パクパクですわ!のキャラに転生したんだけど、何か違いますわ……   作:クレナイハルハ

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パクパクですわ!!(挨拶)

今回はすごく短めですわ!


小腹がすきましたわ!(野外)

 

メジロマックイーン(原案)side

 

 

理事長が書類等を用意すると言って帰った翌日、久しぶりに外でミニキャンプおやつをしようとリュックを持って外へと出掛けていた。

 

火を使っても特に目立たないであろう河川敷、持ってきた小さい片手で持てる網片手に川の近くを歩いて回る。

 

「海老、エビ……」

 

それにしても、やっぱり昼時だといませんわねぇ……夜の方が捕れやすいですし。今のところ、十匹はいますし、これで止めておきますわ。

 

網を一度置き、コンロを置く予定である地面に生えた草を少し抜く。これで火事にはならない保険になりましたわね。

 

「やっぱりテナガエビは素揚げですわよねぇ……」

 

そう呟きながらコンロの上に小さな鍋を置き、油を入れる。

 

「ふっふっふ、今回は楽しみにしてた秘密兵器があるんですよねぇ……」

 

何にでも合って美味く、最強と言われているミックス調味料、通称スーパー調味料。

 

「マックスギャラクシー♪(ド○えもん風)」

 

某ネコ型ロボットのような感じでリュックからマックスギャラクシーを取り出す。この『マックスギャラクシー』は最高最善のスパイスと呼ばれ、某動画投稿者も愛用していた。

 

それが昨日届いたのだから試すしかない、それが今回のミニキャンプおやつに来たもうひとつの目的である。

 

捕まえたテナガエビをシメながら油が温まるのを待つ。それにしてもこうして外で素材を採って食べるのっていつぶりでしょうか?

 

すべてのエビをシメ終えたら試しに持ってきていた割り箸を割って油の中へ先をつけるとちょうど熱くなった様子、早速テナガエビを油に突っ込んでいく。

 

そして揚げ終えたテナガエビを持ってきていた紙皿にいれていき、十匹全てを揚げ終えた。そして楽しみにしていたマックスギャラクシーをかける。

 

うーん良い香りですわねぇ、さっそく揚げたてをパクパクですわ!

 

「いただきま──」

 

「ねぇ!ねぇ!さっきから何してるの?」

 

口に運ぼうとした瞬間に私のすぐ横から聞こえた声に思わず、聞こえてきた方向を見る。そこには現実ではあり得ないであろうピンク色の髪に花のような柄が微かに浮かぶ瞳孔、そしてトレセン学園の体操服。

 

ハルウララ、ネットから流れてきた画像で見たことがある。とても可愛いとしか感じないウマ娘でしたわね。彼女がシンボリルドルフの勝負服を着たイラストを見たことがあるのですが、そんなイベントが起こるんですの?私、気になります!

 

はあ、ハルルナナ?なんですのそれ?初耳ですわ。

 

あとハルウララさんの距離感が凄い、初対面とは思えないほどに距離を詰められている。

 

「えっと、見ての通りですわ。素揚げにしたテナガエビを食べようとしてるだけですわよ」

 

「エビさん!私も食べたい!!」

 

う、そんな純粋な瞳を向けられたら私は死んでしまいますわ!?と言うかこの子本当にトレセン学園に入れる年ですの!?明らかに小学生としか思えない純粋さなんですけど!?

 

「………1つだけですわよ」

 

「わーい!」

 

彼女の掌にマックスギャラクシーの振りかけられたテナガエビを乗せる。

 

そして一緒にテナガエビを頬張る。サクサクとした殻、プリプリの中身をマックスギャラクシーが引き立ててとんでもなく美味に感じる。

 

「美味しいー!!」

 

「美味ですわねぇ…」

 

更にテナガエビの長い手を取って食べるとまた格別に美味しい。やっぱりあの動画投稿者さんは正しいわね。

 

その後、何故かハルウララさんと最後までテナガエビを堪能し別れた。最後まで警戒心を見せずに天真爛漫なハルウララに少しだけ心配になりながらも私はコンロ達の入ったリュックを背負い、家へと帰るのだった。

 

と言うか、見知らぬウマ娘に声をかけるってよっぽど警戒心が薄いとしか思えませんわよ?あの子大丈夫ですの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──────────⏰──────────

 

 

 

 

 

次の日、ハルウララは廊下を歩いていると見覚えのあるウマ娘を見つけて走り出した。

 

「ねぇ!ねぇ!」

 

彼女の話しかけたウマ娘は、瞳を閉じ何処かホワホワした様子のメジロブライトと話していたらしいメジロマックイーンであった。

 

「あら?貴方は……」

 

「ほわぁ?」

 

「マックイーンちゃん!昨日はエビありがとう!今度食べるときは誘ってね?またね、バイバーイ!」

 

そういって手を大きく振りながら走っていくハルウララ。それに対し頭に?を浮かべながらも手を振るメジロブライトだが、メジロマックイーンはまるで悩むような遅い動作で額に手を当てると、ボソリと呟いた。

 

「またアーリースタイル、ですの………」

 

「ほわぁ?」

 

 

 

 

 






ウマ娘にてサークル『パクパクアーリ』を開設しましたわ。よろしければ申請くださいですわ!

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みんなはどのウマ娘が好き?

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