「3号、準備できた?」
「はい、アーマーもブキもインクタンクも、全部持ちました。…いつでも行けます。」
「……………頑張ってね。」
「ッはい!!」
最後のボスヤカンの中へと落ち、
リスポーン地点へと降り立つ。
「…ヌ!3号か?!
これはワナじゃ!来てはならん!!」
「そっ」
〚そんなこと言ったって!〛
〚行くっしょ、フツー〛
「…今更逃げる訳無いですよ!!」
シューターでオオデンチナマズが浮かんでいる所へのインクの道を作り、素早く泳いで近づく。
「……やっぱり、そう上手くはいかないか…」
上空を見上げると、オオデンチナマズを吸い込もうとする巨大な機械の球体が浮かんでいた。
そして、強烈な吸引力であっという間にオオデンチナマズを機体内に取り込んでゆく。
…タコワサ将軍……ッ!!!
司令と先輩を攫った親玉が、ついに姿を現した。
「ギギ…!ナワバリ… トリカエス!」
まず、タコポッドの足を無くしたようなミサイルが飛んで来た。だがインクで軽く撃てば簡単に破壊できるのでそんなに辛くは無いは…ずっ!?
タコミサイルが異常に多いッ……!?
原作なら、4つある発射口の内一度に2つ以上は召喚してこなかった筈なのに……!
少し察してはいたが、道中の中ボス戦やステージと同じように強化されているというわけか…
一応インクタンクとシューターのレベルは両方ともMAXにしておいたがそれでも処理しきれないほど数が多く、どんどんと自分のインクの範囲が狭くなってゆく。
そして、本体からパンチも放たれてきた。
将軍を倒すためにはこのパンチを撃って跳ね返さなければいけないため、危険を承知で倒しに行く。
射程外の為一度クイボのヒットストップで時間を稼いでから手に持ったシューターを撃ちまくる。
…やっと一つ跳ね返せたようだ。
跳ね返されたパンチをモロに受けた将軍と搭乗している機械が後ろへ下がったので、自分も合わせて奥にある足場へと進んでゆく。
ミサイルの処理の仕方はさっきので十分に理解した。後はそれに注意をしながら…パンチを目掛けてインクを撃つだけ。
3度跳ね返すと将軍が発言し始めた。
「アレノ…ジュンビ!」
…セリフは原作と一緒。
そのセリフの後に飛んでくるラリーボールには特に強化が施されていなかったため、先程のパンチ同様に撃ち返した。
「ギッ?!」
そして、次の段階へと突入する。
「…………コシャクナ!」
将軍が乗っている機体が大きく移動をし、俺が居る床の丸い模様部分がジャンプポイントになる。
ここからは攻撃方法が一層激しくなり、
第二形態へと移行する。
ジャンプポイントに乗り、スーパージャンプで別の足場へと乗り移る。
〚うんうん!その調子!〛
〚3号!アイツ、ヤバいの持ってる 注意ね!〛
「っ了解ですッ!!!」
タコワサ将軍はこのフェーズからメガホンレーザーを使用してくる。当たれば当然一瞬で殺られる。
一瞬たりとも気が抜けない。
クイボをプロペラリフトへとぶつけて、さらに奥の足場へと移動する。ついでにレーザーも移動時に躱しておく。
木箱を破壊し新たにアーマーを取得した後に、さっきと同じようにミサイルを避けながらパンチを跳ね返す。
リフトを使い上の足場へと移動する。
……そろそろか。
「コレデモ… クラエ!」
2度目のラリーボールが発射される。
これもさっきと同じ様に…まずいッ?!
飛んできたミサイルを躱してからパンチを跳ね返そうとすると、後ろからインクが当たる。
「ぐっ……っ!」
アーマーが割れる。
背後を見てみるとバイタコトルーパーがこちらを向いてニヤリと笑っていた。
なぜだ!?敵MOBを召喚するエネミーボールは第3形態からの筈………いや、一段階目の時、既に行動パターンが違うということは分かった筈だ。
落ち着け。冷静になれ。頭を冷やせ。
静かに、迅速にバイタコトルーパーの処理をし、ラリーボールを撃ち返す。
1回。
2回。
3回ッ!!!!
「ンギギッ…!」
……第2形態も、これでクリアした。
〚よっしゃー! 行っけー!!〛
〚3号!気ィ抜かんでね!〛
さぁ、第3形態だ。
道がところどころスポンジに変化したが膨らませれば問題は無い。正確に膨らませ、タコミサイルを一つずつ破壊し被害を最小限に抑える。
〚スーパーショットだ!取っちゃえ!〛
なぜか木箱の中にスパショのカンヅメが入っていた。アーマーといいこれといい、何で敵が主人公側のアイテムを持っているのかが分からない。
タコゾネスもスパショを使えるのだろうか。
トルネードを使える個体も居るから、もしかするとできるのかもしれない。
まあ、そんな事は考えてもどうにもならないので放っておく。
その先にもある木箱も壊すと、またもやアーマーが入っていた。ミスをカバーしてくれるこれはあればあるだけ嬉しい。
「コレデ イカソーメン ニ… スル!」
「やってみやがれ!!」
先程拾ったスペシャルカンヅメを開け、早速使用する。ラリーボールの速さも上がりこちらの弾も当てにくくなっているが、スーパーショットならば問題無い。
これで確実に……倒す!!
1度目。
2度目ッ…
3度目ッ!!!
「ギギィー!」
「ギ… コイツ…!」
"3回"という任天堂の法則に反し、4つ目の足場帯へと奴が移動し、俺もスパジャンをして追いかける。
〚ピッチャー ビビってる! ヘイヘイヘイ!〛
〚足元は塗る! ミサイルはこわす!
鉄則忘れないようにね!〛
できれば煽らないようにしてほしいんですけどね、1号さん……ッ!あと2号さんの注意割とありがたい…!
トウメイ床のギミックもすんなりと通り、また置いてある木箱からスーパーショットのカンヅメを取得する。
パンチを着々と撃ち返しながら進み、縦長の足場へ飛び移った。横幅が狭く回避できる範囲があまり無いため、場合によってはミサイルの上も飛び乗りながら避けては反撃を続ける。
「コンドコソ イカヤキニ… スル!」
「………来い…!」
ッ!ラリーボールの速度がえげつないほど速くなっているっ!?ヤバっ…いからっ、一旦退避だ、退避。ラリーボールはまた来る。好機を狙うんだ…!
よし、来たっ!!
1度!
2度ッ!
3度ォッ…!!!
「ギィーーー!!」
っっしゃあっ!!!
「ウラミ ハラサデ………………ギ?」
…このイントロは……っ!
「ギギ…… ナンダ? … コノウタ!」
〚!?るえこ聞 ,歌のちたシタア !号3〛
〚 …受話器が 逆っ!〛
「…ヌヌ! これは!」
ミチミチ…ッ ブツンッ!!!
「きけば天国 歌えば極楽、
みなさん ご存知、シオカラ節じゃ!」
〚じーちゃん…
あまり心配 かけさせないでよー!〛
〚とりま 3号、おじいちゃんを… お願い!
……にしても0号はどこに…?〛
さぁ………っ!!
〚押っせー! 押せ押せ! 押せ押せ、3号!!〛
ここからが……本番だっ!!!!!
アオリの受話器反対事件は、本来は文字の上下が逆さまになるんですけどそんな機能があるわけなかったので右読みで擬似的反転をしました。
この機能追加しやがれください運営様。