この小説の一話のアンケートの投票数が今どうなってるのか気になって久々に見てきた。
………ホタル姐さんどうしたんすか…?(震え声)
アオリもかなり人気高いんだけどホタルにはまったく及んでないのおかしいよ………
何?君らかなりの割合でお姉さん派なの?いや、人の性癖責めてるわけではないんだけどさぁ…
……待てよ?
・・・・・・・・・・・・・・・・
ホタル姐さんがロリだという可能性は?
ロリとは肉体に宿る物であり、
精神に宿る物でもある。
精神に…宿っているのか、ロリの心が。
………俺は何を言っているんだ?
『だいぶ衰弱してしまっていますが、
無事に生まれてくれましたよ。』
『■■…………』
『ただ、右目の周りにかなり大きな、灼けたようなアザがありまして………』
『…いえ、大丈夫です。』
『おかあさん。どうしてわたしの目のまわりは、おかあさんたちとちがうの?』
『大丈夫よ。大丈夫。』
『うわ!何そのアザー!』
『……うまれた時から、あったものだよ。』
『へぇー………不気味だね。』
『とっても元気なお子さんですよ。』
『▲▲………!!
あぁ、生まれてきてくれてありがとう。』
『おかあさん。』
『あなたはあっちへ行ってなさい。』
『でも、この問題がわかんなくて…』
『そんなの自分で調べなさい。
私は▲▲の面倒を見てて忙しいの。』
『………はい。』
『■■。どうしてこの程度の事ができないの?』
『▲▲はよくできた子ね〜!』
『■■、もっと早くできないの?』
『▲▲?運動会で一番?よくやったわね!』
『出来損ない。』
『天才だわ。』
『不細工。』
『格好いいわよ〜。』
…………………ワタシは。
ワタシは、何のために居たのだろうか。
カランカラーン
「ブキチィ!!!」
「イサキ君でしか、どうし…どうしたでし??」
「あー……!!ちょっと説明する時間無いからこいつ見て!!」
「…っ!?!?重症じゃないでしか!?…休憩室に運んでほしいでし。応急処置だけするでし。」
「頼んだ!!!」
私はどこで、間違えていたのだろうか。
「…………ん……」
目が覚める。
久しぶりに、柔らかい場所で寝られた。
ここは………どこだろうか。
私は、確か………ヒーロー、と。
「あ、起きた」
………へ。
「……ふーん…脈拍は正常。少し早いくらい…安静にしてれば問題ないくらいか……ほんとありがとうなブキチ。助かったわ。いくら?」
「ボクをなんだと………いくらボクでもこんなことで金をせびりなんてしないでしよ。まぁ次のシフトでの働きを期待しているでし。」
「おー、サンキュ。」
……………はぇ?
「瞳孔動いてないな……
見えるかー?腕見るに栄養足りてないだろ?
どうするブキチ、海苔粥でも作る?」
「そうでしねぇ……ただオクトリングはインクリングより海苔の消化効率が悪いでし、梅干し粥のほうがいいかもしれないでしね。」
「最近梅高いだろ。いやありがたいんだけどだいじょぶ?」
「どこぞの怪力なヒーローのせいで大儲けしてるでしからねぇ。」
「言うなぁ」
「「へっへっへっへっ」」
………ふぇ。
私の今の名は、"トカガミ マイ"。
…転生者である。
………別に前世で徳を積んだ訳じゃない。
むしろ迷惑をかけてばかりだった。
少し語ろう。
とはいっても、自分より顔も頭も身体能力も良い弟が居た事……以外は平凡な人生だった。
……母は悪い意味で平凡じゃなかったけれど。
そして軽い虐待やら何やらでまいった私が嵌ってしまった沼、それが…………"スプラトゥーン.
心の拠り所を探すため色々な趣味へ手を出しはしたけれど、特段興味を引くものは無くあっという間に16歳。友人は怖くてつくれない、見た目も醜いアザ以外特筆すべき事は無い。
一言で言うなら[この世に要らない人間]。
だから、嵌った。
自分のキャラクターを自由に作れる汎用性。フルダイブ式なので全感覚がゲーム内とシンクロしているリアリティと開放感。ストレスフリーな挙動、と。
ほぼすべての点で不満どころか称賛しかない出来になっている。さらに言うべきはゲームのNPCのキャラやストーリーも良く、歴史を文字通り"塗り替えた"ゲームである。
そして最推しは原作には居ないとされている…
0号……様である。
優しい。面が良い。面倒見が良い。
謙虚で金にもあまり興味がない無欲なイカ。
Remasterでの隠しボスをプレイヤー自身の腕前で撃破した後に出てくるコマンドをタイトル画面で入力すると画面が変わり、リマスターした会社のオリキャラが入ったストーリーを遊ぶことができるという粋さ。本当に運営さんには感謝しか無い。
そしてその運営のオリストーリーを遊んだときに一定の確率で出現するスポットを3つ回ると出会えるようになるキャラ────
それが、『ゲーム内最強』と謳われる【0号】だ。
因みに私が一番好きでやり込んでいたルートは0号様をタコガールになって色々あって異種族&別勢力からオとすルートだ。
思い出しただけで漲ってくる。
そして。
ここが大事な部分なのだが、私が現実で自殺した後に神的な何か?の声がして気がついたら赤ん坊になっていたのである!!!
"スプラトゥーン.Remaster"
のタコガールとなってッ!!!!!!!(重要)
ならば、やることは一つである。推しを愛でたい、その一心。そしてこの世界に転生したということは現実。
つまり。
ゲーム内の謎の壁に阻まれて水着姿を真下から見ることができなかったり特殊なイベント以外でえっちぃ行動ができなかったりといった賢者仕様が無い。
は?最高なんだが?早く会いたい。
でも自分はタコ。常にイカが見張っているらしい地上への近道は使ってはいけないと親にも言われ、そもそもお前は家からあまり出るなとこの世界の親にも言われいい加減限界で飛び出しちゃったてへっ♡
勿論ちゃんと14歳になってギタイを身に着けた後の話である。
死にかけたけれど、結果会えたのでOK。
だから、まぁ。
"救われた"とでも言うのだろうか。
私のような存在が消えて、前世のお母さんも嬉しかっただろう。今世でもそうだ。私は、望まれてあの廃ビルに居たのだ。
………そして、今に至る。
推しの手が。推しの手が私の額に触れている。その事実だけでもう胃もたれしてくる。今私の顔はきっと真っ赤に染まっているのだろう。耳からは内から響く私の鼓動しか聞こえない。ドクドクと脈打つこの心臓が今だけ憎くてたまらない。
「んー……いや、やっぱ熱いな……さっきまで雨だった訳だし風邪ひいたか?…まぁとりあえず飲ませるかぁ。風邪薬あったかな………ブキチぃー!?」
「なんでしぃー!?」
「風邪薬どこー!?」
「一番右の棚の三段目でしぃー!!!」
「あんがとぉー!!!!!」
………あっ………………離れてしまった。……いや、これでいい。私には本来あの人に触ってもらえる価値すらも無いんだから。
「お、あったあったー……」
…水の入ったペットボトルと風邪薬を持ってくる0号様。
………私のヒーロー。
そんな姿を見て、悪い情念が湧き上がってくる。
………いや、まさか。まさかそんなわけ。
ペキッ。「……はい、これ飲んで。」
まさかが起こり得た。
……い、いいんですか?おくすりあーん、いいんですか?
て、手垢ついてますし、薬とはいえあーんですよ?
ごほうび、もらっていいんですか!?
私なにもでき………っ…!
「え、薬嫌いだった?」
だいすきです。
観念して口を開きました。
私の息が彼の手にかかります。
これもはやセッ。
…あ、おいしい。おみずおいしい。
なんだか涙が出てきた。水越しに伝わる体温の生ぬるさがたまらない。目の前で微笑む顔を見ているだけで薬が甘く感じてくる。
………いや待て????
よくよく考えたら私裸眼晒してる。
…………………あ"ぁ"ぁ"ぁ"眼帯代わりにつけてた包帯を地上上陸後襲われたあの馬鹿変態共に外されてたぁ"あ"あ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"
もうお嫁に行けない。行く気もないけれど。
…0号様が口を開いた。
「………ん-…粥もうちょいかぁ。……そうだ、そういえば君の事教えてほしいな。」
背筋が凍りつく。
…………何も知らない人間からすれば変哲もないただの笑顔。底冷えするくらいに優しげな………張り付いた笑顔。
でも、前世の記憶から、彼のこの笑顔は"警戒"の現れなのだと知っている。彼がどんな境遇の者でも、心の底から信用して心の底から疑っているのを知っている。彼の放つどこまでもどこまでも思考が見えない不気味な空気に気付いている。
"嫌われたくない"。
「わ、っぁ、わた、わたし、は、ただの……
彼が眉を顰める。っ……気に障ってしまった…!?
「っっごめんなさ「今」………………っ…はい。」
死ねって言われたらすぐ死のう。
「…【
…………そうですけどなんですかぁ!?!?!?!?怖い!!
「エ………ハイ……」
「もしかして転生者……だったりする?」
…………………………うへぇ????
【転生者】
"永鏡 舞依" "トカガミ マイ"
左眼の周囲に痣を持つ。
モデル兼デザイナーである親の下に産まれ
英才教育を施された。
厳しい教育と痣への嘲笑、弟への嫉妬と自分への失望から、軽い気持ちで電気屋で見つけ興味を唆られたゲームとやらへ足を踏み入れた。
が、もれなく沼に墜ちた。
中でも"スプラトゥーン.Remaster"というゲームを特に心酔していたらしく、そのゲーム内に出てくる運営のオリジナルキャラクターを"推し"としていた。
だが、前記した様な事に耐えることができなくなり、ついには"死"を選んだ。
大きなきっかけとしては、モデルとしてとうてい後を継げない様な顔をしている娘と、日に日に美しくなる息子を比べてしまった親が原因だ。
人の価値がそんな事で決まる筈が無いのに、
馬鹿で愚直な親。
精神が壊れる前に早く死んだのは正解だったのか、不正解だったのか。どちらかはわからないが本人にとっては幸せになれたらしい?
【どこかの世界での話】
人類復興もいよいよ佳境に入った時、ならば次は娯楽を復興させようと誰かが言った。
そして西暦時のゲーム業界最終環境で市場を牛耳っていた社の意志を継ぎ蘇ったのが凛天堂である。
そして、西暦時に大ヒットしていたゲームを軒並みVRでリマスターしよう、という事が話題に上がり開発が進み、東暦3102年に家庭用VRゲームソフト"スプラトゥーン.Remaster"が生み出された。
………という設定を考えたので。
想像は止められねぇんだ……!
ということでもうなんか我慢できなくてこんな感じのを書いちまいましたとさ。
ガバ設定やらは見逃しておくれやす〜。
なんか質問あったら感想欄へどうぞ。
答えられるならある程度答えます。
タコガールかわいい(脳死)。