ハザマ「絶対に笑ってはいけないブレイブルーですよ!ひゃっはあああああ!!」 作:arutairu
ラグナ「花火ぃ?今冬だぜ?……だが……」クンクン
ラグナ「確かに…この特有の焼けた匂い…火薬っぽいな」
ノエル「ラグナさん!かやくはこんな焦げた匂いしませんよ!もっと食欲をそそるような風味のあるですね…!」
マコト「ノエル~ん、多分それ違うぞ~」
ツバキ「確かに焦げ臭いですね外で誰かが野焼きでもしてるのかもしれませんよ?」
ラグナ「この御時世にかぁ?しかも火薬使って野焼きするチャレンジャーがどこにいるってんだよ?」
ツバキ「そ、それもそうですね…」
ラグナ「よし、ノエル見てこい、GO!」
ノエル「ラグナさん私を体の良い囮かなんかだと思ってません?」
ラグナ「?(・_・;)」
ノエル「もうっ良いですよ!行けばいいんでしょ!!」
ノエル「言っときますけど、ちょろっと様子見てきて、すぐに帰ってきますからね!」
他五名「ぉーん…」
ノエル「ちょっとは心配してくださいよぉ!悲しくなってくるじゃないですか!!泣いちゃいますよ、女の子だから!!」
レイチェル「くどい。早く逝ってらっしゃい」
ノエル「はぃ…」
ガララ ピシャン
ラグナ「何なんだろうな、この匂い」
ハザマ「まあまあ、焦らずともノエル嬢がすぐに教えてくれるでしょう(丸投げ)」
マコト「まあノエルんなら大丈夫だよ。前も公園の池の鯉追いかけまわしてたし」
ツバキ「何がどう大丈夫なのか全然分からないわ、マコト」
レイチェル「真冬の寒空の下でそんなに元気な体力とプライドを捨てきった精神の事を言ってるんでしょう、私にはよく分からないけど(丸投げ)」
ノエル『きゃあああぁぁあ!?』
他五名「!?」
ツバキ「今のはノエルの声!?」
ラグナ「トイレのバケツに足でも突っ込んだかな?」
マコト「ノエルはそんな事じゃこんな声ださないよ!」
ピンポンパンポーン
バング『研修生の皆、聞こえるでござるかー?』
ハザマ「あ、露出狂忍者だ」
マコト「あ、放送室じゃなくて取調室に行くべき人だ」
ツバキ「あ、咎を追うんじゃなくてポリスメンに追いかけられるべき人だ」
ラグナ「あ、変態だ(直球)」
レイチェル「あ…えと………その………………むぅ(思いつかなかった)」
バング『おぉう、結構グサグサ来るでござるなぁ……』
ラグナ「で、なんだよおっさん。用も無しに放送かけてる訳じゃないんだろ?」
バング『その通り!!まずはこれを見てほしいでござる!!』ポチッ
~モニター~
ノエル『もがもごぉ…』
マコト「ノエル!?」
バング『見ての通りノエル殿はこのように拘束されているでござる。そして君たちには彼女の拘束を解く為のカギを探してほしいのだ』
ラグナ「おいおい、もうファミレス研修でもなんでもねえじゃねえか?」
バング『断じて否!!!この行動にはカギを探す為の【観察眼】!早く助け出すために迅速に行動する為の【体力及び敏捷性】!その他諸々のファミリーレストランで必要なものを養う事ができるのだ!!』
ラグナ「あっそ…ま、何でも良いけどよ。気は乗らねえがカギ探しn…」
バング『待つでござる!』
ハザマ「まだ何か?」
バング『このカギ捜索、言い換えれば……隠れ鬼ごっこ?である!!』
ツバキ&レイチェル「………は?」
ラグナ「おいおい、どういう事だよ?」
バング『君たちはカギを探す鬼、それと同様に君たちを探している鬼がいるという事でござる』
ハザマ「…つまりノエル嬢を助け出すカギを探しつつ、私たちを狙う鬼から逃げれば良い、こういう事ですか?」
バング『然り!だが注意点が一つあるでござる!!』
ラグナ「まだ何かあんのかよ…」
バング『最初は二人の鬼は君たちがカギを見つけられない間の五分毎に一人ずつ増えていくでござる!!』
ツバキ「つまり悠長に構えてる必要は無いわけね」
レイチェル「で?そのかくれオニ?はいつ始まるのかしら?」
バング『もう始まっているでござるよ?』
レイチェル「はぁ?」
ラグナ「っ、ウサギ!後ろぉ!!」
レイチェル「!」
つづく
更新遅くなって、すみませんでしたぁ!!!