パクパクですわ!のキャラに転生したんだけど、何か違いますわ……   作:クレナイハルハ

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パクパク(お久しぶり)ですわ!!(挨拶)

シン・ウルトラマンは神作でしたわ!

以上、本編にどうぞですわ!





売り子ですわ!(虚無)

メジロマックイーン(原案)side

 

 

次の日、体調も無事回復しシオンの監視の下でウマ娘に必要な分の食事をした私は、アルバイトの予定をいれていた為にとある場所へと来ていた。

 

「それじゃ、着替えたら早速よろしくね。えっとヘアースタイルさん?」

 

更衣室へと案内して貰い、必要な制服を受け取る。今回の私の上司となる中肉中背のおじさんは売る商品の場所を説明しながらこちらを見てくる。

 

「……アーリースタイルですわ」

 

「そうそう、セイカツスタイルさん」

 

そう言いながら即座に離れていくおじさんを見ながら思わず、呟いた。

 

「アーリースタイル、ですわ……」

 

実際に、コントでもわざとでもなくあんな風に何度も名前を間違える人って実在したんですのね、驚きですわ。

 

そう思いながら、即座にアルバイトの制服に着替えて帽子を被る。そして貴重品だけ持ち先程教えていただいた商品の入った重いタンクを背負い、クーラーボックスを肩から下げて私は職場へと向かう。

 

職場へと向かうなか、何人もの人たちの叫び声や拍手、何かを打ち合わせ鳴るパンと言う音。他にもカコーンやらカキューンやらと、様々な音が鳴り響いていた。

 

長い通路を歩き、職場へと入り口へと一歩を踏み出すと同時に、一応お客様になるかもしれない会場の人たちの声がウマミミに入った。

 

「がんばれー!」

 

「イケーッ!」

 

「打てー!」

 

うん、思わずウマミミを塞ぎそうになりましたわね。

 

今、私は野球場にビールの売り子としてバイトに来ていた。

 

え?未成年は飲酒やそれに関するバイトは禁止?チッチッチ、アルバイトで高い給料を得るには、年齢詐欺など仕方がない事ですわ。それにしても、凄く大きなビールの入ったタンクを背負っていますが、ウマ娘だからなのか結構軽い気がしますわね?

 

そう思いながら会場を歩いて、注文が入ったら即座にビールをカップに入れていく。

 

「いらっしゃいませー、ビールはいかがですかー?ですわー」

 

広い会場をこうして歩き回るのは結構体力を使いますわね?はぁ、早く家に帰ってゲームしたりダンボール戦機の1期を見直したりしたいですわ。

 

笑顔を浮かべてお客様に対応しながら、この後の事を考える。バイト代が入ったらどうしましょうか?闇レースに勝ったときの賞金がまだまだありますし、行きたかった映画『シン・ウルトラマン』を見に行きたいですわね。

 

そう言えば、ウマ娘の世界ってウルトラマンがあるんですのね。驚きましたわ、そう言えばキャロットマンだとか言う特撮が放送されてましたわね?仮面ライダー的なボジションなのでしょうか?え、スーパー戦隊?知らない子ですわー。

 

アルバイトの広告では、野球も見れて楽しいバイトだと書かれてましたが正直スポーツ観戦やテレビを見るくらいなら、ゲームしたりアニメや特撮を見た方が得だと思っている私には楽しいと感じませんわ。

 

そう思いながらもアルバイトとしてビールを売って歩く。希にと言うか、毎回メジロマックイーンと間違われるのが大変ですわ、その場の人たちも反応しますし。アーリースタイルだと訂正するのが少し面倒でしたわね。

 

「生ビールいかがですかー?ジュースもありますわー!アイスもありますわよー!」

 

そう言いながら肩から下げている大きなクーラーボックスを叩く。今日の試合は昼であり、天気は快晴、ビールは大人にアイスは子供にも売れば完璧ですわ。

 

そうして試合が終えるまでに私は合計ビール5タンク、アイスはクーラーボックス2個分を売り切る事が出来た。どうやらメジロマックイーンそっくりの売り子と言うこともあり、注目されていたらしい。

 

大量に売って、バイト代も大量に貰えてラッキーですわ♪この時ばかりはメジロマックイーンの姿で良かったと感じますわね。

 

それに試合も早く終わりましたし、ちょっと走れば今からでも映画の上映に間に合いますわね?そう思いながら私はウマ娘用の道に入り映画館へと走った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メジロマックイーンside

 

 

学園側からの指示でテイオーとアグネスタキオンさんとの共同生活にも慣れてきた。

 

午後、夕食を終えた私はウマホでネットサーフィンをしようとしたところ、急上昇のネットの記事が検索のトップに出てきた。

 

【メジロマックイーン、野球場でビールの売り子!?】

 

「また、おばあ様から連絡がきますわね……」

 

そう呟いた後に、大きくため息をつく。

 

画面には大きなクーラーボックスを肩から下げ、ビールが入っているらしきタンクを背負い売り子をしているらしき私に似たウマ娘の写真が映っていた。

 

「この方が、アーリースタイル……」

 

以前に見たレース、あれが撮影されたのはごく最近らしいのですが、数日でこのようにアルバイトをしているのは、さすがに可笑しい。

 

こんなにも回復力があり、速く走れる彼女ならばトレセン学園に入学できても可笑しくないでしょうに。

 

それはそれとして野球場でのアルバイトってこんな感じなんですのね。野球場でのアルバイト、凄く羨ましいですわ!なのに何で彼女はこの、なんと言うか全てを悟ったような顔をしているのかしら?

 

 

そう思いながら画面をスクロールすると見覚えのある人たちの映っている動画があげられていた。

 

その動画のタイトルは【理事長より、アーリースタイルへ】と言う物。

 

もしや、これが以前に理事長が言っていた考えなのだろうか? そう思いながら動画をタップし動画サイトへと向かうと見覚えのある学園の理事長室が映っていた。

 

『えー、こほん。挨拶!私は日本ウマ娘トレーニングセンター学園の理事長を務めている秋川やよい。今回、このような動画を投稿したのはとある理由があるのだ!』

 

そう言いながら挨拶と言う言葉の描かれた扇子を広げた理事長は自信満々と言った様子で口を開いた。

 

『要請! アーリースタイルはナナシノテイオーとアグネスルクシオンと共にトレセン学園へと来て欲しい。私は君たちと話がしたい、来るのも来ないのも君たちの自由だが、私達トレーニングセンター学園は常に君たちを待っている。

午前6時から午後8時まで、日中の間は常に門は開いているのでいつでも来てほしい。

守衛には『やよいに呼ばれた』と一言言ってくれれば通じるようにしておく!以上だ!』

 

理事長のその言葉と共に動画は終了した。1分すらも掛からない動画、これが理事長の考え。だとしても、本当に彼女達が来るのだろうか?

 

もし来たらの事も考え、一応私たちも彼女達に会う覚悟を決めておいた方が良さそうですわね。そう思いながら、私はぎゅっと拳を握りしめた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、アーリースタイルはシン・ウルトラマンを見た帰り道。爆速でポップコーンのLサイズ(ウマ娘専用)を食べながら歩いていた。

 

やっぱり映画を見るときのポップコーンは塩味にバタートッピングに限りますわねぇ。時間的には厳しいですが、あと二回は見たいですわね。あとガンダムの映画も見たいですわ。

 

今度はシオンやナナも誘ってみましょうか?

 

そう思いながらひたすらポップコーンをパクパクし続ける。そう言えば今日はスーパーでお総菜の特売日でしたわね。そう思いながらポップコーンを食べ終えた。たまたま近くにあったゴミ箱にポップコーンが入っていた紙の容器を捨てて、スーパーへと走り割引きされた商品をとにかく籠に突っ込む。

 

豚ミンチにネギや生姜が安いですわね?時期的には大外れですけど、生姜と長ネギをたっぷりの豚ミンチのつみれ鍋とか良いですわねぇ。

 

「ラーメン、カツ丼、唐揚げ……そばにうどん」

 

某運命の料理アニメの様に料理名を呟きながら食材を見聞きして籠に入れる。

 

鮭?ホイル焼きにするとご飯がパクパク進みますわよ?

 

そんな割引商品ばかりに手を伸ばす彼女に、たまたまそのスーパーに買い物に来ていた赤髪ツインテールのウマ娘は驚愕し、心配そうに見つめていた。

 

 






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