静かな夜の中、今だに城塞都市クロスフィードは逃走した不審者の件で騒がしかった。
王立士官学園の食堂
ダン
リーシャ「全く何なんだあいつは、あれから一切姿を目撃されてないとは、どう言う事だ!」
リーシャは机を叩いて、喚く。
ティルファー「まぁまぁ、そう怒らないでくださいよ。リーシャ様。」
ティルファーがリーシャの機嫌を治そうとする。
シャリス「しかし、あの男本当に一体何者なんだ。生身で機竜と戦える人間など聞いたことがないぞ。」
ノクト「YES。私もそんな話は、聞いたことがありません。ですが、機竜自体も見つかってまだ、10年しか経っていません。もしかすると、遺跡と何か関係があるのでは。」
アイリ「そんなに、手強い相手だったのですか?」
ティルファー「まぁね。あれぐらい強かったら、私たちが相手しても、負けるかもね。」
リーシャ「とにかく、今度会ったら必ず仕留めてやる!」
他の4人「・・・・・・・・・・。」
リーシャ「私は、風呂に入ってくる。」
リーシャは食堂を後にして、風呂に向かう。
一方
俺は、あれからも見つからないように、逃げていた。
裕翔「あぁ、こんな状況がいつまで続くんだよ。」
俺は今屋根の上を走っている。すると、
裕翔(王立士官学園。あそこにでも、隠れるか。)
俺は、CADを起動して、おもいっきり、ジャンプして塀を越えて王立士官学園の敷地内に入る。
裕翔(ここじゃあ、バレるな。あっ!あの屋根の上にしよ。)
俺は、細長い大きな建物の屋根の上に登る。
スタッ。
裕翔「ここなら、追手も来ないだろ。今日はここで寝るか。」
俺は座り込む。すると、
黒猫「ニャーオ」
裕翔「ん?」
黒猫「ニャーオ」
黒猫は何かを咥えていた。
裕翔「何だ。ポシェット?」
黒猫は俺の横にポシェットを置いた。そしてどこかに行ってしまった。
俺はポシェットを拾うと、
裕翔「何だこのポシェットは?」
ピシ
裕翔「見る限り、このピンク色は女性の物だろ。」
ピシ
裕翔「明日、バレないように兵隊さんに渡すか。」
ピシピシピシピシピシ
裕翔「さっきから何だ。ピシピシうるせえけど。」
俺は音のする横を見ると、
屋根に大きなヒビがはいっていた。そして、
ドシャーン
裕翔「ホギャァァァァ!」
俺は下に落ちた。
チャプン
裕翔「お湯?」
すると、
?「一体何なんだ?」
そして
バキ
何と大きな木の瓦礫が目の前にいた少女の頭を目掛けて落ちてきた。
裕翔「危ない!」
俺は、とっさに彼女を押し倒す。そして
バジャーん
さっき彼女がいた所に、木の瓦礫が落ちてきた。あのままいれば、きっとタダではすまなかっただろう。
裕翔「フゥ〜」
すると、押し倒した少女が
リーシャ「オイ、また会ったな変態。死ぬ前に言い残す事はあるか?」
裕翔(アッ、オワタ。)
俺は思い出した。この少女は、昼俺を攻撃してきた子だ。
裕翔「え~、あの~、その~、・・・・・・・・・・すいません!」
俺は走って逃げる。それと同時に
少女たち「キャァァァァ!」
風呂中に悲鳴が響き渡る。俺は急いで風呂から出る。しかし、その先も
少女A「えっ⁉︎男!」
少女B「キャァァァァ、変態よ!」
裕翔「誤解だァァァァ!俺は悪くねエエエエ!」
すると、ポシェットの蓋が開き、白い小さな布が宙を舞う。
裕翔「えっ!」
少女C「キャァァァァ、下着泥棒よ!」
少女D「変態の上に、下着泥棒よ!」少女E「誰か、衛兵を呼んできて!」
裕翔「違う!あの下着を持ってきたのは、猫だ!」
俺は社会的に死んだ。今はとにかく逃げよう。俺は、脱衣所を出る。しかし、既に騒動は広がっており、すぐに女子達が追いかけてきた。
少女E「あいつよ!変態下着泥棒は!」
少女F「胸を触られた子もいるそうよ。絶対に捕まえて!」
裕翔「勝手に、罪を増やすな!」
俺はとにかく逃げるしかなかった。
裕翔「どんだけ広いんだよ。」
すると、
シャリス「見つけたぞ!君が風呂を覗いた変態か!」
裕翔「アッ!」
シャリス「貴様は、昼の!」
またもや、昼に攻撃してきた子達と会ってしまう。しかも、バリバリ機竜をまとっている。
シャリス「ふん。残念だったな。この女子寮に忍びこんで、私たち三和音から逃れおおせた変態はいないのだ。」
裕翔(わ〜、俺マジで社会的に死んだわ。女子寮に忍びこんだ最低な人間だあー。)
俺はもまや思考が停止していた。
シャリス「やるぞ!ティルファー!、ノクト!今度こそ奴を仕留める。」
ティルファー「オッケー!」
ノクト「yes,my lord.ですが、一応気をつけてください。シャリス。彼は生身で機竜と戦える人です。」
シャリス「ああ。分かっている。」
すると、昼間と同じ剣を構える。
裕翔「流石に戦わずと言うわけには、いかないか。」
シャキン
俺もブレイブソードを構える。
シャリス「行くぞ!」
青髪の少女がこちらに向かってくる。
そして
シャリス「ハァァァァァァァ!」
青髪の少女は大きく剣を振り下ろす。
俺もまた、彼女に向けてブレイブソードで、横から斬りかかる。
そして、
ズドン
シャリス「バカな⁉︎」
機竜の右腕だけが床に落ちる。俺は、機竜の右腕をブレイブソードで切り落としたのだ。
ティルファー「ウソ!あり得ない。」
ノクト「・・・・・・・・・・。」
生徒たち「・・・・・・・・・・。」
いつの間にか、追いついて来ていた少女たちも唖然とする。
裕翔「フゥ〜、何とか勝てた。」
そして、俺は
裕翔「ほんじゃあ、さいなら!」
俺はまた、全速力で走り出す。
シャリス「アッ!待て!」
ティルファー「逃がさないよ!」
ノクト「yes.これ以上三和音として、失態は許されません。」
またもや、女子共に追いかけられる。
そして遂に、
裕翔「やっべ!囲まれた。」
何と前からも女子達が迫って来たのだ。後ろはガラス張りの窓しかない。
ノクト「追い込みました。」
ティルファー「もう、逃げられないよ。」
シャリス「よくも、私の機竜を!」
後ろからも、もちろん追手が追いついて来た。
裕翔「チッ!仕方ない。」
俺はガラス張りの窓に向かって
パリン
蹴りをいれた。
そして
シャリス「まさか!貴様!」
ティルファー「嘘でしょ!ここ4階だよ!」
ついに、
裕翔「ほな、グッバーイ。」
俺は窓から飛び降りた。
そして
裕翔「ピュー!」
口笛を吹くと
ホルス「キエエエエエエエ!」
召喚獣ホルスがこちらに飛んでくる。そしてすぐに
裕翔「よっと。」
俺はホルスの背中に乗る。俺はそのまま、王立士官学園を後にした。
一方、王立士官学園の女子寮
ティルファー「もう~。また逃げられちゃった。」
ノクト「それにしても、今の大きな鳥は!?」
シャリス「本当に何者なんだ⁉︎彼は?」
すると、
ノクト「あれ?これは?」
さっき裕翔が逃げた窓枠にあるものが落ちていた。
一方裕翔は、
裕翔「いや〜。まさか昼の子達とまた会うことになるとはなぁ〜。」
ホルス「クエエエ。」
俺は何とか逃げ切り、ただホルスの背中に乗ったまま飛んでいた。
裕翔「さて、どこで今日は休むかね。」
俺は、商店で買ったこの辺りの地図を見るため、自分の胸元に手を伸ばす。
裕翔「ふ~んふ〜ん。あれっ!?」
俺は、ある物が無いことに気づく。
裕翔「あれあれ⁉︎無い!俺のデザートイーグルが1丁無い!アッ!あの時!」
俺は思い出した。窓から飛び降りる時の瞬間を。
裕翔「おそらく、あの時に落としたんだ。最悪だああああああ!」
俺は暗い夜の中、絶望した。
翌日 朝
王立士官学園の学園長室
レリィ「つまり、これが昨日侵入した人物の落とし物だと言うの。」
ノクト「はい。おそらく武器だと思われます。私達が使っている機竜の銃と形が似ています。」
ティルファー「まさか、こんなものを落としてくだなんて、侵入者さんもうっかり屋さんだね。」
シャリス「だが、昨日戦いと言い、大きな鳥、そしてこの小さな銃。奴は一体何者だ。」
アイリ「おそらく、私たちの国よりも技術が発展している国なのかも知れません。」
リーシャ「とにかく、今は奴を見つけることが優先だ!」
レリィ「そうねぇ。本人に聞かないことには分からないからねぇ。」
シャリス「今後は、奴を見つけ捕らえる事がアイツの正体と国を暴くことになるな。」
レリィ「まぁ、今はここまでにしておきましょう。この話は夕方で。」
そう言うと、5人は学園長室を出て食堂に向かった。
王立士官学園の食堂
リーシャ「クソ!昨日の屈辱は絶対に許さない!」
ティルファー「リーシャ様、昨日といい今日もご立腹だね。」
アイリ「仕方ありませよ。乙女の心を踏み躙られたのですから。」
ノクト「yes.リーシャ様のお気持ちには同感です。」
シャリス「だが、姫怒りすぎるのも良く無いぞ。」
リーシャ「分かっている!そんな事!」
楽しく朝食をとりながら話している5人と違って、彼は。
王立士官学園の食堂の隣の建物の屋根
俺は、M24SWSのスコープで食堂の様子を見ていた。
裕翔「美味そうな物食ってんなぁ。俺なんて今日の朝飯は干し肉2枚だけだぞ。羨ましい。他に侵入しやすいポイントは無いかな。ゲェ!昨日奴らもいるじゃん。今行けば死ぬな、俺。」
すると、
裕翔「ん!?何だアイツら。この学園の人ではなさそうだぞ。」
俺が見たのは、食堂内に突如20名近くの兵士が突如入ってきて怒鳴っている光景だった。
裕翔「アイツら何者だ。しかも、人質らしき子もいる。テロか。」
俺はそのまま様子を伺うことにした。
そして時間を少し戻して
王立士官学園の食堂内
シャリス「何だ?少し外が騒がしいぞ。」
すると、
反乱軍A「動くな!全員そこで大人しくしていろ!」
生徒達「キャァァァァ!」
ティルファー「シャリス!あれって。」
シャリス「あぁ、旧帝国の反乱軍だ。」
ノクト「アイリ。下がっていてください。」
アイリ「はい。」
リーシャ「何が目的かは知らんが、ここで取り押さえるぞ。」
4人が剣を抜こうとすると、
反乱軍A「全員武器を捨てろ!コイツらの命がどうなってもいいのか!?」
すると5人の反乱軍がそれぞれ生徒を1人ずつ押さえ、喉元に剣を向けている。
リーシャ「アイツら!」
ティルファー「どうする?シャリス。」
シャリス「人質を取られている以上、どうしようもできない。」
ノクト「ですが!このままでは、他の生徒も!」
リーシャ「卑怯者共が。」
シャリス「姫。今は投降しよう。」
リーシャ「だが!」
アイリ「リーシャ様。今は従いましょう。こちらが圧倒的に不利です。」
リーシャ「クッ!・・・・・・・・・・」
4人は剣を下ろし、地面に置く。そして武器を持たない生徒達も食堂の真ん中に集められた。
一方、相変わらず裕翔は、
裕翔「あらら。降伏しちゃったか。まあ、不利だから当然か。」
俺は変わらずスコープ越しに食堂の様子を伺っていた。
裕翔「もう、少し様子を見よう。」
俺はそのまま様子を伺う。
王立士官学園の食堂内
反乱軍隊長「全員よく聞け!ここに我がアーカディア帝国の王族の生き残りの1人である。アイリ・アーカディアがいるはずだ。知っている者は、すぐに答えよ!」
すると、
アイリ「私がアイリ・アーカディアです。」
ノクト「アイリ!」
アイリ「大丈夫。」
アイリは前に出ると、
反乱軍隊長「これは、これはアイリ王女殿下お久しぶりでございます。」
アイリ「私はあなたのような人と会った覚えはありません。」
反乱軍隊長「そうでございました。あなたは王族から追放されたのでしたね。」
アイリ「えぇ、だから帝国の復活には、手を貸しません。」
反乱軍隊長「ふふ、そうでしたか。気づいておられましたか。」
アイリ「皆を集めて、すぐに私の名を呼んだ時点で、ある程度検討はつきました。」
反乱軍隊長「アイリ王女殿下、あなたは数少ない王族の生き残りなのです。今こそ、この国を滅ぼし、アーカディア帝国を復活させましょう。」
アイリ「はぁ、聞いて呆れました。」
反乱軍隊長「何!?」
アイリ「私は、幼い頃に王族から追放されました。ですが、今は私は追放されて良かったと思っています。そのおかげであの愚かな王族と関わらずに済んだのですから。」
反乱軍隊長「ですが、先程もおしゃったとおり貴方は、数少ない王族の生き残りなのですよ。どうか我々にお力添えを!」
アイリ「あの帝国がどれほどの民を苦しめたと思っているのです。力で民を屈服させていたあの時代の何がいいのですか!?私は、あの帝国など滅んで当然だと思います。」
反乱軍隊長「貴様ァァァァ!あの皇帝陛下に何と言うことを。王女殿下とはいえ、そんな発言は許されんぞ!」」
アイリ「もはや、亡き皇帝を指示に従う貴方達はただの愚か者です。」
反乱軍隊長「そうですか。それが貴方の答えですか。」
アイリ「はい、私は絶対にあなた方に力は貸しません。」
反乱軍隊長「そうですか。では、・・・・・・・・・・ここで殺しましょう。」
すると男が指を鳴らすと、
アイリ「‼︎」
ノクト「アイリ!」
反乱軍A「動くな!」
アイリは地面に顔を押さえ付けられる。
反乱軍隊長「残念です。貴方なら、手を貸してくれると思っていたのですが。なら、せめてものの気持ちです。私達の手であの世に送って差し上げましょう。」
アイリ「クッ!」
すると、1人の反乱軍が剣を持って近づいてくる。
アイリ(誰か助けて。)
アイリは涙を流す。
そしてアイリの頭の上で、反乱軍が剣を振り上げる
反乱軍隊長「さよなら。哀れな王女殿下。」
アイリ(誰か助けて。お願い助けて。お兄様。)
アイリがそう願ったその時、
パリン ドサッ
突如、剣を振り上げていた兵士が倒れる。
反乱軍隊長「一体何が!?」
倒れた反乱軍は頭を打ち抜かれていた。
それをやったのは、
王立士官学園の食堂の隣り建物の屋根の上
裕翔「よし、ヘッドショット。次。」
俺はM24SWSで剣を振り上げていた兵士を狙撃した。
そして、また
ブスッ
今度は、食堂の奥にいた1人を狙撃する。
裕翔「よし、命中。1人ダウン。」
また次も
ブスッ
裕翔「ヒット。ワンダウン。」
ブスッ
裕翔「ヘッドショット。1人ダウン。」
流石に狙撃されいると気づいたのか、反乱軍兵士達は頭を隠す。
裕翔「ここまでか。よし、突入するか。」
俺はM24SWSをしまうと、後ろに下がる、そして
裕翔「身体能力の向上及び、防御力のも向上。」
俺はCADを設定して、向こうの食堂に向かって飛んだ。
そして
パリーン
反乱軍「‼︎」
見事、俺は食堂にたどり着いた。
裕翔「ふぅ~、何とかなった。」
俺は立ち上がると、周りの反乱軍も生徒達も俺を見て唖然としていた。
裕翔「あれっ?何か俺の顔についてる?」
すると、
反乱軍C「貴様!何者だ‼︎」
裕翔「俺?ただ、忘れ物を取りに来ただけだよ。」
反乱軍C「とぼけるな!さっきの攻撃も貴様の仕業か!?」
裕翔「そうですけど、何か?」
反乱軍C「貴様!よくも同胞を。」
裕翔「少女の頭を掴んで、殺そうとしてる奴が何を言ってんの?」
反乱軍C「貴様、我ら愚弄するきか⁉︎」
裕翔「見たことを、そのまま言っただけ。そんなに怒鳴るってことは、図星かな。」
すると反乱軍は剣を抜き、
反乱軍C「死ねえ!」
裕翔「おっと!」
俺は相手の一撃をかわすと、
ガシッ
相手の顔を掴む
反乱軍C「貴様離せ!離っ!」
相手は突如暴れ出す。
反乱軍C「よせ!やめろ!頭が!」
裕翔「お前が、先に手を出してきたんだろ。なら正当防衛は成立するな。」
反乱軍C「グッ!痛い!やめろ!離せ!」
裕翔「もう、喋らなくていいから、・・・・・・・・・・死ね。」
グシャ
俺は相手の頭を潰した。
反乱軍「・・・・・・・・・・。」
生徒達「・・・・・・・・・・。」
またもや、皆唖然とする。
裕翔「で。まだ、死にたい奴はいる?」
すると、
パチパチ
反乱軍隊長「いやぁ。素晴らしい。まさか、拳で我が同胞を無力化するとは。」
1人の男が拍手しながら、近づいてくる。
裕翔「アンタが親玉か?」
反乱軍隊長「そうだとも。私が隊長だ。」
裕翔「一体何のようだ。」
反乱軍隊長「率直言おう。私達の仲間にならないか?」
裕翔「はぁ?」
反乱軍隊長「君のあの攻撃と言い、あの肉弾戦。実に素晴らしい。どうだ、私達と共にアーカディア帝国を復活させよう。」
相手はアホみたいな提案をしてきた。
裕翔「それ、俺に何のメリットがあるの?」
反乱軍隊長「何?それは、アーカディア帝国を復活させ、英雄になれるからだよ。」
裕翔「しょうもな!」
反乱軍隊長「何!?」
裕翔「だって、俺アーカディア帝国なんて知らんし。」
反乱軍隊長「何を言う!アーカディア帝国の復活こそ、我々の悲願である。」
裕翔「でも、その国ってもう滅んだんだろ。じゃあ、俺にとってはどうでもいいことだ。」
反乱軍隊長「貴様!この国に恨みはないのか!?」
裕翔「無いよ。だって俺、昨日ここにきたばかりだし。まぁ、昨日は散々追いかけて回されたけど。それでも、その子達悪い奴らじゃないたろうし。むしろ、アンタたちが悪い奴に見えるんだよね。」
反乱軍隊長「何が言いたい。」
裕翔「女の子を人質にとって、頭を掴んで殺そうとする時点で、アンタたちが悪役にしか見えないと言うこと。」
反乱軍隊長「ふざけるな!我々は正義のためにやってるんだ。」
裕翔「じゃあ、その正義は大したことないね。そんなの正義は、ただの自己満足だろ。」
反乱軍隊長「もういい!分かった貴様は、ここで死ね!」
すると、周りいた兵士が、機竜を装備する。
裕翔「言っておくが、お前らここで死ぬぞ。」
反乱軍隊長「吐かせ。貴様らやれ!」
そう言うと、敵がこちらに突っ込んでくる。
俺は、89式自動小銃を構え、そして、
ダダダ、ダダダ、ダダダ
反乱軍A「グハッ!」
反乱軍B「グッ!」
反乱軍D「ギャァァァァァ!」
敵は次々に倒れ、床が血に染まる。
俺は、89式を撃ちながら、前へ進む。
ダダダ、ダダダ
結局、隊長以外は全員死んだ。
反乱軍隊長「ヒィィィ!この悪魔め。」
俺は隊長に近づきそして、
ダン
足に1発
反乱軍隊長「ヒギャァァァァ!足が!」
裕翔「その程度で、俺を殺せるとでも思ってんの?」
反乱軍隊長「ヒィィィ!悪かった!俺が、悪かった!だから、命だけは!」
裕翔「お前が彼女たちに与えた恐怖はこんなもんじゃないぞ。」
そして、
シャキン
バシュ
俺は隊長の足を斬り落とした。
反乱軍隊長「ヒギャァァァァ!足が!俺の足がァァァァ!死ぬゥゥゥ!」
裕翔「その程度で、死んだりしねぇよ。」
そう言って、俺は逃げる準備をしようとすると、
アイリ「兄さん!?」
裕翔「えっ!?」
アイリ「アッ!いえ!人違いです!」
裕翔「あっそう。まぁ、悪いな怖い思いさせて。それじゃ。」
そう言って逃げようとすると、
リーシャ「待て!変態!」
裕翔「あっ!ヤベェ!」
後ろを見ると、昨日俺を殺そうした4人がいた。
リーシャ「昨日は散々馬鹿にしてくれたな。私の裸を見ておいて、逃げる気か?」
裕翔「あれは、事故だ!俺は悪くない!」
シャリス「では、私の機竜の腕を斬り落とした件は、どうなんだい?」
裕翔「あれは、あのままいたら死ぬわ!」
ノクト「はい、貴方はただの馬鹿ではないことは認めましょう。」
裕翔「何の話それ!?」
アイリ「え!この方が昨日ノクトたちが逃した人なんですか?」
ティルファー「そうだよ。こいつ私たちを昨日散々にコケにしてくれたんだよね。」
ノクト「yes.あんな屈辱を味わったのは、初めてです。」
リーシャ「とにかく、ここでお前を倒す!」
裕翔「イヤイヤ!ここではヤバいでしょ。ここを壊す気か⁉︎」
シャリス「少なくとも、君のせいでだいぶ壊れているのだが?」
裕翔「アッハイ。それは、すみません。」
すると、
ダン!
ドアが突然開き、
ライグリィ「お前たち、無事か!?」
突如、女性が入ってきた。
ライグリィ「何だ!?これは、一体誰が?」
食堂は悲惨だった。血だらけで倒れた敵兵、割れた窓、壁は俺の銃による弾の跡。
シャリス「教官!こいつです。昨日女子寮に侵入したのは。」
裕翔(アッ、オワタ)
しかし、
レリィ「待って。少し彼とお話をさせてくれたいかしら。」
ノクト「!」
レリィ「私は、彼の事情を聞いてからでも遅くないと思うわ。」
リーシャ「ですが!」
レリィ「少なくとも、貴方達を助けてくれたのは、誰かしら?私は見る限り、彼だと思うだけど。」
シャリス「ですが!コイツは犯罪者です。!」
レリィ「それに、昨日我が校の生徒を不良から助けてくれた男の話もあるわ。それも彼じゃないかしら。」
リーシャ「・・・・・・・・・・。」
レリィ「分かったら、彼を私の部屋に案内してちょうだい。ここで話すのも何だから。」
シャリス「わかりました。」
彼女たちは歩き出した。その際に、
リーシャ「運が良かったな。だが、調子に乗るなよ。」
そう言われた。
そして、俺も彼女の後ろをついて行った。
続く