?しかも自分より立場が上の奴にはゴマすってるし…大将もグルかよ…この世界の海軍終わってんじゃねぇか…この子の傷も砲撃というより殴られたみたいな感じだし…この傷か形的に金属バットか?しかもマトモな飯も食わせず補給だけで済ませるって…上に立つ者として部下の健康管理位しろよ…」
(そう言いつつ何処からか炊飯器と塩とラップ…後は釣竿と釣り餌を用意して彼女のご飯を用意する)
絶「治療魔法で物理と精神の傷は癒したが…まぁちゃんとした飯も食わせてやらないとな…全く…この世界は彼女達に対して優しく無さすぎる…」
(そう絶がボヤいていると早速釣竿に何かが掛かる)
絶「おっ、掛かったかザボォ…ん?」
(掛かったのは…駆逐イ級だった)
絶「…なんだコイツ」ズドンっ
イ級「…っ!?」
絶「あのさぁ…この程度攻撃効くわけねぇだろ…とりあえず斬る」スバッ
イ級「っ…」
(絶によって真っ二つになり沈んでいった)
絶「さて…釣りを続けるか…ん?もう掛ったかサボァ…今度はマグロが釣れたか…シーチキンでも作るかね…マヨネーズあったよな…」
(そうして絶は魚を釣りつつ時に深海棲艦を釣りながら少女が目を覚ますのを待っていた)
この物語は元人間の魔神と不死鳥の呼ばれ名を持つ船の少女が紡ぐ物語…
後書きですっ!ここでは用語を解説していきます!
魔神
魔王級の悪魔が修練を積み続けその限界を超えることでたどり着ける種族。始祖の神が最初に生み出した4種の内の1種で戦闘力に特化している。血を与えたり膨大な魔力を与えたりすると適性者を魔神に変える。悪魔や魔神は強さを貴族の階級で表していて絶は王級魔神であり悪魔や魔神に対する絶対命令権を有している。
始祖の神
本当の意味で神の王に君臨するもの。あらゆる神を生み出した存在だが最初の4種族と一部の神以外は自分の意思で生み出した訳ではないので興味を持たない。ただし神という存在に対する絶対命令権を有している為戦力的な意味では興味の無い神も大事にしている。本人はお祭り大好きで毎日を楽しく過ごすことを信条としている。定期的に人間界に降りては買い物をしたりイベントを楽しんだりする。因みに結婚していて今年で2003歳(人間で言うところの3歳位)になる娘がいる。