太陽の男   作:ヤマトかわいいよヤマト

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初めての日記型形式。

描写がないから特に何も無い時、話進めるための手段としてはありかなと。

なれない書き方で、うん?てなるところもあると思うけど大目に見て。


第17話

 

 

 

 

 

〇月‪✕‬日 天気:晴れ

 

 

今日から日記をつけてみようと思う。

と言っても何も書くこと決まってないけど…。

 

とりあえず今日あったことと言えば先日ゼファーのおやっさんから頼まれた弟子2人の指導がついに始まった。

 

結論言えば……俺から教えれることなくね?である。

 

いや、もう動きの基礎とか完璧すぎて。改良の余地はないんだよねこれ。さすがおやっさんの弟子。しゅごい。

 

まあそこから応用したりとかすれば戦いの幅が広げられるわけだからそこを教えてやれってことなんだろうけど……いや、ムズィーー!

 

言っちゃなんだけど俺の武術ってほぼ我流だからね。色んな武術の基礎を覚えてそこから自己流に変化させたわけだから。

つまるところ、俺の使う武術は"俺の体に最適な動き"なわけであって、アインちゃんやビンズくんにとってはまた違うわけよ。

 

……他人に物教えるって難しいと実感した一日でした。

 

 

 

 

 

▽月□日 天気:俺の心は雨模様

 

 

指導が始まり早1ヶ月。この1ヶ月間は怒涛だった。

 

まずアインちゃんが四六時中俺に付きまとってきて怖かった。

 

「腕の振りの角度は!?」「歩いてる時の気をつけることはなんでしょう」「食事をとる時はまず何から食べますか?」「あの時私にかけた技をここでもう一度かけてください!」

 

……いや、ねぇ?うん。……どうした?

え?おま、そんなキャラなの?と困惑が隠せてなかったと思う。

 

てかそんなに日常から気をつけることなんてのはないよ。それどんな苦行?

 

別に俺に気があるから関わってくるとかそんな感じじゃなくて、こう、マジで心の底から学ぼうとする姿勢?真面目さは感じられたよ?うん。

 

いやでも度が過ぎるのも考えものだと思うのお兄ちゃん。

 

そんな中の癒しはビンズくんでした。差し入れでコーヒーとかよく持ってきてくれたり、肩揉んでくれたりして。お前……いいやつだったんだな。

 

ただ、俺の事兄貴って言うのやめような。俺の方が年下なんだから。

 

 

 

 

 

★月●日 天気:曇り時々曇り

 

 

最近、アインちゃんとビンズくんに指導してるのを見ていて興味を持ったのかヒナやおっさんもよく参加するようになった。

 

俺とかアインちゃん、ビンズくんは訓練の代わりの訓練ということで普段の訓練を免除されてるけど同期組は普段の訓練してからこっちに合流してくる。体力お化けかな?……いや、まあおっさんに関しちゃ暇つぶし感覚できてるっぽいけど。

 

ヒナに関してはさすが優等生。ハッキリ言えばアインちゃんやビンズくんに比べると型が綺麗です。さすヒナ。

 

なんなら逆にヒナに月歩とか俺がまだ使えない六式教わったりしてるし、win-winやね。

おっさん?あれはタバコ吸ってるだけの生き物だよ。

 

煙っていろいろ応用効きそうな能力なのに努力しないものね。そんなんだからケムリン(笑)とか呼ばれるんだよ。

みんなが覇気使えるようになってきたらボコボコにされる未来が見える見える。

 

 

 

 

 

 月 日 天気:

 

 

疲れた、寝る。

 

 

 

 

 

 月 日 天気:

 

 

(ペンで書きなぐった跡があるだけで読めない)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

+月-日 天気:いつか俺の心は晴れるはず

 

 

最後に日記を書いたのが3ヶ月ほど前という事実。

もうね。もう地獄だった。

 

ヒナ、おっさん参加して1週間経った頃だった。

ボルさんやらクザン兄やらサカズキのクソジジイやらも顔出すようになった。

組手という名のシゴキされるしで、しかも3人連続。殺す気か?どゆことやねん。

 

さらに終わって休んでるところに拳骨の襲来という。さらにそれの余波で壊れる建物を見て仏のありがたい説教まで。フルコースですねありがとうございます。

 

そんな中にも海軍としての仕事もあるしで毎日死んだ魚の顔で動いてたと思う。よく生きてんな俺。

 

まあ、それのおかげなのかどうなのか。見聞色の覇気の練度がだいぶ上がった。

連続組手とか、拳骨さんとかあの方々が奇襲まがいに能力使ったりしてきてそんな生活続けてたら未来が見える頻度がかなり上がった。

 

いやー、棚ぼたですわ。ありがとうは言わないけど。

あとはこれを任意で使えればいいんだけど、そうすりゃ俺もカタクリに並べるぜ。待ってろ杉田。

 

あとは覇王色の覇気なんだけどこんな生活続けてたからなのか防御しようとした時に6割の確率くらいで纏って軽減できるようにもなった。やったぜ。

 

……やっぱ思ったけど俺の戦闘面の成長の仕方がバカみたいに早いよね。他のキャラたちはここまでトントン拍子ではいかないでしょ。みんながみんな俺みたいに強くなってたらこの世界魔境すぎるわ。

 

前世で武を嗜んでたからなのか、いや、少なからずそれの要素もあるかもしれんがやっぱりこれが俗に言う転生特典的な?そういうやつなのかね?

いや、これは俺の隠されていた才能なんだ。そうだ。きっとそうに違いない。そう思いたい。

 

 

 

 

 

?月!日 天気:雨-曇り=晴れ

 

 

思えばもう1年。俺も歳をひとつ重ねた。これでまた1歩死に近づいたね。

 

この1年なかなかに濃い日々だった。アインちゃんとビンズくんを指導し、ヒナから六式を教わり、おっさんのパンツを海軍基地中に隠したりして遊んだり。

 

ボルさんの仕事手伝ったり、拳骨が襲来してきたり、クザン兄と買い物行ったり、拳骨に奇襲されたり、クソジジイと喧嘩したり、拳骨にしごかれたり、仏に怒られたり、拳骨も一緒に怒られたり……拳骨の頻度が多すぎるんじゃあ!

 

とりあえず当初の弟子2人のレベルアップはおやっさんの予想を遥かに超えるほどでとりあえずもういいだろうということで俺の指導は何とか一旦終わりを迎えた。長かったァ…!

 

俺の覇気の方もかなり洗練されてきて三大将さん方と何とかやり合えるようになってきた。打倒カイドウに近づけたね。

 

ただ、自主練とかはあまり出来なかったこともあって武装色の覇気の流桜は未だ未完成だ。いや、弾みでできる時はあるけどね?ただ、出来て1割という未完成っぷり。とりあえず当分は流桜使えるように特訓していこうと思う。

 

あ、そういえばストレスを海賊にぶつけまくってたらいつの間にか准尉になってました。給料がっぽりでホクホクです。

最年少でさらに最速での出世らしい。これでおっさんを見下せるね。やったね。

 

大変だった1年。しかしてなかなかに楽しくもあり、自分の糧にもなったので良しとしよう。

さて、明日は良き日になりますように。おやすみ。

 

 

 

 

 

♡月♥日 天気:やまない雨はない

 

 

仏さんから女ヶ島に行ってこいと司令が来ました。

あれです、ボア・ハンコックを七武海に勧誘して来いってやつですね。

 

……ナジェオレェ?




海軍入りたての主人公の強さ

大将>>>>(越えられない壁)>>>>主人公≧中将

現在強さ

大将≧主人公>>>>>>>中将



くらいなのかなぁ……?
ちなみに主人公能力なしでの話です。



最近、イカたちによる色塗りゲームを弟に進められ始めました。
……おもろいね、あれ。

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