「私も年頃の女なので深夜まで過激そうなSMモノが聞こえてくるのはちょっと……」
聞かれて聞かれて聞かれて聞かれて聞かれて聞かれて聞かれて………不味くない?え、滅するしかない?俺を滅するしかない?
「先輩?聞いてますか?」
青ざめてる顔を覗き込むように聞かれたがそんな仕草に気にしてる余裕が無いぐらい頭がフル回転していた。
「あ、えっと、その、あの、…….ごめん。本当にごめん。二度とそんなことないようにする。謝るしか出来なくてごめん……」
「いえ、そんなに気にしなくて大丈夫です」
「いや。本当にごめん。そんな奴が隣にいるのやだよ。先帰ってるから、後大学でも関わらないし、アパートでも出来るだけ顔合わせないようにするから……本当に生きててごめんなさい」
「先輩!!」
そう言って俺の頬をビンタされた。俺の悪い癖が出てしまった。その衝撃でハッと気づいた
「いいですか!先輩!」
「はい!」
その気迫に驚いた俺は元気よく返事した
「まず、出会ってまだ半日もたってないですけど!そこそこ先輩の事気に入ってるんです!確かに急にそんな話題されたらキョドるかもしれないですけどそんなにネガティブになるのはやめてください!後簡単に生きててごめんなさいとか言うの私の前で二度と言わないでください!」
初対面の子に怒られるとは思わなかった。
「後、私Mです!引くくらいのMっ毛あります!処理する時もそういうの見てます!これで先輩の性癖を知ってしまったこともチャラですね!……あ」
突然のカミングアウトに勢い余って口に出してしまった後に気づいてしまったのだろう。
「あ、えっと、その本当にごめんね……」
パニックってネガティブになってた時とは違いあまりにいたたまれなくなり素で謝っていた。
「………………帰る!!」
すごい勢いで走って逃げてしまった。
「………やっぱしそう簡単には割り切れないか…」
柊がいなくなり誰にも聞かれないようにそっとつぶやく様に吐いた言葉は誰に向けて放ったのだろうか?
そんなの決まってる……
俺自身だ。何も越えられてない無能に向かって俺は怒りを向けた
side現代
そんな事あったなぁと思い出しながら陽菜との約束の場所で待っていた。予定の時刻より50分ほど前に着いてしまった。思ってた以上に俺は会うことに緊張してるのだ。だって陽菜を傷つけて陽菜は俺を……いや、その確認のために俺はこの誘いに乗ったんだ。それにもし事実が俺の考えうる最悪を超えてても俺は絶対に陽菜を……