東方幻創弾 〜Phantasm memories from Buster.〜 作:蒼いなんでも屋
東方幻創弾における用語集です。
あ〜わ行と英数字の順に並んでいます(たぶん)。
人物名や施設名は前ページのを参照してください。
もちろんここもネタバレ注意です。
・
幻想郷で起きる色々な事件や騒動のこと。
一概に言えないものの、大抵の場合は妖怪や神様が主犯で、これを人間が解決するのが基本的な流れとなる。
霊夢や魔理沙は今まで何度も異変を解決してきた“異変解決の専門家”らしい。
スペルカードルールは紅霧異変発生前に制定され、同異変から異変解決の際の決闘手段として使われたという。
紅霧異変後、幻想郷にスペルカードルールが一気に広まり、以降の異変ではほぼ必ずスペルカードによる戦いが行われている。
・
幻想郷の侵略を目論む機械生命体。
機械の身体でありながら、妖怪と同じく妖力などで稼働している、文字通り「機械の妖怪」である。
何を起源としているのか、その行動目的の真意は何なのか、詳細不明。
詳しくは人物図鑑を参照。
・狂気
曰く、月を見ると狂うという。
その美しさに見惚れてしまう、という意味なのか、一部の妖怪みたいに月光を浴びて強くなることの比喩なのか……私はよく分かっていない。
鈴仙ちゃんは波長を操ることで相手の認識を狂わせ、実際には当たることのない弾幕の幻影を作って撹乱したり、自分の波長の位相をずらすことで視界から完全に逃れたりできるのだという。
月の光にも、鈴仙ちゃんのような、人妖を狂わせる力がある…のかもしれないし、それとは逆で鈴仙ちゃんが月の光のような力を行使できる…のかもしれない。
・幻想入り
博麗大結界を越えて、外の世界のものが幻想郷内部へ入ってくること。
シンプルに幻想郷の外に生きる人間から、現代的なアイテムまで、様々なものが入ってくる。
結界の不具合や第三者の介入などによって起きるとされる。後者は紫さんや藍さんが結界を管理しているため滅多に発生しないが、前者は霊夢が紫さんを呼び出すためにわざと結界を緩めたり、逆に紫さんが結界に異常がないようにしながら穴を開けたりした時に見られるという。
意図せず迷い込んでしまう場合はともかく、何かしらの意図を持って幻想入りする場合、外の世界ではその存在が幻想となる=外の世界で忘れ去られることになる。
私もきっと、とっくに外の世界では存在していないことになっているんだろう。
結界を越えて幻想郷へ入ってきた者は「外来人」と呼ばれる。レミリアお嬢様達や早苗ちゃん達なども、これに該当する。
しかし、幻想入りした外来人は大抵の場合危険な妖怪に襲われてすぐに命を落としてしまうことが多いらしい。
博麗神社は幻想郷と外の世界との境界線に位置するため、比較的幻想入りした物品や外来人が流れ着きやすい。他にも無縁塚も同様に幻想入りしたアイテムが流れ着く傾向があり、香霖さんがたまに拾ってくる。
どうやら私の幻想入りは複雑な経緯を辿っているようだ。
・スペルカード
下記のスペルカードルールに用いる、いわゆる必殺技。
あらかじめ技の名前と、その技名を体現した技をいくつか考えておき、技名を契約書形式に記した紙を任意の枚数所持しておく。この契約書が「スペルカード」という。
スペルカード名を宣言して発動し、自身の能力に絡めた強力な弾幕を展開するのがスペルカードルール。
なお、このカード自体には何の力もない。本体はあくまで、幻想少女たちが使う技。てっきり必殺技や切り札のアイテムと思ったら、実際はただの紙だった。つまり弾幕とスペルカードで発現する現象は全て個人の能力によるものであり、他人のスペルカードを借りたから他人の弾幕が使えるといったことは基本的にない。
魔理沙曰く、スペルカードには使用者の精神性が現れるらしい。
よく「スペカ」と略されることがある。
・
人間と妖怪のバランスを保ち、いずれの数もむやみに減らさずに幻想郷を維持するために、紅霧異変より少し前に霊夢が考案した、幻想郷におけるルール。
スペルカードと弾幕ごっこ、その勝敗によって形式上の勝ち負けを決めるものである。これにより妖怪が人間を襲い、人間はスペルカードでこれを撃退する…という図式が保てる。
どちらかと言うと展開する弾幕の美しさを競うものであるため、勝ちに特化したものや効率的過ぎる挙動のもの、回避エリアが存在しない攻撃などは禁止事項である。
ちなみにこのルール制定後に初めて発生した異変が紅霧異変であり、これを通して幻想郷にスペルカードルールが浸透、以降の幻想郷ではこのルールにより異変解決が行われてきている。
なお、機怪異変が起きている現在は機怪が通常弾幕に耐性を持っているため、威力を強化したもので対抗している。
・スペルメモリ
私、星羅専用の特殊なアイテム。
と言ってもその実態は外の世界にあるメモリーカードで、カセットのような差し込み式。羽のような軽さと、異常なまでの破壊耐性を持つ。1枚1枚が手のひらサイズなので携帯しやすく、普段は私のコートのポケットに収納している。
内部データには、メモリ1枚毎に1種類ずつ、表面に刻印された名前のスペルカードの性能が記録されている。ライズバスターに装填しデータを読み取らせることで、特殊な弾幕攻撃を使用可能にする。
本質的にはただの紙切れである(実物の)スペルカードと異なり、スペルメモリはライズバスターにセットしなければスペルカードを発動できない。そのため、バスターを唯一装備・使用できる私にしか扱うことができず、またバスターが無ければ私はスペルカードはおろか通常のショット攻撃すらできない。
また、私の過去の記憶が一定の感情に基づいて記録・保存されており、その保存容量はサイズに見合わぬ程の大きさで計り知れない(にとり曰く、メモリ1枚に保存されている私の記憶はその容量の約1000分の1しか使っていないらしい)。
私の記憶が不完全だからか、あるいは私が外来人だからか、発動するスペルカードの特性はルールに則したものとは言いにくいものが多い。
・星羅専用
文字通り、私専用のコート。
灰色と白色がメインで、袖には白星があしらわれている。
幻想入り直後に着ていたもの(第壱章〜第四章)は何故か汚損・欠損が激しいもので袖も殆ど焼け溶けてしまっていたものだったが、紅魔館インターンシップの際に咲夜さんに預けた結果、その大部分が咲夜さんとアリスの仕立て直しを経て補修・改修されて帰ってきた。今(第伍章以降)着ているのは改修後のものである。
最大の特徴として、袖口〜肘のあたりまでに1本のジッパーが付いている。これを開くことで、ライズバスターをコートの干渉を気にすることなく装備できるようになっている他、動きやすさも確保してくれている。マジ神。
外側はポケットが1対だけだが、内側に大きめかつ複数のポケットが備えられており、ここにスペルメモリ各種を差し込んで携帯できる。また補修に用いられた繊維には、アリスによる特殊な永続魔法が込められており、耐火・耐水・耐腐食等に優れた素材になっているらしい。対弾幕防護用の名前は伊達じゃない。
・空を飛ぶ程度の能力
霊夢の持つ能力。
彼女の能力は空を飛ぶこと……つまり無重力。
地球の重力も、如何なる重圧も、力による脅しも、彼女には全く意味が無い。
身も心も、幻想の宙をふわふわと漂う不思議な巫女である。
相手がどんなに強大だとしても、彼女の前では意味をなさない。
それが例え、幻想郷の秩序を乱す未知の敵だとしても。
・“
幻想郷の人々が持つ特技や異能の力などを端的に表す際に用いられる言葉。「〜する程度の能力」といった形で表現される。
基本的には言葉の通りの能力を持つことが多いが、霊夢の【空を飛ぶ程度の能力】のように、本質はそれ以上の力を秘めている場合もしばしば見られる。また【魔法を使う】以外にも【人形を操る】アリスや【火+水+木+金+土+日+月を操る】パチュリーさんのように、別の表現が可能なパターンも多い。
もちろん、この表現に含まれない固有能力を持つ人妖も沢山いる。
なお、基本的に自己申告制らしい。
・
明治時代、幻想郷を外の世界から遮断する目的で展開された、幻想郷を覆う巨大な結界。
ドーム状に覆っているわけではなく、幻想郷そのものを外の世界とは別空間に隔離している仕組み、という表現の方が近いらしい。曰く「論理的な結界」だという。
その維持には博麗神社周辺の木々と、コアとなる博麗の巫女が必須であるとされる。
現在は霊夢が結界維持の役目をほぼ放棄しているので、専ら紫さんや藍さんが管理を行っている。
非常に強力な結界で、並大抵の人妖では通過できない。紫さんなどの大妖怪や神奈子さまなどの神様はある程度通過できるようだ。
また意思のないものはそのまま通してしまうらしく、外の世界の物品が幻想入りする理由にもなっている他、気絶などで意識を失っている生物も一応通れるらしい。
なお、対策なしに結界の境界へ行こうとしても永遠に木々の生い茂る森の中を歩かされるが、引き返すと一瞬で帰れるそうだ。
博麗神社は博麗大結界の境界線上に位置しており、外の世界には外の世界における博麗神社があるらしい。仮に外の世界の博麗神社に辿り着いても、幻想郷の博麗神社とは別なので入ることは基本できないとされている。
・
博麗神社の巫女を務める女性のことを指す。
幻想郷の結界維持、そして幻想郷の調和を保つためには必要不可欠な存在であるとされている。
現代の博麗の巫女は霊夢。
妖怪退治と異変解決の専門家であり、人間でありながら人並み外れた高い戦闘能力であらゆる妖魔を祓うことができる。一部の妖怪に対してはその能力を制限させることも可能。
特に、【空を飛ぶ程度の能力】を持ち、先天的に備えた才能もずば抜けているという霊夢は歴代でもかなり優れた巫女であるらしい。
ただし博麗神社そのものは神社としての機能がほぼ無いようなものなので、特段何かしているわけではない。
・
妖夢のような、人間と幽霊の両方の性質を持つ種族のこと。
人間の身体に、付随するように霊魂が伴っている。
妖夢のおじいちゃん兼師匠の
・ファンタズムメモリ
私と絆を結んだ
ひとつひとつが、ラストワードやラストスペルに相当する非常に強力な性能を持つ反面、私自身の体力や精神力を大幅に削るため、乱用はできず、1回使うだけでもタイミングが限られる。
内部データにはスペルカードの性質と共に、私とパートナーの紡いだ記憶が記録されている。通常のスペルメモリと異なり、その表面はラメ入りの素材が用いられている。
また、所有しているだけで何らかの効果を齎してくれるようだ。
・マスタースパーク
恋符「マスタースパーク」。
魔理沙の必殺技であるスペルカード。
彼女の信条を表すかの如く、虹色の超火力極太レーザーで阻むもの全てを消し飛ばす。同時に無数の星型弾幕が展開され周囲を覆い尽くす。山ひとつ焼き払う破壊力を秘めているらしい。
出力を圧縮分散させ、高密度で連射する「恋符【マシンガンスパーク】」や、箒と組み合わせて放つ突撃「彗星【ブレイジングスター】」、限界を超えて放つ超必殺の「魔砲【ファイナルスパーク】」など、様々な応用スペカも存在している。
基本的にはミニ八卦炉から放つが、一応無くても使える。
・魔法使い
魔法を使うことができる者を指す。
職業としての魔法使いと、種族としての魔法使いとが存在する。
魔理沙は人間でありながら、その努力と研究によって身に着けた魔法を使うことができる。彼女の信条故に、派手で高火力なレーザーや星の魔法が多い。
一方でパチュリーさんは生まれながらの魔女であり、膨大な魔力や精霊を介した強力な属性魔法を使う。
アリスは元は人間だったようだが、後天的に種族としての魔法使いになったらしい。魔力で編んだ糸で無数の人形を制御し操ることができる。
食事を不要とする『捨食の魔法』を習得・適用することで種族としての魔法使いとなり、その後、老化を止める『捨虫の魔法』を使用して完全な魔法使いとなるらしい。
なお、幻想郷では人間が妖怪になることは禁じられているので、アリスは出身と思われる魔界で人間をやめた可能性がある。
・幻と実体の境界
博麗大結界と共に展開されている、幻想郷と外の世界を隔てている結界のひとつ。
外の世界で存在を否定されたり、忘れ去られたりした人・物・神・妖怪などを取り込み、その逆を弾く役割を担う。
紫さんはかつて、これを使って幻想郷の元となる楽園の構築を行ったのだという。
・未来の幻想郷
機怪によって滅ぼされた、未来の幻想郷。
来是はここから時間を遡り、破滅を回避するために私という形で現在の幻想郷へやってきた。
私の日々は来是の日々を再走しているのかもしれないが、機怪による攻撃を「ライズバスター」と「スペルメモリ」によって撃退しながら過ごしているので、少なくとも“かつての未来”とは別の未来へ向かっているのは確か。
……だと、信じたい。
・
霊符「夢想封印」。
霊夢の持つスペルカードにして、博麗の巫女の代名詞。
七色に輝く光球を連続発射し、強力無比なホーミング性能と封印の力であらゆる相手を封じ込めることができる。この光は妖怪が最も嫌うありがたい光らしく、相手を無理矢理封印することができるとんでもない性能を持つ。
本人曰く原理は不明とのことで、大雑把な霊夢らしいスペカでもあるかもしれない。
派生スペカとして、高速移動しながらばらまく「神霊【夢想封印 瞬】」、高い追尾性で命中精度に特化させた「霊符【夢想封印 集】」、ホーミング性能をカットして速攻を仕掛ける「霊符【夢想封印 散】」などがある。
・妖怪
人ならざる者。
現実世界での様々な恐怖や怪奇が、語られる中で“そのような力を持つ者の仕業である”とされたことで生まれた者達。
科学技術の発展で存在の否定がされたり、時の中で語られなくなって忘れられたりしたため、力を失ったり存在そのものを保つことが難しくなってしまったため、紫さんの主導で結界に守られた幻想郷の中で生きる道を選んだ。
もちろん全員が幻想郷に移動したわけではなく、賛同せず今も外の世界でひっそり生きている妖怪も多いらしい。
・ライズバスター
私の専用武器。
別名・「
普段は腕時計型端末「ライズウォッチ」として左腕に着用しており、ボタン操作で内部に格納された物質データを3次元上に展開し、右腕を丸ごと覆うサイズの腕部一体型の銃となる。
前世で“彼”が好きだったヒーローの武器を模した、旧・未来の幻想郷からのオーパーツ。
バスターへの展開時に、一度エネルギー体に変化して性質変化と増殖を行い、再結合することでバスターの形を成す。質量保存の法則なんてあったものじゃない。
先端部の銃口から射撃が可能。エネルギーを高密度に圧縮した光弾を発射する。チャージすることで出力と貫通力をアップさせ、「チャージショット」を放つことができる。
メモリによってエネルギーを様々な性質に変化させる。理論上はあらゆる弾幕を再現可能なのではないか、と推測されている。
側面には4枚の羽のようなパネル「カルテットスタビライザー」が備わっており、開くことでチャージを補助しつつ、展開した排熱ノズルから余剰エネルギーや熱を排出する。
銃口の横には「メモリスロット」が装備されており、ここにスペルメモリやファンタズムメモリを装填することでスペルカードを発動する。
……、バスターとメモリが無ければ、私はロクな攻撃が出来ない。能力の割に、なんて非力なのだろう。
ここも案の定、物語に応じて追記していきます。
追記を忘れないようにしないとね……
この中で、番外編やってほしいのは?
-
紅魔館組
-
レイマリ
-
うどみょん