ハザマ「絶対に笑ってはいけないブレイブルーですよ!ひゃっはあああああ!!」   作:arutairu

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どうも、アルタイルです。バカと天才とを振り分ける神のみぞ知る選別で更新がすっかりできていませんでした…
これからぼちぼち投下していければいいです…


第六話 バング「君はズバリ………緑膿菌でござる!!!」

前回からのつづき

 

 

 

           ~レストランココッス前~

ラグナ「というか、ウェイトレスって事はさ、もういきなりこの服で接客とかしたりすんのか?」

 

ライチ「う~~ん…私もそうしてほしいのは山々なんだけれど…まずはこの裏にある研修室で色々勉強してもらうと思ってるの」

 

ツバキ「ここ研修室なんかあるんですか……」

 

ライチ「ええ、それ程大それたようなものではないけれどね。それじゃ、早速この裏の研修室に………と言いたいのだけれど…」

 

ハザマ「けれど?」

 

ライチ「ええ、このエリアの『ココッス』のリーダーがここの店長なんだけど、丁度いらっしゃるから、まずはその方に挨拶しに行きましょうか」

 

ラグナ「それってまた歩くのかぁ?」

 

ライチ「いえ、心配いらないわ。店長室もここの裏にあるから」

 

 

 

 

 

              ~レストランココッス裏~

ライチ「それじゃみんな、まずはここでスリッパに履き替えてもらえるかしら」

 

ラグナ「おう」

 

 

 

 

 

 

 

ツバキ「……」

 

マコト「あれ?ツバキ、どうしたの?」

 

ツバキ「どうしたもこうしたも、私のスリッパだけ子供用のなんだけど…」

 

       【くまさんがプリントされたスリッパ】

 

               デデーン ノエル マコトアウトー

 

ノエル「かわいいwwww」

 

マコト「いいと思うよツバキww似合ってる似合ってるwww」

 

 

 

            スパーン

ツバキ「あのライチさん、なんで私だけこれなんですか?」

 

ライチ「ごめんなさいね。残ってるのがそれしかなくて…」

 

ツバキ「いえ、良いんです。そんなに大した問題ではありませんし」

 

ハザマ「そうですよ、大した問題じゃないですよ」

 

ラグナ「そうかもしれねえな。……つーかテルミ、なんでお前さっさと上がらねえんだ?」

 

ハザマ「いや……あの…」

 

 

 

ハザマ「私のスリッパだけ無いんですよ……」

 

ラグナ「ぶふっwww」

 

              デデーン ラグナ アウトー

 

ラグナ「テルミwwwお前さっきから扱い散々だなww」

 

                  スパーン

 

ハザマ「あの、ライチさん…?なんで私のはないんですか?」

 

ライチ「それが、そのなんというか……紫色の髪のいかにも偉そうな人が『緑膿菌のスリッパはこれか?スリッパが可哀そうじゃ』、とか言って持って行っちゃったのよ~…」

 

ハザマ「帝の野郎……今度出会いがしらに邪翼崩天刃ぶちかましてやろうか…」

 

ツバキ「は、ハザマ大尉!?」

 

ハザマ「冗談ですよ、冗談♪、そんな事する訳ないじゃないですか(半分本気だけどな!)」

 

ライチ「ハザマさん、ごめんなさいね。後で予備のスリッパがないか探してみるわね」

 

ハザマ「すみませんねぇ…気を使わしちゃって……」

 

ライチ「いえいえ」

 

 

 

                 パタパタ ペタペタ

 

ラグナ「中は結構暗いんだな……」

 

マコト「それにすっごい静かだね~…店内はすごい賑わってたのに…」ブルルッ

 

ハザマ「だからって変な事言ったりしないでくださいよ?」

 

 

 

 

 

 

            しーーーーーん

 

ノエル(裏声)こっちでござるwwこっちでござるww」

 

 

 

               デデーン 全員アウトー

 

ノエル「いや、フリかなと思ってwwwww」

 

ラグナ「もうお前はしばらくマジで黙ってろ!!www」

 

ツバキ「くっ…せっかく気持ちが落ち着いてきたのにwwww」

 

              スパーン

 

マコト「そろそろいい加減にしようか?ノエルン?」ビキビキッ

 

ノエル「ごめんなちゃーい☆」

 

 

ライチ「ほら、皆店長室に着いたわよ」

 

                   ガチャッ

 

ラグナ「誰なんだろうな、店長」

 

 

 

???「いやあ、よく来たね」

 

ハザマ(社長とかがよく座ってるあのでかい椅子に座ってなおかつ背を向けてるから誰か全く分からない……)

 

ツバキ(声色から察するに、男性かしら?」

 

???「君たちのはこちらも多くの期待を寄せているんだ、頑張ってくれよ?」キイッ

 

ラグナ(あ、こっち向いた…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バング(スーツ姿)「私がこのエリアのココッスの統括部長この店の店長、シシガミ=バングでござる!!」

 

 

ラグナ「ぶっは!!」ハザマ「ぐふっww」ノエル「ぶっww」マコト「んっくww」ツバキ「ぷっくw」

 

 

 

                 デデーン 全員アウトー

 

ラグナ「知ってるわwwww」

 

ハザマ「もういやというほど顔とイチモツ見させられたからなwww」

 

ノエル「またこの人www」

 

 

                    スパーン

 

バング(スーツ姿)「どうしたでござるか?拙者の顔に何か付いているでござるか」

 

ラグナ「いや、なんでもねえ…いや、なんでもありません、か…」

 

バング「そうでござるか?なら良いでござるが……これからよろしく」手をさしのばし

 

ラグナ「あぁ…いやどうも……」ギュッ

 

 

 

バング「おお!そういえば忘れていたでござる!!」

 

ハザマ「急にどうしたんです?」

 

バング「この店では名前では呼ばずにそれぞれニックネームで呼び合っているでござる!」

 

マコト「へぇ…あ、じゃあ社長さんはなんて呼ばれてるんですか?」

 

バング「む?拙者でござるか?拙者のニックネームは『露出狂』でござる!!」

 

 

 

 

           デデーン ラグナ マコト ツバキアウトー

ラグナ「まんまじゃねえかwww」

 

ツバキ「あなたはそれで良いんですか?www」

 

 

 

                   スパーン

バング「ちょうど一列に並んでいるから一人ずつ順番に行くでござる!…ではそこの男なのにウェイトレス服きた頭のおかしいのから」

 

ラグナ「うるせえよ…」

 

 

 

              ー三十秒後ー

バング「う~む…なんとも悩ましいでござるが……決まったでござる!!」

 

ラグナ「頼むからまともなやついしてくれよ…」

 

バング「君のコードネームは……『肉まん』でござる!!」

 

ラグナ「ん…まあ、悪くはねえ…のか?」

 

 

 

バング「次はその隣のスーツ姿で緑髪の君、よろしく」

 

ハザマ「いえいえ、こちらこそ」

 

バング「実は君のコードネームはもう会った時からもうティンと来ていたでござる!!」

 

ハザマ「は、はぁ…(なんか嫌な予感するんですけど…)」

 

バング「君はズバリ……………『緑膿菌』でござる!!!」

 

ハザマ「ですよねー!」

 

 

                デデーン ラグナ アウトー

 

ラグナ「理不尽すぎるwwww」

 

 

 

                スパーン

 

 

ハザマ「なんで緑膿菌なんだよ!!?緑といったらもっとメロンだとか色々あるだろうがよおぉぉぉ!!」クワッ

 

ラグナ「おい緑膿菌、店長だぞ。敬語使えよ」

 

ツバキ「そうですよ緑膿菌、いくら大尉といえどもこの程度の事はしっかりしていただかないと」

 

ハザマ「おまえらぁぁ…調子に乗りやがって…!!」

 

マコト「緑膿菌大尉、あまり近づかないでもらえますか?においがうつるんで」

 

ノエル「そう?そんなに変なにおいしないけど…」

 

 

 

ハザマ「(´・ω・`)」

 

ラグナ「……悪かったってテルミ、ちょっとオレらも調子に乗りすぎちまったよ」

 

ツバキ「私もすこし度が過ぎたかもしれません…すみません」

 

マコト「ごめんね、ハザマ大尉」

 

ノエル「なんかよくわからない、けど謝った方が良いのかな?」

 

ハザマ「いえ、ノエル嬢は結構です…」すっく

 

 

ハザマ「私も少し未熟なところもありましたし…今回はいいですよ…」

 

ラグナ&ノエル&ツバキ&マコト「ありがとう、緑膿菌!!」

 

ハザマ「ちょっと…泣いてきていいですか?」

 

 

 

               ~五分後~

 

 

バング「もういいでござるか?」

 

ハザマ「はい…もう大丈夫です」

 

バング「それではそこのリス系の亜人の君」

 

マコト「あ、はぁい」

 

バング「君には、食べ物に関したコードネームにするでござる」

 

マコト「あ、以外と普通かも」

 

バング「『マロン』、はどうでござるか?」

 

マコト「あ、なんか可愛い!しかも私の大好物だし!!」

 

バング「それは良かったでござる!…そしてそこの……黒タイツの君…」

 

ツバキ「……普段はこんな服じゃないんです……」

 

 

              ~二分後~

 

バング「君のコードネーム、これはなかなか自信作でござる」

 

ツバキ「はぁ…」

 

バング「『72』、でござる」

 

ツバキ「くっ」

 

マコト「どうしたの?ツバキ」

 

ツバキ「なんか、自然と声に出ちゃって…」

 

 

 

バング「それでは、これで全部でござるな!みんな、お疲れでござる!!」

 

ノエル「え?いや私…まだ…」

 

ライチ「それじゃみんな、次の場所に行きましょうか」

 

ノエル「え、いやだから私……」

 

ライチ「?」

 

ノエル「…いえ、なんでもないです……」

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 




キーボード久しぶりすぎる……誤字無いかホント心配だわ…………

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