少しでも早くラスボスの元へ辿り着くために俺が考えたのは、前世で行われていた遊び方、いわゆる"RTA"で使われていたショートカットだ。
本編をクリアした後に色々なタイプのスプラトゥーン関連動画を見漁っていたためやり方を知ってはいる。
本当にこの世界でできるのかは分からないが、僕はゲーム内で一度成功した事がある技だ。そして、成功すれば何十回もやり直したとしても大量のお釣りが帰ってくるほどのメリットがある。
つまり、やる価値はある。
こっちの世界でも、キャラコンはやった。というかやらされた。文字通り、死ぬほど。
僕ならできる筈。多分ッ!!
エリア4と5の境目まで来た。
それと、1号と2号は拠点に居て、ドローンでこちらの動きを見ている。皆が離れている時に拠点が襲われたら危ないから、かの言い訳を言って一人でここへ来させてもらった。
インカムを使えば連絡をとる事もできる。
……正直言うと、原作が壊れる確率を少しでも減らしたいからだけど。
エリアskipの事をなぜ知っているのかを聞かれたけど、それに関しては"0号さんが楽な攻略方法を教えてくれていた"と言っておいた。
……なるほど、これがゲーム内にもあったエリア間の移動を制限するバリアか。
触ると手が痺れて力が抜ける上、かなり強い力で跳ね返される。…………いや、日和るな、僕。
集中。
バリアが張ってある足場の側面を塗り、進行方向に浮かんでいるサイコロ型の巨石にもインクを付ける。準備は、これで完成だ。
慎重に、その側面へと飛び移る。
…しまった、バリアに触れ────────
バシィンッ!!!
バリアに触れたとたんに弾かれ、下側へ向かってふっ飛ばされる。体が、あっけなく落ちていく。
──ボシュウ
やがて判定外へと落ちた。
体が消えた瞬間、頭に『死』の文字が浮かんだ。
「っハァッ………!ハァッ……ハァ…はぁ……」
「っ大丈夫!?
まさかボシュるの初めてだったの!?」
「……………え、あ 、 はい…」
「…………一応、落ち着けはしたみたいやね。」
「あちゃー、落ちたことなかったかぁ………
ほんとに大丈夫?なんか怖いよねあれ。」
「………………もっかい行ってきます。」
「え、平気!?」
「はい、平気です。行ってきます。」
「…………無理しないでね。」
「了解です。」
正直に言うと、もう二度とやりたくない。
でも、司令も0号さんも攫われたままだ。
早く攻略するため、これはやらなければ。
「…………絶対にバリアを越す。」
「……ッしゃあァァァァッ!!!!」
なんとかなった。
だが、もう暗くなってきている時間帯だ。
丸一日
…………いやいや、教えを思い出せ。
『なんでもかんでも自分を責めんなよ。ポジティブじゃなけりゃ生きてけねぇぞ?』
とか言われただろう、ロクロ。
丸一日
…………あっ…、やば…ぃ。
すっげえ…………眠い。
……いや、まだ寝てはいけないッ!!
前世から覚えていたトウメイヤカンがある場所へボムを投げ、それが実体化した音を聞いてからスーパージャンプの体勢へと移行する。
自分のインクで塗ったヤカンがジャンプポイントになるというのは既に教わっている。
何度もやり続けていて、もう限界だ。
ジャンプしたら、まずはタコツボバレーから出て、自分の部屋に戻って、それで────────
「あっ!やっと戻ってきたの3号!?」
「………成し遂げられた?」
「…っはい! ただいま帰り………ま…… 」
あっ、やばい。意識、飛───────────
※またシリアルあり。注意せよ。
「あ、そういえば聞きたいんですけど将軍さん。
なんで司令と俺を攫ったんですか?」
「ギ………ッ?アァ、ソノコトカ……………」
「…タコワサ、ちょいとそれは…」
「アタリメヲサラッタノハタノマレタカラダ。『最近孫達が構ってくれんのじゃ……』トナ。」
「……おゥ……………」
「声真似上手いですね将軍さん……そして司令そんな理由で頼んだんですか………」
「…………じゃって、最近孫達が仕事ばかりしていて、ちょっとばかし………、寂しくてのゥ…」
「あー………」
少し分かってしまうのが悔しい……
一人ぼっちは、寂しいもんな。
「……ちょっくらトイレへ行ってくるぞィ。」
「あ…、はい……」
「オウ、イッテコイ。」
な、なんかすいません。ほんとすいません。
追加で聞いたのまずかったな……
もし俺が同じ立場だったら死体蹴りだもの…
………でもやっぱこっちも気になる…
「…で、俺を攫った理由はなんですか?(ワクワク)」
「ソレハ、ツヨスギダカラダ。」
「えぇ………(困惑) ………強すぎる…?」
「アァ、1、2、3ゴウトクラベテ、オマエハツヨスギル。オマエヨウニツクッタアシドメノギミックハ、ホカノヤツラニハムズカシスギルシ、ギャクニヤツラニアワセルトオマエニトッテカンタンスギル。ダカライッショニサラッタ。」
「……なんかすいません。」
「イヤ、ダイジョウブダ。ムシロ、ゴエイノシュギョウモデキタカラレイヲイイタイホドダ。」
やっさし!なんだこの
やっぱ3号に会わせても絶対大丈夫だろ!!
3号が将軍倒したら会わせよっと。
──────〈悲報〉3号、
本人が居ないところで胃の戦場が決まった。──
あと自分が強すぎるのはイキリとかじゃなくて本当に思ってた。明らかに周りとパワーバランスおかしいし、たまに実家に帰省して俺の爺ちゃんと戦ってたら一般ガチマ参加イカの攻撃めっちゃ遅く感じるし……
やっぱさ……………、
ワンパンマンって辛い思いしてたんやなって。
んで、
将軍がそう言い指?触腕?を向けた先を見る。
すると見慣れたデラタコゾネスが2体居た。
俺が目覚めたときにも居たタコ達だ。
試しに手を振ってみる。
"うわっ!"みたいなリアクションをしてから二人でボリューム小さめの会話をしている。
内容は聞き取れないけどさ、
そういう態度が一番傷つくんだわ。うん。
まぢむりゲームしよ………
「俺、やっぱ怖がられてます…?それともやっぱり、嫌われてます……?(震え声)」
「……イヤ、『ボーイノカラダサワッチャッタ』テキナカイワヲシテイルダケノヨウニキコエルノダガ……………」
「……………そっすか……」
うわぁどうしよ……
気を遣わせてしまった………
申し訳ねぇ…ほんっと申し訳ねぇよ……
……………あ。そうだ(唐突)。
「あの、将軍。」
「ング……?ップハァ。……ドウシタ?」
「えっと……俺に、タコ語教えてもらえないかなぁ〜?って………思いまして、ですねぇ………」
「ベツニイイゾ。」
「えっ?あっ、はい。ありがとうございます。」
「……マア、ソンハナイシナ。サイテイゲンノゲンゴハオボエテイナイトイロイロフベンダロウ。ムシロコチラカライイダソウトモオモッテイタ。」
「やったァ!ほんとありがとうございます…」
「イイトイッテルダロウ。ダガ2ツのゲンゴをオボエルノハオモッテイルヨリモキツイトオモウゾ?ソレデモカ?」
「それでも、です。」
「ヨクイッタ。デハアラタメテヨロシクダ。」
「よろしくおねがいしゃーす!」
や っ た ぜ 。
これで何話してるのかも分かるかもしれねぇ!
知ることによってより大きな傷になるかもしれんけど俺的には意味を知れない方がダメージ高いので関係は無い。いざ!バイリンガル!!
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