ハザマ「絶対に笑ってはいけないブレイブルーですよ!ひゃっはあああああ!!」   作:arutairu

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どうも、アルタイルです。
それだけです。ええ、それだけです


第八話 本文:たすけテ ツれてかレタ

前回からのつづき

 

                ガチャッ

 

ライチ「ここが今日からあなた達が使う研修室よ」

 

ツバキ「想像していたのより、ずっと立派…」

 

ライチ「当たり前よ。ココッスは新人の育成にも力を入れているんだから」

 

ラグナ「研修室にDVDプレイヤーあるし…」

 

ノエル「こんなものもありましたよ?」

 

 

            【バングの顔写真】

 

             デデーン ラグナ ハザマ アウトー

 

ラグナ「だからこういうの新人育成の何に使うんだよwwww」

 

                  スパーン

 

ハザマ「毎朝これに向かって拝んだりするんじゃねえのか?」

 

ラグナ「どこの宗教だよ…後ノエル、それは破壊力があるからなるべく目につかないところにでも置いといてくれ。絶対にお面みたいに使うんじゃねえぞ?」

 

マコト「なぁんだ、残念♪」

 

 

 

ライチ「それじゃ私は別の仕事があるから一旦離れるけど、あなた達は次の仕事まで各々自由にしてくれていいわよ?」

 

ラグナ「そいつはこの部屋から出てもいいのか?」

 

ライチ「う~~ん…原則としてはダメなのだけれど、トイレとかなら大丈夫だったはずよ?…あ、ちなみに場所はここの廊下を突き当り右だから」

 

ツバキ「色々とありがとうございます…。お仕事頑張ってください!」

 

ライチ「ええ、ありがとう」

 

                    ガラッ バタン

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

                  -五分後-

 

ノエル「ツバキー、そこのお菓子取ってー」

 

ツバキ「色々と種類があるのだけれど…どれがいいかしら?」

 

ノエル「じゃあバームクーヘンで」

 

マコト「あ、私もそれで!!」

 

ツバキ「投げるから、ちゃんと取ってね?……はいっ」ぽーい

 

 

ノエル&マコト「ありがとうー」モグモグ

 

 

 

ラグナ「あいつらフツーにくつろいでんなぁ…」

 

ハザマ「全くのんきな奴らだぁ…いつ笑いの刺客が来るとも限らねえってのによぉ」

 

ラグナ「でもかれこれ十分ほど経つが、まだ一回も変な事は起きてねえからな、あいつらが油断するのも仕方ねえ……………あ?」

 

ハザマ「あん?どうした」

 

ラグナ「いや、そういや今日の朝から携帯いじってねえなと思って見てみたらなんかメールが来てるからさ…」

 

ハザマ「よくある事だな。……で誰からだ?」

 

ラグナ「待ってろ、今確認を…………レイチェルからだ…」

 

ノエル「えぇ!?ラグナさんレイチェルさんとメアド交換してたんですか!?」

 

ラグナ「うおっ!?急に話題に入ってくんじゃねえよ」

 

ノエル「いや、アハハ…気になって……というか何で!?」

 

ラグナ「オレの意志じゃねえよ、あいつが無理矢理したんだよ…」

 

ハザマ「うっはw積極的」

 

ラグナ「あ、お前今…」

 

ハザマ「私はいつも含み笑いしてるような顔だから見逃したようですね」

 

ラグナ「そんなのアリかよ……というかその事なんだがな…」

 

 

 

             ~数か月前 レイチェルの小ぎれいな城~

 

 

レイチェル『ラグナ、あなたそういえばケータイ持ってたわよね?』

 

ラグナ『あ?ああ、通行人からかっぱらったもんだけどな』

 

レイチェル『どっちでもいいわ』

 

ラグナ『で?それがどうしたんだ?』

 

レイチェル『私のメールアドレスを入r…ラグナ『断る!!』

 

 

レイチェル『あら、どうしてかしら?あなたに悪い事はないはずよ?もし望むならこの私がお寝坊さんの下僕にモーニングコールをしてあげても良いのに…』

 

ラグナ『誰が下僕だ!!つーかなんで朝からお前の皮肉じみた声を聞かなきゃならねえんだ!後、オレは寝坊なんかしてねえ!』

 

レイチェル『…どうしても交換する気は?』

 

ラグナ『毛頭ねえな』

 

レイチェル『そう……』

 

ラグナ(あん?今日はやけに諦めが早いな…)

 

 

 

レイチェル『ラグナ…』スッ

 

ラグナ『なんだよ……言っとくが何言われても入れる気はねぇからな』

 

 

 

レイチェル『さっきから遠目でよく分からないのだけれど、金髪の青年がよだれを垂らしつつ時々『ハアッ↑』って言いながらあなたの昨日はいてたシャツを舐めまわしつつこっちを見てるのだけれど……』

 

ラグナ『おいゴルアァジン!!あれほどもしシャツ盗るときはもう使わない使い古したやつをとれつっただろうがぁあああ!!!」バッ

 

 

 

レイチェル『今のうち、かしら』ゴソゴソ

 

 

 

ラグナ『…どこにもいねえじゃねえか…あのクソ弟……どうしたレイチェル?』

 

レイチェル『ラグナ、これが何かわかるかしら?』スッ

 

            【薄汚れたケータイ】

 

 

ラグナ『あ!?いつの間に!?…つーか、騙しやがったな!!』

 

レイチェル『ホントにあなたって単純ね、…それじゃ終わったら返しとくわ』

 

             ヒュン

 

ラグナ『あ、おいコラ!……ったく…ブロックしとこ…』

 

             ヒュン

 

レイチェル『そんな事したら、五臓六腑七里にばら撒いて野犬のエサにするわよ…?』

ラグナ『!?』

 

             ヒュン

 

ラグナ『き、気のせいか………………ブロックするのはやめておこう…』

 

~~~~~~~~~

 

ラグナ「と、いう事があったんだ」

 

ハザマ「回想なげえよ…」

 

ノエル「そんな事より、メールみましょうよ!」

 

ラグナ「ああ、そうだな。どれどれ…」

 

 

 

 

To:ラグナ

本文:たすけテ ツれてかレタ

 

 

 

ラグナ&ハザマ&ノエル「(゚Д゚;)」

 

 

ハザマ「色々とやべえぇぇえ!?」

 

ノエル「これ、レイチェルさん大丈夫…なんでしょうか?」

 

 

 

 

ラグナ「……ハア、気にする事ぁねえよ。どうせこれもまたあいつのイタズラかなんかなんだろ?」

 

ノエル「で、でも……ちょっとは心配とかはしないんですか?」

 

ラグナ「考えてみろ、あいつがそんじょそこらの奴に負けて捕まると思うか?それにあいつにはあのクソジジイが付いてんだぜ?どうみてもありえねえよ」

 

ハザマ「ありえねぇな…………ん?でも確か…」

 

 

 

               ~昨日 帝の部屋~

 

帝「緑膿菌、レイチェル=アルカードをどう思う?」

 

ハザマ「なんですか急に……後私はハザマです!さらっと当たり前のように言わないでください!」

 

帝「うむ、分かった。で、どう思うのじゃ?」

 

ハザマ「絶対こいつ分かって無えよ……あー、そうですね……一般論で言うと見た感じはいかにも清楚なお嬢様って感じじゃないんですか?実際は雲泥の差だがな…」

 

帝「ふむふむ…なるほど……普段清楚な感じの人が我を忘れて乱れくるっている姿が視聴者にはウケが良いと…」メモメモ

 

ハザマ「ちょっとちょっと!?何訳の分からない事メモしてんですか!?」

 

帝「参考になった。礼を言うぞ、緑膿菌」

 

ハザマ「あ、いえ。恐縮です……ってだから名前!!」

 

 

~~~~~~~~~~

 

 

ハザマ「あ、ヤベェなこれは…」

 

ラグナ「どうしたんだ?」

 

ハザマ「なあ子犬ちゃん、そのメール、いつ送られた?」

 

ラグナ「あ?あー…今日の6時50分だな」

 

ノエル「この企画が始まる10分前ですね」

 

ラグナ「……………お、お前…計算…できたのか?」

 

ノエル「い、いくらなんでもバカにしすぎですよ!!?」

 

ハザマ(はい確定しました。今後絶対にいつかあのクソウサギが来るな…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マコト「あ~~…暇~なんもする事がな~い!」

 

ツバキ「あそこに本棚があるわよ?」

 

マコト「いやあれ経営がどうたらとか営業の基本だとか難しい事ばっかなんだもん…」

 

 

 

 

 

 

ラグナ「なあ、おまえら」

 

ハザマ「なんですか?」

 

マコト「なんか面白い事でも思いついたの~?」ホジホジ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラグナ「引き出しの中調べてみねえか?」

 

 

つづく

 

 

 




暑さのせいか全く頭が働かな~い…

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