ヒーロー「マスキュラー」   作:愚者愚者の春巻き

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続きは明日ですかね


入学試験

俺が銀行強盗に巻き込まれてから数日。

 

あの事件は中学生が銀行強盗に立ち向かった事件として報道されたらしい。実際はほぼ時間稼ぎにしか役立ってなかったのだが…

 

顔と名前は隠されて報道されたがどこから漏れたのか怪我が完治し学校に行くとクラスメイト全員がニュースで報道された中学生が俺であることを知っていた。人の口に戸は立てられないと言うやつだろう。

 

そうして俺は少しだけ有名人になった。

 

 

 

 

 

 

 

そして数カ月後………

 

 

 

 

 

「頑張ってねごうちゃん!」

 

「怪我しないようにな!」

 

母と父が玄関先で俺にそう声をかけ見送ってくれた。

 

「うん。いってきます。」

 

俺は両親にそう答え、外へ出た。

 

今日は待ちに待った雄英高校の入学試験当日だ。雄英高校の試験は実技と筆記を二日間かけて行う。今日は実技試験があり、明日は筆記試験だ。 筆記試験は過去問対策もしたので万全を期したはずだが、実技は毎年試験形態が変わり予想がつかないので不安だ。

 

ヒーローチャートにも名を連ねるトップヒーローは雄英を卒業していることが多い。雄英に入ることができればヒーローへの道はほぼ確実といってもいい。訓練も欠かさずやったし体調も万全、これで落ちたのなら流石に運命だと思って納得するしかないだろう。まぁ万全を尽くすのみだ。

 

 

 

 

 

 

 

〜試験会場到着〜

 

電車に揺られて数十分、雄英高校に到着した。原作やアニメで何度も見たが現実で見ると圧巻だ、学校とは思えないほど巨大なガラス張りの校舎に超広大な敷地、演習では街まるまる一個使っちゃうんだもんな。流石にトップ校といったところか。

 

周りを見てみると俺と同じ受験者が結構な数いた。

 

私服での受験がOKなのでジャージ姿の人やタンクトップの人が多い。かくある俺もタンクトップにショートパンツで来ている。

 

長袖で個性使うと速攻で袖なしのスギちゃんスタイルになってしまうからだ。やはりというべきか皆なんとなく強そうな雰囲気を纏っている、個性がなんとなくわかる異形型はともかく普通のやつまで強そうに見えるのは俺が受験に緊張しているからだろうか?まぁ、いつまでも外で突っ立ってるわけにはいかないし、そろそろ試験説明会場に向かおう。

 

 

 

 

 

〜試験説明会場〜

 

「よく来てくれたね!受験者のみんな!校長の根津校長さ!」

 

会場の壇上に上がった根津校長がそう言う。校長この頃から校長なのか。もしかして学校建設当初からいるのか?ガチ何歳だ…

 

「突然だけど今から実技試験の説明をするのさ!一回しか言わないから聞き逃さないようにね!」

 

ルール聞き逃して不合格とか笑えないからな。しっかり聞かなければ。

 

「まずお題は【救助活動】なのさ!ヒーローの一番優先すべき仕事は敵退治やメディア活動ではなく民間人を助けることなのさ!」

 

救助活動か…やっぱり原作の入試とは違うな、当然だが

 

「詳しいルール説明をするよ!まず要救助者は試験会場に5人!先着5名ってわけなのさ!でも安心するのさ!その5名以外にも合格者はちゃんと出すのさ!そして、救助には障害がつきもの!要救助者までの道のりには敵に扮したロボットや雄英教師が待ち受けているのさ!」 「雄英教師…」「プロヒーローってことか!?」「勝ち目薄くない?」

 

会場の所々から不安そうな声が上がる

 

「待ち受ける障害を如何に切り抜けて助けを求める民間人を救い出すか!ぜひ頑張って欲しいのさ!説明は以上だよ!質問がある人はいるかな?」

 

「いないようだね!なら試験会場にレッツゴーなのさ!」

 

さぁついに開始間近だ。




毎回思いますが一話が短い気がしますね
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