ハザマ「絶対に笑ってはいけないブレイブルーですよ!ひゃっはあああああ!!」 作:arutairu
今回はアウトは控えめになっていますのでそこらへんをご了承ください
~8時20分 魔操船内部~
ラグナ「思ったより中はきれいなんだな…」ボインボイン
ハザマ「あ、そうそう席はあそこにある長椅子に私、子犬ちゃん、ヴァーミリオン少尉、ナナヤ少尉、ツバキ中尉の順でお願いしますよ」
ラグナ「?、もうひゃっはあああああ!!、は言わねえのか?」ボイン
ハザマ「なんかもうのどがやられてきたからもういいや」
ラグナ「ああ……やっぱりかなりのどに来てたのか…」ボインボ
マコト「今気づいたけどさ、私達以外の人も結構これに乗ってるんだね」
ラグナ「そりゃ公営の魔操船なんだしオレ達以外の一般人も乗ってんのなんか当たり前だろ?」ボインボイン
マコト「そ、そうじゃなくて、さ…」
ラグナ「?」ブルルン
マコト「すごい面識のある人が乗ってたりしそうで…」
ラグナ「さすがに統制機構の奴らもそこまではしてこねぇだろ。さっきの全裸忍者には驚いたが……考えてみろ、月300円の給料の施設だぞ?そんな大掛かりな事して来やしねえよ」ブルンタッタ
マコト「で、ですよねー」
ウィイイィィィイイィン
ノエル「あ、動き出しましたよ!?」キャッキャッ
ラグナ「んな事ぁわかってる…頼むから隣ではしゃぐのはやめてくれ…もう寒いとはいえこん中は暖房が効いてるから暑苦しいんだよ…あと近い」ブルン
ノエル「少しドキッとしちゃいましたか?」
ラグナ「あ!?……あー、そうだな…後10センチあればな」
ノエル「う……良いですよ!後2年もすれば10センチぐらいすぐでかくなっちゃいますから!!!」
ラグナ「そんなに待ってられるか。つーかお前もう成長期過ぎてるだろ?…なあ」
ノエル「あ、発着所の様子が見えますよ!!」
ラグナ「聞いちゃいねえし…」
ツバキ「そういえばさっきまであった人だかりがきれいさっぱり無くなっていますね。」
マコト「もしかしてこの企画の為だけのエキストラだったりしてね~☆」
ハザマ「ハハ…まさか」
ラグナ「ん?でも衛士達はいっぱい集まってるぞ?」ブルンブ
ツバキ「あら、ホントですね。もう帰る準備でもしてるんz…」
全裸バング(手錠装備)「……」
衛士F「おい!さっさと歩け!!」
デデーン全員 アウトー
ラグナ「つかまってるww」
スパーン
ハザマ「あいつ罪どんぐらいなんだろうな…」
ツバキ「おそらく公然わいせつ罪、そして騒いだ事による公務執行妨害、これの場合は…」
ノエル「ごめんツバキ頭痛くなってきたからもういいよ…」
ハザマ「…ふ」
デデーン ハザマ アウトー
ハザマ「んなっ!!今のは笑ってねえぞ!!?」
スパーン
ハザマ「くっそ~…今の裁定絶対おかしいだろ…」
ピンポンパンポーン
アナウンス「間もなく第二発着所に着きます。お降りの方は、お忘れ物の無いよう…」
ラグナ「あ、もうそんなに時間経ったのか…後何個発着所行くんだ?」ボインボイン
ハザマ「これを除いたら…後一つですね」
ツバキ「この時間帯はよく衛士の方達もよく利用してるんですよ?」
ノエル「私もこの魔操船使って毎日勤務してるんです!」
ラグナ「お前そんな金あんのか?」
ノエル「え?払ってませんよ?」
ラグナ&ツバキ「は?」
ノエル「あ、だれかに私が乗ってるときの写真撮られたんですけど、見ます?」
ツバキ「ええ、是非」
ノエル「これなんだけど」
【ノエルが必至に魔操船の外壁にへばりついている写真】
デデーン ラグナ ツバキ アウトー
ラグナ「危ないからやめなさいww」
ツバキ「ノ、ノエルwwお金なら私が少しなら払ってあげるからwww」
ノエル「え!?ホントに!?」
ラグナ「落ちたりしたらどうすんだよ…」
ノエル「……」
ラグナ「分かったか?だからこんな事…」
ノエル「………た」
ラグナ「あ?」
ノエル「そこまで全然考えてもなかった…まさか落ちる事を想定なんて…」
ラグナ「お前ホントにバカノエルって呼んでいいか?」
ノエル「な、何でですか!?」
ハザマ「お前ら仲良いな…」
アナウンス「ドアが開きます。はさまれないようご注意ください」
ウィーン
???「ガッデム!!!!」
全員「!?」
衛士達「落ち着いて!そこから動かないでください!!」
カグラ=ムツキ「この魔操船に乗ってる奴ら!!今からその場を動くな!!」
ハザマ「な、何なんですか!?急に…」
ラグナ「統制機構の奴らもいっぱい乗り込んできたぞ!?」
カグラ「今ここに超高額の賞金首が紛れ込んでいるらしい!!」
ラグナ「!?(くっ…まさかオレの事か!?今ここは密室、逃げる事は不可能……終わったか?)」
ノエル「あ、あの!ちなみにその人どんな事したんですか?」
カグラ「ん?あー、罪は殺人、死体遺棄、強盗、公然わいせつ、公務執行妨害、強姦、偽証、その他もろもろだな」
ハザマ「そ、そんな事までしてたのかよ子犬ちゃん…流石にオレも擁護できねえわそれは」
ラグナ「ち、ちげえよ!確かに統制機構の奴らは何人かぶっ飛ばした記憶はあるがよぉ、オレは窯の破壊ぐらいしかしてねえぞ!?」
ツバキ「ちなみにその極悪犯の顔写真とかはあるんですか?」
カグラ「ん?ああすまないな。そういや提示してなかった………えーと、これだな」ピラッ
【鼻をほじっているハザマ(テルミ)の顔写真】
ハザマ「(;゚Д゚)!?」
デデーン ラグナ ノエル マコト ツバキ アウトー
ラグナ「こ、これはまたww無様な姿をカメラに収められたなぁwwww」
ツバキ「というかwwいかにも全然殺人とかできなさそうなwww」
スパーン
カグラ「そして今から一人ずつお前たちの名前を聞いていく!!」
ツバキ「え?なんでですか?」
カグラ「情報によると、その犯人はイニシャルがT・Uらしいからな」
ラグナ「いやもうそんな事しなくてもオレの隣のこいつつかまえれば良いじゃん」
カグラ「それじゃ端にいる変なタイツきたあんたからいくぞ」
ラグナ「無視かい」
ツバキ(アラクネタイツ)「え、あ、はい。ツバキ=ヤヨイ中尉、であります…」
カグラ「イニシャルはY・T…顔も……違うな…こんなに犯人は幸薄そうな顔はしてねえ」
ツバキ「さ、幸薄い!?」
カグラ「さて次、そこのあんた、名前は?」
マコト「マコト=ナナヤで~す」
カグラ「N・M…こいつも違うか」
ノエル「ラ、ラグナさん…イニシャルって何ですか?」
ラグナ「適当にT・Uって答えとけ」
ノエル「そしたらつかまるじゃないですか!!」
カグラ「あんたは……うん、違うな次」
ノエル「え?……なんか扱いひどくないですか?」
カグラ「おいそこの赤いコート着てるの。名前は?」
ラグナ「えー…ラグナ=ザ=ブラッドエッz…」
カグラ「うん違う、次」
ラグナ「だんだん雑になってきてる…」
カグラ「おい、そこのあんた、名前は?」
ハザマ「えー…私諜報部のハザマと申します」
カグラ「ちげえよ、コードネームじゃなくて本名を聞いてんだよ」
ハザマ「え?私の本名はハザマですよ?」
カグラ「ハハハ、面白ぇな、オレは本名を聞いてるんだ」
ハザマ「え?あ、ああええと……」
ハザマ「ハザ=マン子と言います」
デデーン ラグナ ノエル マコト ツバキアウトー
ラグナ「おいテルミww往生際悪いぞwww」
ノエル「ハザ=マン子ってwww下ネタですか?www」
ツバキ「最低ですね。ハザ=マン子www」
スパーン
ラグナ「カグラさん、こいつの名前ユウキ=テルミです」
ハザマ「あっ、てめえ何言っt…」
カグラ「ユウキ=テルミ?イニシャルはT・Uだな。それに顔写真もそっくりじゃねえか!!」
ハザマ「いや、人違いです」
カグラ「お前自分が何したか分かってんのか!?」
ハザマ「い、いや自分とんだ濡れ衣…」
カグラ「ちょっと来い、性根叩き直してやる!!!」
ハザマ「あ、あの?何をなさるつもりです?」
カグラ「お前のその腐った性根を叩き直すんだよ」
ハザマ「あ~いや私、暴力は反対で…」
カグラ「そうか……じゃあ代わりにお前の名前を…大声で!フルネームで!聞かせてくれねえか?」
ハザマ「あ?それだけでいいんですか?…それじゃ」
ハザマ「ユウキ……テルミです!!」
カグラ「どおおおおりゃああああ!!!」
バッチイィイィン
ハザマ「うぱひぃっ!!」
ラグナ「うっわぁ…今のめちゃくちゃ痛いやつじゃねえか?」
ドサッ
ノエル「あ、倒れ伏した」
ツバキ「あの、ハザマ大尉?大丈夫ですか?」
ハザマ「大丈夫じゃないでず……」
カグラ「よし、それじゃこいつを拘束して本部に…」
ピリリリリリ ピリリリリリ
カグラ「なんだ?こんな時に……どうした?………………何ぃ!?犯人がそっちで見つかって今こっちに向かってるだと!?」
衛士G「た、隊長!!来ました!あいつです!!」
ラグナ「誰だ?テルミに似たやつなのか?」
ハザマ「もう何が起きても動じねえよ……」
ツバキ「あ、ビンタされたところ大丈夫ですか?」
ハザマ「まだヒリヒリします…」
衛士H「来ました!!あいつです!!!」
全裸バング「こっちでござるwwこっちでござるww」
デデーン 全員 アウトー
マコト「もうこいつはいいよwwww」
ラグナ「おい忍者さっきつかまってただろwww」
ノエル「しかも相変わらず全裸ww」
全裸バング「こっちでござるwwこっちでござるうぅううぅぅぅぅww」パリーン
ラグナ「変態忍者が窓突き破って外に出た!?」
カグラ「くそっお前ら!!続け!!やつを逃がすな!!」パリーン
ツバキ「ちょっカグラさん!…ここ今空中ですよ!?」
しーーーん
ラグナ「だ、大丈夫か…あいつら」
ハザマ「ま、まあなんとかなるんじゃないか?」
つづく
次……どうしよう……