なんとかしなければ。
先日やっと個性が発現したが訓練は禁じられた。
まぁそりゃそうだろう。親のいないところで個性使って怪我したらどうすんだって話だしな。
だがしかし!常識と感情は別!前世では超能力なんて空想上の産物でしかなかったがついに目覚めた!
俺は凡人をやめるぞ!ジョジ○ー!
テンションがあがってしまって申し訳ないがつまりはそういうことだ。
芽生えた新たな力。使わずにはいられない
ということで親のいないとこで訓練を行うことにした。
とはいっても、もうすぐ4歳だとはいえ幼稚園に入ってもいない子供から目を離す瞬間は少ない。
そこで俺はお昼寝の時間を使うことにした。憑依してから俺は昼飯後にお昼寝を取ることにしている。
俺は毎日昼食後にお昼寝の時間があるのだ。
前世社会人が何してんだって話だが前世休みも返上して働いていたのだ。その反動でダラダラするのが好きになったらしい。
使い時のなかったあの貯まりに貯まった預金通帳はどうなったのだろうか?
話を戻すがお昼寝タイムは母が俺から目を離している貴重な
自由時間だ、有効活用しなければならないだろう。
俺が寝ている子供部屋からは離れリビングでテレビを見ているか、家事をしているので子供部屋に来る可能性は少ないだろう。
あ、言い忘れてたが俺の家は普通に一戸建てだ。
今日はもう夜なので明日のお昼寝タイムから修行を始めよう。
よし、ついにお昼寝タイムが来た。
母は俺が寝たのを確認し、部屋から出ていった。
数時間は戻ってくることはないだろう。子育てで疲れた体を癒やしてくれ。
ようやく修行スタートだ。
修行を始めるといってもどこをどうやって鍛えればいいのかわからない。
まずは個性を把握するところから始めよう。
大事なのは己を知ることだってどこかの誰かも言ってたしな
俺の個性"筋肉増強"は身体の様々な部位に筋肉つけることができる
個性だ。増やすというよりはつける、貼るのほうが正しいだろう。
そして皮下につけれる個性には当然限界がある。
皮膚破れちゃうしな。だが外付けしようにもうまくいかない。
これには見当がついていた。
恐らくイメージが足りないのだろう。
テレビで「発動系の個性にはイメージが重要」と個性研究家らしい人物が言っていた。
じゃあ皮下につけれるのは何なんだと言う話だがそれは俺が筋肉ムキムキの人を知っているからだろう。
前世でマッチョの人や今世でも個性でムキムキの人を見てるからな。
だが外付けするにはイメージが足りない。どこにどうやって
つければいいかもわからないしな。
だが、問題はない。これの解決策は一応考えてある。
単純に筋肉のことを勉強すればいいのではないだろうか?
筋肉のつける場所、構造を学べば自ずとイメージは湧いてくるだろう。
そして調べようにも家に人体構造学の本はないし、インターネットも俺の使える環境にない。
つまり詰みってことだ。
人生やり直しても年齢がネック、どうせなら10歳ぐらいのときに憑依してくれたらとも思うがないものねだりというものだろう。
まだやれることはあるはずだ。今できることを伸ばしていこう。
いま皮下に筋肉をつけるには多少の時間が必要となる。
この隙は実戦では致命的になるだろう。当分はこの皮下筋肉の貼る速度を高めていく方向で鍛えていこう。
そして、数年後
「ハァ…フッ」
そんな掛け声と共に右腕に筋肉を張り足す
「できた…」
原作のマスキュラーの筋肉量には到底及ばないだろうが
確かに筋肉の外付けに成功していた。
長かった…幼稚園に入学してからも筋肉について調べれる機会はなく小学2年生になってしまった。
だが2年生になってようやくスマホを与えられた。
2年生でスマホ?と思う人もいるかもしれないがこの敵蔓延る
世の中では犯罪に巻き込まれる可能性が格段に高く、スマホの重要性は高い。
ようやく手に入れたスマホで筋肉や人体について調べまくりようやく完成した。
今は右腕だけだが使い続けてるうちに全身に筋肉を貼れるようになるだろう、要鍛錬ってことだ。
最近は子供部屋での訓練をやめ放課後遊びに行くといって人気のない空き地で訓練をしている。
余談だが幼稚園では人気者だった。
子供なのでそういったプライバシー感覚がないのか
初対面で個性を聞かれたり自慢されることが結構あった。
そんななか俺の筋肉増強というわかりやすく強そうな個性は魅力的だったんだろうか?
俺にとっちゃどう考えても幼稚園生の図体ではない少年や鼻が高すぎる少女のほうが面白いと思うのだが…
そんなこんなで時は過ぎ、俺は中学生となっていた。
やっぱりマスキュラーの個性は書いてて楽しいですね。
マスキュラー大好きすぎてついに書き始めてしまった人間なのでモチベがバク上がりです