元ヒトのインクリング : 旧   作:ノリと勢い

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無印編
動き出す歯車


 

 

 

ついに!ついに来れた!!

イカしたイカが集うハイカラシティに!

 

 

ここに来るまでとても長かった……

親を説得して、家事の手伝いとかをしてお小遣いをコツコツと溜めて、やっと……………

 

ッ〜……嬉しいなぁ……………

 

 

 

よし!

ここに来たら絶対にしたい事があったんだよね!

まずはあの人に会いに行こうっと。

 

 

あれ…?マンホールから()()が顔を出してない…丁度出かけてたりするのかな…?でもデカ・タワーにオオデンチナマズ居ないし………

 

…どうしよう……

とにかく、マンホールへ行ってみよう!

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

ボチョン…

 

 

 

 

 

「ねぇ、ホタルちゃん。

チョココロネってどこから食べる?」

 

「え?うーん…頭からかな。」

 

「そっか……。ところでさ、頭ってどっち?

太い方と細い方。」

 

「ウチは細い方が頭だと思うんだけど…」

 

「へぇー。アタシは太った方が頭だと思ったよ。

………でもなんで細い方が頭?」

 

 

 

なんか某作品みたいな話をしてる………

というか司令が居なくてシオカラーズがいる…?

ってことはもうストーリー始まってるのか!?

 

 

 

「それは………………      えっ」

「?アオリちゃんどうし…………   あっ」

 

 

「あ、えと…こ、こんにちは……」

 

 

 

……僕を見るなり焦った様子になった………?

え、お、僕何かしました………?(震え)

 

……あ、後ろ向きになって何か話してる…?

 

 

 

「ほらホタルちゃん!だから言ったじゃんマンホールのとこ使わない時何か置いておこうって!!」

 

「いや、だからそれは内側から出れないからやめようって何度も言ったでしょ………?」

 

 

 

えっと…や、やっぱりもう3号は居るのかな?

良く分からないけど謝ろう…

 

 

「えっ………と、すいませ」

 

「どうした二人と………も?」

 

「え?」

 

 

「おお!!!!ようこそイカ君!!さて君にはいくつか聞きたいことがあるんだけど良い? あとアオリとホタルは屋内に入ってていいよ〜。」

 

「え、…分かったよ!!じゃあ後は任せるね!」

 

「あー、ま、任せるね…………」

 

 

 

「あっ、はいっ…??」

 

「まず一つ!タコを知っているか?」

 

「え、はい。」

 

 

「まあ、知らないだr……

 ん?知っているのか………… 妙だな………

 

「……………あっ…」

 

 

〜〜〜っ、勢いに流されてつい本当の事を言ってしまった………っ!!!

 

 

「まあ、ええか。次。

 そのタコと戦う"覚悟"はあるか?」

 

 

「はい!!!あります!!」

 

 

「良し!!良い返事だ。」

 

 

 

これは大丈夫と……

冷静に考えながらじゃないと流れに連れていかれてしまう……何なんだ、この人…………

 

 

「では最後に………君は、強いか?」

 

 

っ!?威圧感が………急に………っ!!

 

 

「え…………あ…………

 つよ、強いと思う…………ます……」

 

 

「オーケーオーケー。

 少なくとも一定以上の自信はあると。」

 

 

終わった…………

 

 

 

 

「じゃあおまけ問題ね。」

 

 

「……え???」

 

 

 

まだあるんですか…?

 

 

「あぁ、でもこれは意味が分からなかったら流していいからね。ただ個人的に聞いてみたいだけだから。」

 

 

「は、はあ……」

 

 

「んじゃ質問。

 

 

 

 

()()"2()"()()どちらが好きだい?

 

 

 

 

「それは、どういう………」

 

 

()()()()()()()()()()()()()ごめんね。

…あー、でももう言っちゃっていいかなこれ。」

 

 

 

 

この人は…………何なんだ?

 

 

 

 

()()()()()()()

 

 

 

 

 

この人は………、何で知っているんだ…っ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

あっ、やべ。ちょっとビビらせすぎたかな…

 

 

おっすどうも未来のヒーロー。

俺の名は☆I☆SA☆KI☆だ覚えとけ!

 

ちなみにチョココロネは牛乳に浸して食べる派。

邪道とか言うなムッコロスぞ。

 

 

新人(恐らく正史の3号)がやってきたんで先輩風を吹かしてみたくて面接じみたことをしたんです。が。思ったより俺の覇気(威圧感)が強すぎた様で少しカタカタ震えてる……やっちゃったゼ☆

 

 

どうしよ………多分こいつも転生者なんだよな。

まさか俺以外にも居るとは……

スタンド使い(転生者)は惹かれ合うってね!

HAHA!!

 

因みにはじめに気付いたのはこいつの反応がおかしかったのと、アオホタを見てるときは"推し"として見ていたのに俺を見た途端に"誰だこいつ"って表情になってたからだ。………そりゃそうか。

 

後はその他の細かな仕草や目線の動き、

言葉使いや呼吸の早さ、粗さ。

ほぼ確定に思えたのはこいつの失言のおかげだけどな。まあタコ知ってるだけなら他の可能性も無くはないから保険掛けたんだけど。

 

対面での打ち合いもこなす内に相手の表情から大体の感情とかが読み取れるようになってきた。あとカマスとババ抜きやったあとネタばらししたらキモいと言われた。酷い。

 

 

そんなくっだらねぇ事は置いといて、

この返事次第でどうなのか分かる。

 

あと嘘ついたりでもしたら確実に分かるし何ならこれは嘘の味だぜすれば良い。男相手なら手段選ばなくて良いから楽。女子は殴れないんで。俺。尚クズなら別。

 

 

 

「………い、いや、違い………ます…」

 

 

「はい嘘。」

 

 

「っ!?」

 

 

 

ダウト。この3年間で手に入れたのはあの鉄壁顔面カマスの表情読み取れる程の観察眼だぞ!?よっぽど共に居たんだろう!!

そもそもこいつ嘘つくの下手すぎるし。

 

まあとにかくそんな俺を出し抜くなんて無理なこった。早く早く〜、諦めちゃいなよYOU。

どんな過去でも引かんぞ、俺。言うてみ?

 

 

 

「………バレちゃい、ましたか。」

 

 

おん、何ラスボスみたいな言い方してんねん。

 

 

 

「なんでさっき1回否定した?」

 

「それは……あ、えと……その………

 なんかー……、怖くて……すみません……」

 

 

俺のせいだったっぽいわ。すまねぇ……

誠に申し訳ない。

 

 

「ほーん。ま、転生者ってことで合ってるな?」

 

「はい。これは嘘じゃないです。」

 

「分かってる。んで、俺割と転生したことで周りと価値観揃わなくて虐められた事とか昔あるんだけど、君そういうの大丈夫?」

 

 

「えっ……はい、そういうのはありませんでしたけど……それ言って大丈夫ですか……?トラウマだったりとか……」

 

「あ、何とも思ってないから大丈夫だぞ。」

 

「え、はい………」

 

 

 

いや、マジで何とも思ってないから気にしないでもろて。むしろ気にされる事が気になるからやめてもろて。

 

 

 

 

「で、話を戻すがこの部隊に入りたいか?」

 

 

「っはい!!」

 

 

「なら別にOKだ。歓迎しよう。司令には俺が言っておくからよ。」

 

 

「ありがとうございます……っ!

………えっと……ところで、あなたは…?」

 

 

「あ。」

 

 

 

やっべ名乗ってなかった。

今んとこ俺ただの不審者じゃねぇか……

 

 

「名はイサキ、姓はジンドウ、歳は18。

 瞳の色は父親譲りの深緑。

 死因は餅を喉に詰まらせた。

 ここでは"0号"と読んでくれ。」

 

 

「0……号……………?」

 

 

「あー、シオカラーズがヒーローになる前に加入したんだが、もうそれぞれ1、2号を予約していてな。でもその二人より早く入隊したから0号だ。」

 

「へぇ…」

 

 

「ほい、次お前の番。」

 

 

「はっ、はい!!えっと……

 名はロクロ!姓はキサバ!歳は14!

 瞳の色は母さん譲りの橙色!

 死因は階段昇降ミスって頭を打ちました!

 new!カラストンビ部隊3号です!!」

 

 

「お前かっこいい名前してるな……」

 

「そこには自信がありますんで!」

 

 

「せやか。ってことでもう一問聞くね。」

 

「なんで…??」

 

「大事な事だ。良いね?」

 

「っはい!?」

 

 

「問う。」

 

「………」

 

 

 

 

 

 

「巨乳と貧乳どっちの方が好き?」

 

 

 

 

 

 

「………………………は???」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

何を言っているんだこの人は………(困惑)

 

何か決意的な何かを聞かれるんじゃないかと身構えてしまった……恥ずかしい………

 

 

「えっと……何でそんな事を聞くんですか?」

 

 

「あのなぁ、人間は…まあ、俺たちはイカだが、この種族というものは何が肉体に入っている?」

 

「えっ?魂とか……精神……とかですか?」

 

「大体合ってる。んで繋がるんだが……

性癖ってのはそいつの本心だろ?つまりそういうことだ。どこぞの東堂もそんな感じの事言ってただろ?」

 

 

「どこぞの東堂ってのが誰なのかわからないですけど、なんとなくは分かりました……………?」

 

「ヨシ!(現場猫)じゃあ答えろ。」

 

 

「ええ………(困惑)」

 

 

 

性癖…かあ……強いて言うなら、S女が好きなわけではないけど、絞られる系………かな……?

いや、これは乳の話だ。乳……。乳………?

 

 

 

待て。

なんで"絞られる系"と分かった?

 

自分には死因以外の記憶がほぼ無い。

今世ではどんなエロ本も読んだことなどない。

 

なら、なぜ……………?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうか。俺の根底にあった意思。

転生しても変わらなかった自分の信念。

それが………性癖だと言うのか、この人は。

 

違う体になっても、

死因くらいしか前世の記憶が無くとも。

 

自分が良いと思った"信念"は変わらない。

 

それをこの人は気付かせようと……っ!!

 

 

 

………………なら、誠心誠意答えよう。

 

 

 

これが俺の()()だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「美乳」

 

 

 

 

 

 

「よく言った」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

何やこいつ……

 

興味本位で性癖聞いただけなのに、

"覚悟の目"をしてやがる……ッ!!!

 

こいつぁ"本物"だぜ……

 

 

 

いや、何がだよ。

とりあえず流れに合わせて褒めてはみたけど、

冷静に考えて性癖で覚悟とかどういう事だよ。

あと2択で答えろよ。

何勝手に選択肢増やしてんだよ。

 

でも本編のシリアス3号みたいな顔にはなったしまあええか(丸投げ)

 

 

 

 

「そんじゃこれからよろしくな。」

 

 

「えっと……

 司令には入隊の件聞いたりしないんですか?」

 

 

「お前を見た瞬間に連絡してたから大丈夫。」

 

 

「えっ……、どこから見てたんですか…?」

 

 

「まずは視線を感じる事ができるようになろうな3号君。」

 

 

「えっ…はい…………」

 

 

「因みに気配読みの修行もあるから頑張ろうな、3号君。」

 

 

 

「えぇ…………」

 

 

 

 

 

 

 






姓:キサバ 名:ロクロ  14歳 男

瞳:橙色  ゲソ色:青色

性癖:絞り取られる感じのやつ(NO.マゾ)




元ネタ:クロマグロ  スズキ目サバ科

日本沿岸を含む太平洋の熱帯・温帯海域に広く分布する大型魚で、重要な食用魚である。生鮮魚介類として流通する場合にはホンマグロの名称も用いられる。

寿司ネタ、刺身等に使われ、日本の消費量が世界一であるが、資源の減少により厳しい漁獲制限が進められている。国際自然保護連合(IUCN)はクロマグロを絶滅危惧種とした。

地方名としては、シビ、クロシビ(各地)、ハツ(高知)などがある。また、特に幼魚を指す地方名としてヨコ、ヨコワ(近畿・四国)、メジ、メジマグロ(中部・関東)、シンコ、ヨコカワ、ヒッサゲなどもある。


by・wiki






あとイサキのゲソ色は黄緑色です。
例えるならばメロン。
ウォーターメロンの方じゃないぞ。

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