ハザマ「絶対に笑ってはいけないブレイブルーですよ!ひゃっはあああああ!!」   作:arutairu

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どうも、アルタイルです。
豆乳を啜っていたらいつの間にか一日が終わっていました。



第十四話 ラグナ「…ウソやん」

    ~それから数十分後~

 

ライチ「はい!それじゃ実際の体験研修は終わりよ、皆集まってくれるかしら?」

 

ラグナ「最初の変態仮面野郎の事を除けばマジで普通の研修でビビったんだが…」

 

ハザマ「オレもだわ。何か来ても良いように構えてたんですが、杞憂でしたね」

 

マコト「レジのハザマ大尉が構えてたら店に来た人怖くて逃げちゃった人いるんじゃないの?あ、私ちょっとトイレ行ってくる」

 

ハザマ「いえいえ、アウトにならないようにですが常に営業スマイルは欠かしていませんでしたよ?」

 

ノエル「へぇ…どんな感じだったんですか?」

 

ハザマ「え?今やれと言いますか……………………ニコォ(暗黒微笑)」

 

ツバキ「衛士さん、こいつです」

 

ラグナ「お前らが衛士だろうが。それにしても、こりゃタケミカズチも全裸で逃げ出すレベルだな」

 

ハザマ「ちょっと待てやそれどういう意味だ?」

 

ラグナ「もっと分かりやすく言ってやると緑膿菌が更に腐敗したような顔だったな」

 

ハザマ「あ”?」

 

ラグナ「うん?」

 

 

 

ライチ「はいはい、元気が良いのはいいけど、今は少し抑えてね?」

 

ハザマ「…ちっ。後でぶっ潰してやるから覚悟しとけや」

 

ラグナ「その言葉そっくりそのままリボンでも付けて送料込でお返しするわ」

 

 

 

 

 

 

 

マコト「少しトイレ行ってる間に何があったし」

 

ツバキ「ええ、ちょっといざこざがあってね」

 

 

 

 

 

 

 

ライチ「あ、言い忘れてる事があったわ。そこで睨み合ってる二人もこっち向いて話聞いてくれるかしら?」

 

ラグナ「あ?」 ハザマ「お?」

 

ライチ「…か、顔は元に戻してくれないかしら……。えーと、これは最初に言っておくおくべきだったのだけど、最もアウトが多かった人には罰ゲームとして何かしらのペナルティがあるらしいの。」

 

全員「…………は?」

 

 

 

ノエル「えぇぇぇ!?そ、そんなの聞いてないですよ!?」

 

ライチ「本当にこっち側のミスだわ。本当にごめんなさいね…」

 

マコト「それは良いよ。それよりその罰ゲームの内容だよ!何?トイレ掃除とか?」

 

ツバキ「減給とか?…あ、それだと無職のラグナ=ザ=ブラッドエッジがノーリスクだわ」

 

ラグナ「うるせえな……まあ無職だけどよ…」

 

ライチ「そんな生易しいものでわ無いわ。何と最もアウトが多かった人は…」

 

ツバキ「人は?」

 

ライチ「『死ぬまで統制機構で血反吐を吐くほど働く』という内容らしいわ」

 

ラグナ「いやちょっと待てや。そもそもオレは図書館に入って無いんだが………」

 

ライチ「何でも強制的に帝の『絶対的ななんか』によって就職させられるらしいわ」

 

ツバキ「絶対的ななんかって何ですか!?」

 

ライチ「後、今ダントツでアウトが多いのはラグナ、あなたよ」

 

ラグナ「…ウソやん」

ツバキ「ふっw」

 

         デデーン ツバキ アウトー

 

ツバキ「き、急に口調を変えないでくださいww」

 

              スパーン

 

ノエル「確かにしょっちゅう色んなとこで笑ってましたもんね」

 

マコト「何も無い所で思い出したように笑ってたりしてたからそれもカウントされてたらかなりの数だよあの人」

 

ハザマ「ちなみに私達が何回かといった情報は無いんですか?」

 

ライチ「ええ、もちろんあるわ。それじゃアウトの数が今の所低い人から発表するわね……まず最も少ない人はハザマ大尉で、58回ね」

 

ハザマ「一番少ないといわれてもこれですか……これは一位の人が恐ろしいですねぇ」ニヤニヤ

 

マコト「えー、緑膿k大尉絶対もっとアウトの数多いって~」

 

ハザマ「ナナヤ少尉、根も葉もない言いがかりはやめてくれませんかねぇ?」

 

マコト「根拠はあるよ。大尉ってよく何か笑いそうな事があったらよく帽子を深くかぶり直して顔隠すようにするじゃん。その時肩がすごい震えてるの見たもん」

 

ハザマ「寒いからちょっと身体が震えただけですよ」

 

マコト「う~~…納得いかな~い」

 

ハザマ「話を戻して、次にアウトが多い可哀そうな人は誰なんです?」

 

ラグナ「自分が一番少なかったからって調子乗りやがって…」

 

ライチ「次はツバキちゃんで、63回よ」

 

ツバキ「わ、私ですか…」

 

マコト「まぁ~、これは順当かな」

 

ノエル「ツバキすごい笑うの耐えてたもんねー…顔真っ赤ですごい可愛かったもん」

 

ツバキ「ちょっノエル、からかわないでよ///」

 

ノエル「からかって無いよ?私本当にツバキは可愛いなって思ってるよ?」

 

マコト「素直になろうや、ツバキさん、あなたは可愛いんだよ」

 

ツバキ「もう!マコトまで…///」

 

ハザマ「はいそこ良い感じにならない。すみませんねぇ、いちいち話がそれてしまって」

 

ライチ「いいえ、あの子達本当に仲が良いから、見てるこっちも楽しくなってしまうわ」

 

ラグナ「何か母親臭え台詞だな」

 

ライチ「あー、私今すごいアベラエルのモノマネしたい気分なのよねー。ちょーっとラグナ=ザ=ブラッドエッジ見てもらえないかしら?自信あるんだけど」

 

ラグナ「すみません口が滑りました」

 

ライチ「全く……三位と二位は一気にいくわね。三位はマコトちゃんの79回、二位のノエルちゃんは93回よ」

 

ノエル「えぇ!?私ってそんなにアウトになってましたか!?」

 

マコト「あのアウト製造ボタンがかなり差をつけたのかもしんないね!」

 

ノエル「あれはマコトのせいでしょ!!」

 

ハザマ「まぁそして……」チラッ

 

ラグナ「あ?んだよ」

 

ツバキ「それの更に上を行く人が一人…」

 

ラグナ「うるせえよお前ら!言うんならさっさと発表してくれよ」

 

ライチ「一位のラグナ、112回よ」

 

ラグナ「は?」

 

ライチ「112回よ」

 

ラグナ「悪ぃ。よく聞こえなかったわ、もう一回」

 

ライチ「122回よ」

 

        デデーン ハザマ アウトー

 

ハザマ「さりげなく増やしやがったww」

 

           スパーン

 

ラグナ「ウソ…私のアウト、多すぎ?」

 

ノエル「すごいですねラグナさん。100回超えてますよ!」

 

ラグナ「いや全然嬉しかねえよ」

 

 

 

 

 

 

ライチ「まあさっきの研修であなた達とても頑張ってたし、しばらくは研修室でしっかりと休息を取れば良いと思うわ。また何かあったら伝えに行くから、それまでの間だけれど」

 

ツバキ「分かりました。それまではゆっくりとさせてもらいます」ペコリ

 

マコト「ゆっくりできれば良いんだけどね~」

 

 

 

 

            ~廊下~

 

ノエル「それにしてもラグナさんすごいアウトの数ですね……身体大丈夫ですか?」

 

ラグナ「分かんねぇ……だが今は何としてもこのアウトの回数一位というのを何とかして『死ぬまで図書館で働く』なんていうのを防がねえとな」

 

ハザマ「『血反吐を吐くまで』が抜けてるぜ子犬ちゃん」

 

ラグナ「んな細けぇ事ぁどうでも良いんだよ!オレは図書館で働くなんてのは死んでもゴメンだ!!」

 

ツバキ「笑顔の絶えない『楽しい』職場ですよぉ?」ニコォ

 

ラグナ「月の給料が遠足のおやつ代程度しかない職場のどこに笑顔が生まれるってんだよ!?仮に生まれたとしてもそれは笑顔という名の別の何かだ!」

 

ハザマ「ごちゃごちゃうっせえよ、ま、このままじゃ到底社畜入り不可避だけどな」

 

ラグナ「ザケンナ、こちとらまだ希望がある」

 

               ガラッ

 

 

 

           ~新人研修室~

 

マコト「……」ペラッ

 

ツバキ「マコト、その北○の拳ってそんなに魅入るほど面白いの?」

 

マコト「なんか見てたらハマっちゃってさ」

 

 

 

ラグナ「なあどうする?また引出し調べるか?もしかしたら何か変わってたりしてるんじゃねえか?」

 

ハザマ「そうやって自ら死にに行くから、アウト一位になるんだよ学習しろよバカ」

 

ノエル「あ、そうだ。ラグナさん、ハザマ大尉。前あったDVD何故か私の机の上にありましたから観ませんか?暇つぶしになると思うし。マコトとツバキも良いでしょ?」

 

ラグナ「おう、頼むわ」 ツバキ「ええ、構わないわ」

 

 

 

 

ノエル以外の四人「…………………前の?………あ」

 

マコト「ノ、ノエルン!ちょっと待ってそれは……」

 

ノエル「あ、始まるよ」

 

             ウィーーン

 

ハザマ「手遅れだったか…」

 

 

 

 

<~~~♪

 

ラグナ「何か爽快な感じのBGMだな」

 

     

         題名『統制機構の衛士100人に聞いてみた!!この五人で誰が一番アウトになってほしい!?』

 

 

全員「!!??」

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 





約2リットルの豆乳を摂取したこの私を、何人も止める事ができるだろうよ…
おなかいたい

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