パクパクですわ!のキャラに転生したんだけど、何か違いますわ…… 作:クレナイハルハ
パクパクですわ!!(挨拶)
お久しぶりですわ!
GRLにてワイルドカリスやタジャドルエタニティを引き当てシャイニングカリバーを入手しましたわ!
関係ない報告はおいておき、本編をどうぞですわ!
メジロマックイーン(原案)
「カフェテリアって、何処なんですの?」
理事長室を出た私はふとそう呟いた。
そう、私は以前にこの学園に来た際は案内こそあったものの来たのは理事長室のみ。学園のマップ等全く把握していないのだ。
取り敢えず歩いていると校内の案内図があったので一安心し、それを見てマップを確認し、改めてカフェテリアへの通路を歩く。
ちゃんと掃除されているので綺麗な廊下が続いている。ここの掃除、1日で終わりそうにないですわねぇ。
「メジロマックイーン、何故私服を着ている?」
「人違いですわー、それではごきげんよー」
後ろから聞こえてきた声に、振り向かないで答える。メジロマックイーンと勘違いされ呼ばれるのも、それを訂正するのももう慣れたものだ。
「待て、人違いのはずがないだろう」
その声と共に肩に手が置かれ、振り向くとキリッとした顔のウマ娘が立っていた。ネットでこのキャラクターは見たことがないですわ……。
「エアグルーヴ?一体どうし……君は」
聞き覚えのある声の聞こえてきた方向を見ればションボリ……ではなくシンボリルドルフが、横にまるで典型的な不良のような口に小枝を咥えたウマ娘を連れて立っていた。
「お、お久しぶりですわね」
会いたくなかった方に会ってしまいましたわね、ついてませんわ。理事長からわたくしの事を聞いていればよいのですけど。
「アーリースタイル、なぜ君がここに?」
「会長、彼女はメジロマックイーンでは?」
「似ているが違うんだ、彼女は──」
このままだと、まためんどくさい事になりそうですわね。幸い、エアグルーヴと呼ばれたウマ娘はシンボリルドルフさんの方を向いている。
今なら、カフェテリアに逃げ込んでも大丈夫そうですわね?私はこっそりとカフェテリアの方を向き、学生の時に磨き上げた早歩きでその場からそそくさと逃走する。
高校では廊下を走らないと、間に合わないような遠距離の移動教室があった為に早足には自信がありますわ!
さぁ、振り切るぜ!
──────────⏰──────────
一方、アーリーハウスでは二人のウマ娘がじっと時計を見詰めていた。
「ねぇシオン、そろそろ……」
「まだだねぇ……」
何処かそわそわした様子のナナに対して、落ち着いた様子のタキオンが時計を見て話す。
二人の間に沈黙が続く、聞こえるのは秒針が刻むカチ、カチと言う音のみ。
二人は、炬燵に入ってその時を待つ。
「シオン、そろそろ」
「まだだねぇ、まだ1分も経ってないねぇ……」
彼女達の目の前には、それぞれお湯を入れたばかりのカップラーメンの容器が鎮座している。
「ねぇシオン」
「なんだい?」
「カップ麺が早く作れる薬とか」
「薬より圧力鍋を使うべきだねぇ、その方が早く出来上がるねぇ……」
こうして、再び彼女達の間に沈黙が訪れたのだった。
──────────⏰──────────
ふぅ、何とか
捕まって絶望が私のゴールにならなくて良かったですわ。
あれ?これだと青い何かに追われるゲームでは?タンスに入らないと。
ガタガタガタガタガタガタガタガタガタ
そんな事を考えながらカフェテリアに入る。一瞬で沢山の人がこちらを見ると、少し目を見開き少しすると先程までと同じように食事を続けていた。
ふと、私の着ている服を見る。
大きく『凡骨』と言う文字の描かれた白いTシャツにジャージのズボン。
<キャァァァァァァア!
何故か悲鳴が聞こえた気がした、地味にショックですわね。実に動きやすく、シンプルな服装なのですけど。
そう思いながら受付らしき場所へ向かう。
うーん、確かに中学生くらいの時に見学で行った大学の学食は食券形式でしたわね。でも、食券機らしき物が見当たらないですわ。
見ると、壁にメニューが張られていた。どうやら今日の定食はトンカツや唐揚げににんじんハンバーグ、他にはステーキやパフェといったがっつり系からデザート系、他にも麺も沢山の種類があった。
これ、在学中にメニュー全て食べきれるんですの?
値段が書いてないので、基本的には在学中のウマ娘しか使わないのだろう。考えてみれば一応、私も在学中にはなっていますから利用は無料でしたわね。
「取り敢えず、鳥の唐揚げ定食をお願いしますわ」
スタッフさんにそう声をかけてから、その場で少し待つ。
改めて考えると私もナナもシオンも不登校ですけど……自分から言い出した条件とはいえ、本当に授業とか受けなくて大丈夫なのか不安になりますわね。
理事長からの支援もありますし、久しぶりに3人で銭湯とか良さそうですわねぇ。
「唐揚げ定食、お待たせしました」
「ど、どうも……」
渡されたご飯の量に思わず声が引きつる。家で慣れたつもりでしたけど、外のお店ではまだ見慣れないですわねぇ。
そう思いながら定食の乗ったお盆を持ち空いているテーブルに座って一息つく。
唐揚げに味噌汁、そして大盛のご飯。
「そういえばマックイーン、レースが終わったからもうスイーツ食べれるんでしょ?」
手を合わせてからまず味噌汁を啜る。赤味噌を使っているため美味しい。出汁も良い感じだ。
「ええ!やっとスイーツが食べられるのです!放課後にずっと行ってみたかったスイーツワールドに向かいますわ!」
唐揚げを一口齧る、肉汁と醤油のしょっぱさに白米を掻き込む、飲み込んでからお茶を一口飲む。
ふぅ、このカフェテリアのスタッフさんはとても良い腕を持っていますわねぇ。衣がちゃんとサクサクですしご飯がパクパク進みますわ。
「混雑中ですわね……座れそうにありませんわ」
「さて、普段なら無理にでもどかすんだが」
「タキオンさん、それは良くありませんわ」
「あっち空いてるよ行こっ!」
「あっテイオー待ちなさい!」
横目で見るとお盆を持った3人のウマ娘が見えた。どうやら、彼女達も食事をしに来たらしい。
あれ?こっちに来てません?気のせいですわよね?
そう思いながらもお茶を一口啜る。
うん、素晴らしいお手前で。
駆け出したトウカイテイオーを追って、メジロマックイーンとアグネスタキオンも小走りで
ふぅ、落ち着きなさい私。常に落ち着き優雅たれですわ。そう思いながら唐揚げを齧り、横目で周囲を見ると唯一空いているのは、私の座る最奥のテーブル席。
そこで俯きながら白米を掻き込む葦毛のウマ娘(私)へと声を掛けてきた。
「ねぇ、ここ空いてるー?………」
驚いた様子で固まるトウカイテイオー。
「待ちなさいテイオー………貴女は!?」
私を見て目を見開き驚いているメジロマックイーン。
「ふぅん、たまには食堂で食事するのも悪くないようだねぇ……」
妖しげな笑みを浮かべて私を見つめるアグネスタキオン。
「取り敢えず、ごきげんよう?席ならば空いてますわ。自由にどうぞ、私は食べてすぐに帰りますので」
そう言って食事を再開する。さて、また唐揚げから口に運びご飯、味噌汁の順番で定食のメニューを食べていく。
「待ちなさい!そもそも貴方が何故ここに!」
「そうだよ!確かキミはまだ学園には通ってないはず!」
そう言って座る様子のない3人、不味いですわねこのままでは彼女達のメニューが冷めてしまいますわ。
「おばあちゃ………お婆様が言っていましたわ。食事の時間には天使が降りてくる、そういう神聖な時間だと。まず座って食事をしましょう」
そう言って3人を無理やり納得させ、座らせる。
あぁ、本当に面倒な事になりましたがトレセン学園の定食は美味しいです。
──────────⏰──────────
「やっぱりインスタントよりアーリのご飯が良い……」
「否定のしようがないねぇ、夕飯が楽しみだねぇ」
「うん」
アーリーハウスではシオンとナナが黙ってカップラーメンを啜っているのだった。
活動報告にて上げた製作していた挿絵が出来たので、下手ですが見たい人はどうぞ。
ノートにシャーペンで描ける限界まで書いた絵です。
【挿絵表示】
続いてネタで考えたアーリのステータスです。
【名前】アーリースタイル
【固有スキル】『Take Victory to Survive』
最後の直線、前の方にいると加速力が上がる。
【所持スキル】
『MACH JAGUAR』
直線で加速力がわずかに上がる。
『振り切るぜ!』
すぐ後ろにウマ娘が長くいると、速度がわずかに上がる。
『リバイブ─疾風─』
コーナーが得意になり無駄のないコーナリングで持久力が回復し、速度が上がる。
『START UP』
直線で速度がわずかに上がる。
『重加速』
囲まれたとき、回りのウマ娘の速度をわずかに下げる。希に焦らせる事がある。
『ラーニング完了』
ラストスパート、前が塞がれた時に抜け出しやすくなる。
『天の道』
「良」のバ場状態が得意になりパワーとスピードが上昇する。
『因子継承─フュージョンライズ─』
レースの後半に、呼吸を整えて前に踏み込む。継承したウマ娘の勝利の数だけ速度が上昇する。
ご愛読ありがとうございます。
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