白の世界から始めた幻想旅録   作:白黒切創

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前回のあらすじ
幻想郷に落とされ➡️妖精たちと仲良く➡️1日目終了
おおざっぱですいません


2日目

 

 朝

 

 『起きるのだ、白黒』

 

 『うーん?』

 

 ゆっくり起き上がり息を大きく吸って吐いた

          (表現しにくい)

 

 『もう朝か..あれ?あの二人は?』

 

 『分からないのだ、起きたらすでに居なかったのだ』

 

 『そうか...まあ泊めてくれただけでも充分だからな、

  僕たちもそろそろ行くか、

  もう一回くらい感謝しようと思ってたが、

  二人はいないしな、行くぞルーミア』

 

 白黒はコートをはおり、ルーミアは青のリボンを着け、

 外へ出てた。

 

 『さーて、何処に行こうかな~』

 

 『白黒が行くなら何処でも付いていくのだ』

 

 『じゃ、適当に...大木の後ろ側に山が見えるしそっち行ってみるか、

  あれだけデカイ山なら何かあるだろ、決定あの山に向かって

  しゅっぱーつ!』

 

 『行くのだー』

 

 ◆少年移動中◆

 

 山のふもと辺りまで歩いてきた..が,

 何かがものすごい速さで白黒の懐まで近付き刀のような物を、

 突き出してきた。

 

白狼天狗A

『あやしい不審者め、すぐに立ち去るがいい』

 

『....あのーどう言うことか説明をくれませんかね?』

 

 白狼天狗B

 『ここからは烏大天狗様の私有地、

  一般人は入らせるさせるわけにはいかないのだ!』

 

 『そう言うことですか、どうすっかな~?』

 

 その時、空からこちらに近付いて来る黒い人影が大きな声で。

 

 『待ってくださーいその方々は客人でーす』

 

 (誰だ?あいつは)

 

 ◆着地◆

 

 白狼天狗A

 『文様』

 

 『この白黒さんとルーミアちゃんは、

  私が呼んだ客人ですので、

  ここは任せてください、

  あなた達は持ち場に戻ってもらって、

  結構ですので』

 

 白狼天狗A

 『文様、我々は失礼します

  早く持ち場に戻るぞ!』

 

白狼天狗B

『は!失礼します』

 

 白髪の男二人は文と言う子のひと声で、

 去っていった。

 

 『えっと、状況が呑み込めないんだがなぜ僕たちの名前を?』

 

 『すいません唐突でしたね、

  まぁ分かりやすく説明しますと、

  今朝妖精達が』

 

 ◆回想◆

 

 今朝

 

 『全身くろしろな男と、友達になった妖精、

  それはスクープですね、

  でその人達は..え、家にいる!

  そして白黒さんとルーミアちゃんですね、

  分かりました情報提供ありがとうございます』

 

 回想終わり

 

『と言うかんじで情報を得て家に行き居なかったので、

  探し回って現在に至ると言うわけです』

 

 『そうか、チルノと大ちゃんから聞いたのか納得』

 

 『立ち話もなんですから私の家に行きましょうか、

  えっと、飛べますか?』

 

 『飛べない』

 

 『分かりました、歩いていきましょうか』

 

 ◆少年移動中◆

 

 山の頂上前の里に着いた、

 白黒達が里の人たちに睨まれていた。

 

 『あれーどう言う事ですかねー文さん?』

 

『あやや、急に人間が里に来たので警戒してますね、

  ちょっと待ってて下さい説明してきます』

 

 『了解、里前で待機しとくわ、

  ルーミアいくぞ』

 

 『わかったのだ』

 

 文が里の人たちに説明をして数日なら良いとの、

 話がついた。

 

 『白黒さん、数日の滞在なら良いそうですので、

  私の家にいきましょう』

 

 『おう、ありがとうな』

 

 『いえいえ、里主の娘ですから融通が通っただけですから、

  到着です、ここが私の家です

  ささ上がってください』

 

 『お邪魔します。(お邪魔するのだ)』

 

 居間に通され文の取材とやらが始まった。

 

 ◆取材中◆

 

 文の取材は昨日の一日の話と、白黒とルーミアの

 素性話が主だった。

(幻想郷創造の話以外)

 

 『では最後に幻想郷でやりたい目標などありますか?』

 

 『ああ、あるぞ

  幻想郷を端から端まで歩いて旅をしようと考えている!』

 

 『良い目標ですね、応援しますよ』

 

 その後、家の方々に一日はよろしくと伝え

 夕食を食べた。

 

 ◆就寝前 縁側◆

 

 『イヤー食った食った』

 

 この里の烏大天狗なお(幻想郷創造時の知り合い)が縁側にいた。

 (唐突ですみません)

 

 『それにしてもよく来たな白』

 

 『お久しぶりですね、からすさん1000年ぶり位ですか』

 

 『もうそんなに経っていたか、まあ

  元気そうで何よりだ...文から目標の話は聞いた、

  存分に楽しめ、

  わしらは互いにできる限り不干渉だからな応援しかできんが

  ...創造に立ち会った者は皆、

  この世界は生きる全ての種族達が

  生きる意味を造り、切磋琢磨する場所だと掲げたが、

  それはお前も含めてだ白』

 

 その時、後ろから足音が聞こえた

 

 『二人で何してるんですか?』

 

 『文、いやなに若者に旅について興味本位で

  聞いていただけだぞ』

 

 『ああ、君の親父さんに話を聞いてもらっていただけだ』

 

 『そうですか』

 

 就寝する直前まで縁側でくだらない話と笑い声が聞こえたらしい。

 (ルーミアは早めに寝ていた)

 

 

 二日目終了

 

 




今回の話で文は次から助っ人みたいに使おうと決めました。

あと先考えずに書くとつじつま合わせが大変になるので

次の話は山といったらふもとに戻る幽香回だと思います

まあ適当ですけど

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