元ヒトのインクリング : 旧   作:ノリと勢い

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今更ですがこの小説内での身長は基本的にイサキ含めたインクリング目線で、その視界だと原寸人間の頭身に見えているとします。

つまり人間の頭身はインクリングから見たらくっっっそキモい事になっているとする訳ですね。
はえー分かりやすいなぁ……

そして人間頭身だと
カマス:187cm
イサキ:168cm
 マイ:145cm

みたいな感じです。
マイちゃんの身長が低いのが闇を感じますね。









身体のすべては食事から

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「イサキ…さん…っ…、もう、やめっ…」

 

「いや、まだ足りないな。」

 

「そんなぁ…っぁ…!!いや、もうほんとぉっ、

最近きつく…っ、なってきたん、です…って…」

 

「ならいくらでも買い足せば良い。金ならある。気にすんな。」

 

「私が気にするって何回も…っ…!」

 

「ほら乗れ。」

 

「いぃ…、いやですぅ…っ…!!」

 

「抵抗すんなって!!」

 

「だって……!だってえ………っ!!!」

 

 

 

 

 

 

「なんで体重量らなきゃなんないんですか!?」

 

「どれくらい増量したのか見たいからってんだろ!」

 

 

それだけはぁ…!それだけはご勘弁をぉ…!

無理!推しに体重知られるとか無理!!

いや既に知られてはいるんだけども…!

 

 

「数値化したのを見せるとかもう処刑ですよ…っ

ほんと許し…許してください…こればっかりはちょっと譲れません……!!」

 

「何でそんなに拒むんだ?」

 

「適正体重を越してきたからですよ!!」

 

「お前適正体重どんくらいだと思ってる?」

 

「え、35…くらいから、40くらい…?」

 

「どんな時代に生きてたんだお前………

 正解は少なくとも50から上だ。」

 

 

うそっ……私の体重軽すぎ……!?

いやそんな筈は無い。無い……多分。

 

 

「いやそんな訳無いですよ!?え、いやだって前世だと……というかなんでそんなこと…」

 

「平均身長と体重を調べた事があっただけだ。

お前の身長は162だから約50kgが普通だよ。

というかうちに来た時お前26kgだったぞ。体スッカスカじゃねえか。なんなら生きてんのも不思議だしそんな状態で良く太るとかほざけたな。絶対にさらに肉付けさせるから覚悟しろよ。」

 

「ひえ……」

 

 

はえー、すごい……(震え)

 

 

「簡単な成長記録付けてあるから読んでみ。」

 

「毎回量ってる時記録してたんですか!?」

 

 

えっ恥ずかし。控えめに言って死にたい……

 

 

「おうとも。というか初期体重が異常だ。

だから記録して肉と炭水化物を色んなものに混ぜ込んでさっぱりとした感じで食わせてた。」

 

 

っ…!!

 

 

「みるみる内に太っていく私を見て楽しかったんですか!?楽しんでたんでしょう!?」

 

「心配でそんな暇ある訳無いだろ馬鹿か。」

 

「………♡」

 

 

あーのね、あの…………すき。

 

 

「半年経ってやっとお前の中の適正体重やぞ?

今まだお前43kgだぞ?マジでふざけんな?」

 

「言わないでくださいよ!!」

 

「知られてんなら変わらんだろ……」

 

「いやそうですけど、そうなんですけど…

う"に"ゃ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"………!」

 

 

正確な数字言うのは違うじゃないですか!!

違うじゃ!!ないで!!すか!!

 

 

「ちなみにカマスのスペック知りたい?」

 

「……187cm82kg…………」

 

「あ、知ってたか。ほんと羨ましいよな。

身長分けられるもんなら分けて欲しいね。

だいぶガタイの良いヤの付く自営業の奴とさも当然のように筋力だけで渡り合ってんのほんとバグだろ。どうなってんだ全く……」

 

「『カマスルートシナリオ11【ケジメ】』…!」

 

「どうした急に。良く噛まずに言えたな。」

 

「あ、いや、知ってるイベだったもので…」

 

「そっか。話を戻すが服がきついのは元が痩せすぎていたのであってお前が太り気味な訳じゃ無い。細けりゃ良いってもんじゃねえんだわ。分かるか?」

 

「それはまぁ……はい…………」

 

「なので服を近いうちに見繕いに行く。

俺の捨てようとして捨てられてなかったお古だけじゃどうしても限界はある。下着は迎えた日に即購入してきたが外出着が圧倒的に無い。それは色々な意味でまずい。」

 

「いいですよ私なんかに勿体ない……」

 

「はい、私『なんか』使ったのでデコピン一丁。」

 

「っい…!」

 

 

い、痛い……!で…でもこれは愛…!!

耐える…っ!

 

 

「褒め殺すぞお前。で、まぁ…なんだ。

女性は皮下脂肪があるからこそ柔らかい…らしいし寒さへの耐性も強い。しかも外部からの衝撃もある程度吸収してくれる。生存に適した体だ。なのにそれを捨てるなんてもっての他。食えるんだったら食っておけ。肥満になったら本末転倒だがダイエットなら力も貸す。お前は甘えるってもんを正しく学べ。」

 

「………はい…………」

 

 

……甘える、ですか……………。

 

 

「え…っと。じ、じゃあ…ぁ、ASMRを…」

 

「ASMR……??(困惑)」

 

「あっ、いえ、すみませんでしたもうこんなこと言いません調子乗ってごめんなさいほんと」

 

「落ち着け。想定外の答えだったから思考が止まっただけだよ。別にそれくらい大丈夫大丈夫。」

 

「……ほんと…ですか…?」

 

「…んで、ASMRって…ただ耳のすぐ横で囁やけば良いのか?」

 

「…ま、まぁそんな感じです……」

 

「よし、いけるな。」

 

「えっ。え…じゃあちょ部屋から持ってきま」

 

「ん?え、あぁ分かった……って早いな…」

 

 

気…、気が変わってしまわない内に…!

早く持って来なければ…!!

 

 

 

 

 

 

 

「…………少し恥ずかしいが…

 "償う"のは、当然だ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……んじゃ行くぞー。」

 

「…………はい……ッ!!」

 

 

かっ……覚悟を決めねば…!!

決めなきゃ死ぬ…!尊死ぬ…!!!

 

 

 

 

 

(思ってたよりかなり恥ずかしめの来たな…

 ……………………は?)

 

 

 

 

 

「…………ッ…!!」

 

 

「いつも、良く頑張ってるな。」

 

 

「ひひゃへわ」

 

 

 

あっ。これ。やばい。

 

…割と、ほんとに、死ぬ。

 

 

 

「良い子だね。」

 

 

 

♡♡♡♡

……!?え、私が書いたのは、違──

 

 

 

「いつも健気で、すごく頑張ってるよね。」

 

 

「ひえ」

 

 

 

っ♡

え、なんで、褒め──え、いや、え???

 

 

 

「そんな所が可愛くて」

 

 

かわいいって言われたかわいいって言われたかわいいって言われたかわいいって言われたかわいいって言われたかわいいって言われたかわいいって言われたかわいいって言われたかわいいって言われたかわいいって言われたかわいいって言われたかわいいって言われたかわいいって言われたかわいいって言われた………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だいすきだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

え?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「──────────あ"っ"♡」

 

 

 

 

 

 

「…………………え、気ぃ失った?

 えぇ……なんかやっと乗ってきたのに……

 ………まぁ良いか。とりあえず運ぶが。」

 

 

 

「………はぁ……懲りずに…なんだよ、この紙。」

 

 

 

 

 

 

 

【以下の文を読んでほしいです。】

 『いつも、良く頑張ってるな。』

 『醜くて、どうしようも無いよ。』

 『死んでくれない?』

 『無駄にうろちょろするなよ、腹が立つ。』

 『悪い子だね。』

 

 『そんな所が』

 

 

 

 『大っっ嫌いだよ。』

 

 ↑この溜め大事です!

 

 

 

 

(……要約すればこんな感じか。

 どこまで行ってもネガティブだな。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(hr)

 

おまけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……大丈夫か?(唐突)」

 

 

「…大丈夫ですよ?」

 

 

「…………そうか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

(本当に大丈夫な奴は『大丈夫』って言わねえんだよなぁ…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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