遊利とユーリの遊戯王GX奮闘記   作:laver

4 / 6
まだまだ行くぞー!次弾(書き溜め)装填じゃー!
残り弾数が少ない?知るかー!うてー!


3話:遊城十代

 結局ペンダントの中身を見れないまま飛行場へと到着した。残念無念、また「後で」だ。

 そういえば2期の時は新入生は船で島に上陸してたみたいだけどこの差は一体何なんだろうか。どちらかというと船はあまり乗った事がないから船の方が良かったが特に気にしない。

 

 既に搭乗は可能になっていて、売店でデュエル関連の雑誌と紅茶を購入し、すぐに搭乗口へ向かった。

 昔はコーヒーの方が好きだったがこの体になってからは紅茶派へ変わってしまった。ユーリに聞いてみると紅茶やハーブティーにはこだわりがあるらしく、振舞ってくれる彼の紅茶やハーブティーは店に出せる美味しさだった。

 間違いなくユーリの影響はデュエル以外にもこんな形でも表れている。

 

 僕が機内に乗り込んだ途端、先に搭乗していた新入生達の会話がぴたりと止み、ひそひそ声に変わった。…いやどんだけなのさ僕って。

 

「おい、あいつ実技試験の時の融合使いじゃないか?」

「ああ! あいつが」

「俺あいつが変なポーズしてたの見たぜ」

「噂だとデュエルしてる様が死神って話だ」

「うっそ。私は悪魔みたいな笑みを浮かべてたって聞いたけど」

「帰りはリムジンに乗って帰ってたらしいよ」

「なんだよそれ。ボンボンかよ、やな感じ」

 

 絶賛好き放題言われてます。いや悪魔とかそれはズァーク。

 せめてもの救いはペガサスさんと一緒だという情報が広まっていない事だ。

 もう今は何言っても焼け石に水、いや下手したら火にガソリンかもしれない。

 大人しく指定された席に向かうが、なんと席は1番右奥の窓側の席だった。

 僕に対する視線からも席からも漂うこのボッチ臭。幸先はあまり良くなさそうな予感……。

 いや諦めてはダメだ! 僕は絶対友達を作るんだ! 

 

 今ボッチフラグ確定乙wwって思ったヤツは前出ろ。こら。

 

 ため息をつきつつ席に座り、先程購入した雑誌を広げる。

 

『このDDって男、かなりやるんだね』

 

 ちょうど、9年無敗のデュエリスト【DD】を特集しているページを開いていた。

 

「これが本当の彼の実力だったら驚愕に値するけどね」

 

 実際は【破滅の光】に乗っ取られ、【究極のD】のおかげでここまで登りつめた元落ちこぼれプロデュエリストの訳だ。

 しかもカードデザイナーであり【エド・フェニックス】の父親を殺して究極のDを手に入れた咎もある。決して一方的な被害者とは言えない。

 

「こいつも操られた側だけど助ける気は起きないな」

 

 そう一蹴し、何か面白いページはないかと探していると。

 

「【I2社】会長のペガサス氏が近日、新ルール施行と新召喚方法の導入開始を宣言……。へぇ、やるとは聞いてたけどもうやるんだ」

『新召喚法は【シンクロ召喚】か【エクシーズ召喚】のどっちになると思う?』

「シンクロ召喚だと思うよ」

 

 順番的にね。

 

 僕はペガサスさんにシンクロ召喚とエクシーズ召喚の2つの召喚方法を提供した。

 ペンデュラム召喚とリンク召喚に関しては時期早々の上にいきなり4つの召喚方法は色々と混乱を招くという点もある。なおかつ今のデュエルディスクでも可能なのは最初の2つだと判断した結果だ。

 

 ラッシュデュエル? 知らない子ですね。

 

 この話をした時、ペガサスさんは目を輝かせて是非この世界にも取り入れたいと言ってきた。

 歴史が変わってしまう形にはなるが僕の卒業前にはきっとエクシーズ召喚も広まっていくとの事だ。

 というよりペガサスさんがこの前のパーティーで酔った勢いでベラベラ喋ってた。結構な重大機密だとは思ったけど遊戯さん達なら周りに漏らす心配は無いだろうし。

 ちょっと心配な城之内さんはその時酔い潰れて寝てたし。

 

「それにしても早いな。あれからまだ数日しか経ってないよ」

 

 行動力があるというか何というか。

 むしろその行動力こそが成功者共通の秘訣なのかもしれない。

 

 

 

 

 

 ────────────────────

 

「なあ翔、俺が来る前にすんげえデュエルするヤツが居たって本当なのか?」

 

 実技試験でクロノス教諭を破り、有名人となった受験番号110番の遊城十代は試験会場で知り合った【丸藤翔】に飛行機の中で尋ねていた。

 

「あっそっか。アニキは知らなかったんすね。それはもう物凄く強くかったんだから。けどそれより凄かったのはその時の顔っすよ。あれはまるで死神や悪魔のようだったっす!」

 

 哀れ遊利……。すっかり顔芸の人として認識されているらしい。

 この悲しいレッテルを剥がせる日が来るかは作者の気分次第だろう。

 

「へー死神デュエリストかあ! 面白そうだなあ! そいつとデュエルしてみたいぜ!」

 

 しかし十代はそんなこともお構いなしの様子だった。

 ただ純粋に遊利とのデュエルを望んでいる。

 

「何言ってるんすかアニキ…。そんなフレンドリーな人じゃないっすよ、絶対」

 

 翔が呆れながらそう返すがやはり当の十代はお構いなしらしい。

 

「そんなもん会ってみないと分からないじゃんか。くー! 早く会ってみたいぜ!」

 

 性格が良いのかデュエルバカなのか……恐らく両方だろう。

 さすが遊戯王の主人公歴代1位とも言える程のデュエルバカである。(ただし覇王十代の時は除く)

 

「なあ、翔! 島に着いたら早速そいつ探してみないか?」

「ええっ‼︎僕嫌っすよ! 探すならアニキ1人で探しに行きなよ」

「ちぇー。なんだよ、ノリ悪いなー」

「アニキがアクティブすぎるんす」

「そうかなあ? 普通じゃねえか?」

 

(色々)普通じゃないです、はい。

 

「おっ! 見てみろよ翔! アレがデュエルアカデミアじゃないか?」

 

 十代が窓から顔を覗かせ、飛行機の下に広がる海にポツンと浮かぶ孤島を指差した。

 

「ここが俺達が3年間を過ごす場所かー! 

 よーし! 俺は絶対ここで1番になってやる!」

「すごい自信っすね……」

 

 と翔は十代を見て目を細ませてそう言う。

 翔にとって兄貴分の十代は眩しい存在だった。そう彼の実の兄、アカデミアの【カイザー】こと【丸藤亮】のように。

 翔にとって亮は身近にいたとても大きな壁のような存在だ。

 

 優等生な兄と劣等生な弟。

 

 いつも周りから比べられ、同じ兄弟なのにと言われ……そんな翔にとって実の兄はコンプレックスの象徴なのかもしれない。

 しかし、それ以上に亮は翔にとって憧れの象徴でもあった。

 自分もいつか兄さんのようになりたい…! 

 その気持ちを奮い起こして亮がいるアカデミアの入学を決意した。

 

 しかし結果として入学は出来たが、試験の内容は誇れる内容ではなかった。

 そして十代が実の兄と同じくらい大きな高い壁として現れた。その為か翔は今現在、気分が滅入ってるようだ。

(アニキは筆記は…まあともかく、デュエルではあのクロノス先生にも勝てた…。それに比べて僕は…)

 

 自分が目標としてる壁の高さ達にただただ慄く翔であった。

 

「はぁ。僕は本当にダメだなあ……」

「? 何言ってんだよ翔?」

 

 考えていた言葉が意識せず口から出ていたらしく、十代がそれに反応した。

 

「十代のアニキはスゴイよ。それに比べて僕は頭もデュエルの腕も……」

「そんな事はないぜ翔」

 

 弱音をボソボソとこぼす翔を十代は遮る。

 

「お前だってちゃんと合格したじゃんか。本当にダメな奴ならデュエルアカデミアに合格なんて出来ないぜ」

 

 デュエリストなら誰でも憧れるデュエルアカデミア。十代はその試験に合格した翔は決してダメな奴ではないと言った。

 それに……と続ける十代。

 

「まだまだ学校生活は始まってもないんだ。これから頑張っていこうぜ、翔!」

 

 そう言い切り、サムズアップを十代はしてみせた。

 不思議と十代の声は翔の心に響くものがあった。これは十代のような真っ直ぐな人間が言うからこそ、愚直な程の真っ直ぐな言葉が人の心に届くのだろう。

 

「アニキ……。う、うん! そうだよね! よ、よーし……僕も頑張るぞー!」

 

 十代の言葉に感化され、萎えかけた気持ちを再び奮い起こさせる翔。

 

 そう、十代の言う通りまだアカデミアの生活はスタートもしていない…。

 絶望するのにはまだ早いのだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ────────────────────

 

 アカデミア生活、スタートして数秒。

 ぼくはぜつぼうしている。

 

 ・飛行機が島に着いた。うん、問題ない。

 ・案内されて会場に連れてかれる。うん、良い。

 ・名前を書いて制服をもらうために列に並ぶ。うん、悪くない。

 ・もらった制服がオシリスレッド。うん、……うん? 

 

 オシリス……レッド……だと……! 

 

 な、なぜだ? 僕はいたって真面目に受験をしたはずだ! 

 

『いやいや、ある意味納得するでしょ、これには』

「何でそうなるのさユーリ!」

『筆記試験の成績は66番だったし……』

「そ、それは試験の前の夜に城之内さんと半ば強制な夜通しデュエルをしてたからであって……」

 

 眠気で試験問題すら半分くらい入らなかった。

 その話を送迎会でした時は、城之内さんは参加していた大人達に総スカンを食らっていて哀れだと思ったが、僕もしっかりと怒られた。

 

 解せぬ。

 

『実技試験では試験官をコケにしながらデュエルに興じて1ターンキル』

「うん、あれはとても楽しかった! ……じゃなくて! 1ターンキルって結構立派な成績じゃないか」

『諦めなよ、遊利。あんな顔して受かっただけ奇跡なんだから』

 

 顔で落ちてたまるか! 

 ポンっと肩に手を置き、優しい笑顔を浮かべるユーリ。

 ムカつくな、この笑顔。

 

「クソ……こうなったら海馬さんに直訴してやる!」

 

 そうだ! 僕にはまだ社長という名の最強の秘密兵器があるのだ! 

 社長に言いつけてやるよ、アカデミア上層部の豚共が! 圧倒的な権力の前にひれ伏すがいい! フハハハハハハハハハハハッッ‼︎

 

「フハハハハハハハハッッ‼︎」

『いい加減その狂ったような高笑いやめないと本当に危ないヤツだって認識されるよ? それに、ボクの体でそんな高笑いしないでキモいから』

「あ、声に出てた?」

『出てた。それにそんな事しても海馬さんがどうこうしてくれるなんてボクには想像出来ないな』

「ぐっ、いやそこは可愛い後輩兼友人のお願いなら」

『可愛いならまだしも遊利の場合は生意気でしょ』

「…………」

 

 お前には生意気なんて絶対言われたくないが、ぐうの音も出ないとはこの事か。

 確かに海馬さんなら『貴様のロードは己自身の力で切り開け!』なーんて言ってくるに違いない。

 

 ふー仕方ない、か。

 

「オシリスレッドも悪くない。ということでささっと着替えるよ」

 

 切り替えが早いだって? そうしなきゃやってられないってこれまでの全てのこと。

 

 更衣室でインナーには紫色のシャツを、ズボンは淡い青色の物をチョイスし着用。その上からオシリスレッド生のジャケットを羽織り、鏡を見ると中々様になっている。

 

 赤色も意外と良いな。

 

『準備は良いみたいだね』

 

 更衣室を出て僕の姿を見るとユーリはそう言った。

 

「うん、じゃあまずは寮に行こうか」

 

 支給されたPDAでアップされている地図を確認しながら寮に向かう。

 

『どんな寮なのか知っているの?』

「少なくとも実家のクオリティーを求めたら痛い目に合うとだけ言っておこう」

 

 むしろ実家と寮でクオリティーやら全てが両極端なんだよ。

 

『元々そこまで期待してなかったけど、その顔を見て何となく察したよ』

 

 悟った僕の顔を見てそれ以上追求しないでくれた。大丈夫、すぐに嫌でも分かるから。

 

 

 ────────────────────

「えっと、もうそろそろ着く頃なのかな?」

 

 本校舎から歩くこと約10分、僕達はようやく目的地であるレッド寮まであと少しの所まで来た。

 

『それにしても遠いね。寝坊したら間違いなく遅刻じゃないの?』

「そうだね、坂道も多いし。遅刻は確実だ」

『ふぅ。それにしても疲れた』

「ユーリって浮いてるよね? 楽だよね?」

『浮くのも疲れるんだよ。気分的に』

 

 しばいたろかコンニャロ。

 

「そんな軟弱だとマ」

『おっとごめん! 足が滑った! で、どうしたの遊利? 何か言おうとしてなかった?』

 

 ……ありのままを説明しよう。今ユーリは、僕のこめかみ目掛けて蹴りをかましてきた。

 浮いている事をいい事にハイキックでは無く僕の頭をサッカーボールを蹴るように蹴ってきた。しかもご丁寧に足だけを実態化させてだ。……ダメージをキッチリ与えるつもりだったな。

 まあ、なんとか避けられたからケガは無かったけど。

 

 マナって言おうとしたらすぐコレだよ。もしかして飛行機前のペンダントの一件を根に持ってんのかな? 

 

「いやいや気にするなよ。誰にだってそんな時もある。ところでユーリ、僕今ものすごくサッカーしたくなってきたよ。出来れば地面にめり込んだ後、突き出した頭だけ実態化してくれない? 久々にフリーキックをやってみたくてね」

 

 何故か、不思議と、突然に、サッカーがしたくなったのでユーリにボール役を頼んだ。別にさっきの行動を怒っての仕返しなんかでは無い、別に。

 ほら誰か言ってたじゃないか『友達はボール! 怖くない! 真の友達こそボールだから今すぐ蹴っとばせ‼︎』ってさ? 

 

 え? 違うって? ハハッ、細かい事はどうでもいいじゃないか。

 

『アハハハッ。全く遊利は何を言っているんだい? そんな事をしたら痛いじゃないか? 分からないならボクが教えてあげるから早くそこに寝てくれると助かるなあ。思いっきり蹴飛ばしてあげるからさ』

「全くユーリときたら。アハハハッ」

『遊利こそ。アハハハッ』

「『アハハハハハハハハハッ!』」

 

 ……………………………………。

 

「『やるか!!!!』」

 

 刹那、お互いの胸倉を掴み合い、拳を構える2人。クソ、やはりこいつとは(たまに)相容れない! 今ここで因縁(大嘘)の決着を着けてやる! 

 そうして一触即発しそうな雰囲気……いやもう一触即発して、二触目に差し掛かりそうな僕達は……

 

「お────ーい!」

 

 遠くから聞こえてきた声によって動きを止めた。

 

「この声って」

『キミの知り合い?』

「何とも言えない」

 

 知り合いではないが知らないわけじゃない。この声は僕が向こうの世界にいた時にテレビ越しで聞いていた声だ。

 

「お────い!」

 

 こちらに向かって走りながら手を振り大声をあげてるのは遊戯王GXの主人公、【遊城十代】だった。すぐ背後には十代の腰巾ちゃ……じゃなかった、【丸藤翔】も居た。失礼。

 

「はぁ、はぁ……は、速すぎっすよ。アニキ……って……ヒィ!」

 

 丸藤翔は僕の顔を見た途端小さいが悲鳴をあげた。

 え、何? 僕まだ何もしてないよね? まさかまた顔か? 僕はもう顔芸の人で通っちゃってるのか? 

 

 その事にショックを受けてると十代が俺を指差してこう言った。

 

「お前、実技試験の時に凄かったっていう死神デュエリストだな!」

 

 what? 彼は今なんて言った? 死神? 

 

「待って。その死神ってのは少し止めてくれないかい? 僕にはちゃんと遊利って名前があるんだからそう呼んでよ」

「そうか、分かった! よし、遊利! 俺は遊城十代だ! 俺と今からデュエルしようぜ!」

 

 what?? 

 待って、展開が早すぎる。落ち着け。僕は今、自分の名前を教えただけだ。それなのに何故そこからデュエルしようぜ! になるのさ……。

 

「なぁなぁ遊利! 早くやろうぜ! 翔からお前の事聞いて絶対デュエルしようって思ってたんだ!」

 

 なるほど、僕の噂を彼から聞いてたのね。

 

「……ふぅ。その翔って言うのは僕の顔を見るなり悲鳴を上げて今、君の背後に隠れている子のこと?」

「え? お、翔。お前何してんだ?」

「いや、えーっと想像以上に迫力があって僕ちょっとビビっちゃったっす。アハハー……」

 

 と苦笑いで返す丸藤翔。いや迫力も何も自然体だったよ? 迫力込めてみようか? 

 あー無理だ、込め方が良く分かんなかった。

 

「で、そういう君の名前は?」

「あ、悪い悪い。そういやまだ教えてなかったな。俺は遊城十代! よろしくな!」

「そう、じゃあよろしく頼むよ、遊城君。見た所同じレッド寮の同胞みたいだし」

「十代でいいぜ! やっぱりお前もレッド寮か! いやー知り合いが居て良かったー! なあ翔!」

「アニキ、別に知り合いじゃないんじゃないの?」

「細かい事は気にすんなよ」

 

 アニメで見て思ってたけど、スゴイ賑やかなヤツなんだな。

 

『遊利、どうするの? 彼の誘いを受けるの?』

 

 傍観していたユーリが声をかけて来た。

 

「うん、受けるつもりだよ。あっ、ユーリ少し隠れとかないと」

 

 と、ある事を思い出しユーリに声をかけようとしたが。

 

「って、うおお! 遊利が2人も居るじゃんか! しかもこっちの遊利は浮いてるし!」

 

 あちゃー遅かった……。

 これには流石のユーリでも目を丸くして十代を見つめた。

 

『もしかして……ボクの事見えてる?』

「何言ってんだよ? ちゃんと姿が……モグァ」

「はーい。おっけー、とりあえずデュエルするよー」

「モグゥ! モグァ!」

 

 翔が居るのでこれ以上余計な事を言われる前に十代の口を塞ぎ、デュエルに移るよう誘導する。

 その翔は何が起きてるかチンプンカンプンと言ったところだ。仕方ない、十代は精霊が見えるのでユーリの姿を認識出来たが、普通はそうじゃない人の方が多い。

 

「この浮遊霊の事も後で詳しく話すからとりあえず今はデュエルをしよう」

「ぷはぁ! 何か良く分かんねえけどデュエル出来るならそれに越した事は無いぜ!」

『誰が浮遊霊だ、誰が』

 

 ユーリはスルーして十代とデュエルをする為デュエルディスクを装着する。

 このデュエルディスクは海馬さんからもらった最新型のプロトタイプの物だ。

 

 フォルムはアカデミアのディスク同じだが、カラーリングが異なり、メインカラーが黒で4期の時にあった各寮の色のラインの部分は紫となっている。かなりダークなカラーリングだがそこが良いんだよねー。

 分かってくれる人は少ないけど。

 オートシャッフルの機能もあるので便利だし。

 

「おっ、そのデュエルディスク、カッコいいじゃん! いいなぁ!」

 

 分かってくれる同志がここにもいた……! 僕の中の十代への好感度が15上がったぞ。なお、好感度が上がってもそんな『デュフフフ』な展開は無いので悪しからず。

 

「だよね! いやー、中々分かってくれる人が居なくて寂しかったんだよー」

 

 デュエルディスクにデッキをセットし、ディスクを起動させる。

 十代も同じようにしてディスクを構えていた。

 

「へへっ! どんなデュエルになるか楽しみだぜ!」

「うん、実は僕も結構楽しみなんだ」

 

 さて、今の主人公はどれだけ出来るのかな? 

 とても楽しみだ! 

 

「「決闘!!」」




遊「と、いうことで次回は十代とのデュエルスタートだ」
ユ「2話もデュエルしない、遊戯王作品なんて他にあるかな?」
遊「作者がビビってるんだよ。現に感想の通知とか開く時おっかなびっくりしてるよ彼」
ユ「よし、それじゃあ彼のあたらしいあだ名はチキンね」

作「コケコッコー!(感想・評価ありがとうございます!)」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。