パクパクですわ!のキャラに転生したんだけど、何か違いますわ…… 作:クレナイハルハ
たまたま会った世界の破壊者を名乗る不審者に助けてもらい、元の世界に帰還しました作者です。
久しぶりの投稿ですが、お楽しみ下さい。
メジロマックイーン(原案)side
あれから理事長の持ってきた書類にサインし見事戸籍を手に入れた。晴れて日向の道を出歩けるようになった私達、理事長には頭が上がらない…かもしれないですわね。
軽く感動しつつも、いつものように3人で家でそれぞれ好きな事をする。
やることがないと言うナナにアイパッドのゲームと言う名の素材周回を任せ、シオンは私のノートパソコンでネットサーフィンを行っている。
私はと言うと、リサイクルショップにて入手した限定バージョンのソードインパルスガンダムを組み立てている。
ガンダムSEED、SEEDDestinyは名作……うん、迷作ですわね。色々と意☆味☆不☆明な部分もありましたが、ガンダムのデザインはかっこ良くてストーリーは……正直SEEDの時の方が好きでしたわね。
イザークとかカガリだけじゃなく全体的にフラフラしていましたもの。
そう言えばSEEDの新作映画が出るらしいですわね、楽しみですわ。
「A-2とb-7の関節に挿れて、ここまで来れば左足が完成ですわね……」
その時だった、机の上に置いていたウマホが振動する。見れば、ロリ事長……秋川やよい理事長の名前があった。
何の用だろう?そう思いながら通話をタップして耳のある位置に置こうとして、ヒトとしての耳にある場所に当てようとしていた事に気付いて慌ててウマ耳に当てる。
「もしも『謝罪ッ!!』……人の耳を破壊する気ですの?」
ウマホをウマ耳から離しキーンとなった耳を少し押さえてからウマ耳に当てる。
『こほん、改めて謝罪!私のバッグが見当たらないのだが、君の家に忘れていたりしないだろうか?』
「一応、取りに来た時用にいつでも渡せるようにしてますけど……」
そう以前に理事長か私の家に遊びに来て、人狼やらナンジャモンジャやら様々なカードゲームをした時があったのだが、その時に理事長は私の家に忘れ物をしていったのだ。
『すまないが、今すぐにそのバッグが必要なのだ。どうか学園の私の部屋に届けてくれないだろうか?』
「別に構いませんが……」
えぇ、別にこの後ガンプラのスミイレやら塗装やらでフリーダムガンダムと合わせて
『感謝ッ!どうか早くに頼む、こんな事もしたづなに知られたら『理事長、入りますよ』とにかく頼んだ!』
その言葉と共に通話が切られた。
「取り敢えず、着替えますわ」
そう呟きながらガンプラのパーツを箱に入れて立ち上がり、出掛ける用の服を適当に選ぶ。
選ばれたのは凡骨と言う文字の描かれた白いTシャツにジャージのズボン。一応、走るならこの格好の方が良いでしょうし、行きますわ。
理事長のバッグをリュックに入れて、外に財布と携帯を入れてから自分の部屋を出る。
「おや、出掛けるのかいアーリ」
振り替えると湯気の立つマグカップ、恐らく中身は紅茶であろう物を持ったシオンが立っていた。
「えぇ、少し用事で学園に。すぐに戻りますわ」
そう言ってアパートを出てから周囲を見てから誰も走っていないウマ娘レーンに入ってから学園へと向けて走り出した。
──────────⏰──────────
ウマ娘用のレーンから外れ、中央ウマ娘トレーニングセンター学園と彫られた大きな正門を見つめる。
「まさか、ここにまた来るなんて夢にも思っていませんでしたわ……」
そう呟きながら学園の門をくぐる。そして校舎へと向かい歩いていると、何故か何処からか呼ばれているような気がした。
「呼んでいる……誰を、わたくしを?」
勘の導くまま、学園の通路を歩いているとやがて噴水のある広場のような場所にたどり着いた。
そして噴水の上には3人のウマ娘だろうか、例えるならバーサーカー……ヘラクレスのような服装をしているウマ娘が3人並んでいる。
「何かの石像ですの?まさか、中からホワイトドールが!?」
そう思いながら少し近付いて石像を見ようと近付いた時、何故か石像のウマ娘の1人と目があった。
「ッ!?」
気がつくと私は何もない真っ暗な空間に立っていた。
「ここは、わたくしは何を?」
そう思って周囲を見渡していると、空から光がゆっくりと降りてきた。その光は眩しすぎず、線香花火くらいの明るさで、私の目の前に滞空するとゆっくりと見覚えのあるアイテムへと形を変えていった。
「まさか、アレをやれと?」
現れたのは2本の指くらいの大きさのカプセルと、握力を測定する機械に似たアイテム。そしてカプセルを入れるらしきベルト。
「ふふふ、良いですわ。完全に再現して差し上げますわ!」
そう言って私はベルトを腰に巻き、まず右手に持ったカプセルを大きく前へと付き出して横のボタンを押し上げる。
「いきますわよ、ユーゴー!」
『さぁ、実験を始めようか!』
その声と共に赤と青の何かが入った試験管を両手で持って振っているアグネスルクシオンが私の右斜め前に現れる。
カプセルをベルトに装填し、もう片方のカプセルを右手を首の辺りに構えてもう1つのカプセルのボタンを押し上げる。
「アイゴー!」
『………絶対はボクだ』
その声と共に、私の左斜め前にナナシノテイオーが現れる。
「ヒアウィーゴー!」
再びベルトにカプセルを装填し、装填した場所に握力測定器に似たアイテムを翳して読み込ませる。するとアイテムの中央に埋め込まれた宝玉が二色に光輝く。
『
「繋ぐぜ!因子!!」
そう言ってアイテムを上に掲げてから垂直な私の胸に当ててアイテムのトリガーを引く。
『アグネスルクシオン!ナナシノテイオー!』
二人が光となり私の体に重なる。
『アーリースタイルーANOTHER ELEMENTー』
「はっ!?」
気がつくと私は石像の前にいた。
何かボーッとしてしまったようですわね、急いでバッグを届けて、ついでに学園を見学するとしますわ。大食いネタで有名なオグリキャップさんが満足するほど食べる事が出来るという食堂、見てみたいと思っていましたし。
そう思いながら校舎へと早歩きで向かう。前回に来たときの記憶をフル活用して理事長の部屋へ。
それにしても、やっぱり目立ってますわね私。廊下のウマ娘達は私を見るなり道を開けて、ヒソヒソと話している。やっぱり学園で私服は変ですわよねぇ……。
そんな事を考えていると理事長室についたのでノックをしてから中に入る。
「パク配ですわー、忘れ物を届けに参りましたわよー」
中には理事長しかいなかった。
「感謝ッ!!その書類がなかったら午後の会議が危なかった。本当に良く来てくれたアーリースタイル、所で昼食はまだか?」
相変わらず何個持っているのかわからない扇子を広げる理事長、扇子には感謝の文字が描かれていた。
「何言ってるんですの理事長、昨日もう食べたでしょ」
「い、1日3食!!」
「冗談ですわよ?そう言えばもうそんな時間でしたのね」
ガンプラ作りに夢中で全く気にしてませんでしたわ。
「あ、安心……昼食は是非カフェテリアを利用して欲しい!!」
そう言えばネットでは学費が高いとも聞きましたけれど、学食の使用料金は学費に含まれているでしょうか?
「まぁ、値段と相談ですわね。じゃあ、失礼しますわ」
そう言いながら理事長室を後にして廊下を少し歩き、ふと立ち止まり一言。
「カフェテリアって、何処なんですの?」
再び告知させて頂きます。
天津神さんの作品「アグネスじゃないタキオン」とのコラボしました。
コラボ話に関しては、天津神さんの作品で投稿されていますのでお楽しみに。
天津神さんの『アグネスじゃないタキオン』のURLはこちらです。
https://syosetu.org/novel/270034/
アグネスタキオンと似た容姿を持つあるウマ娘のお話です。
また、本作品以外にも作者は『ウマ娘ゼロノスダービー』という作品も投稿しているので、そちらもお楽しみ下さい。
ご愛読ありがとうございます
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