また更新が遅くなるとは思いますが、失踪はしません。何とか完成させられたら良いなと願っております。
クロエに耳打ちされた時…どうしようもなくドキドキした。いや、突然こんなことされたらドキドキしてもしょうがないと思う。
てか、顔良すぎだろクロエ。画面越しと実物を見るのじゃあ、話が違ってくる。
「はぁ…」
余りにも色々有りすぎてため息が出てくる。でも、この耳の隠し方は確かに知りたい。
それに…もしかしたら仲良し部が存在するかもしれない。こう見えても、前世でプリコネをやっていた時は仲良し部が好きで、ファンでもあった。
……まぁ、一番だったのはコッコロだけど。
「(コッコロは仲良し部関係ないだろってツッコミはさておき……)ここか?」
付いたのは仲良し部と書いてある表札…?と扉。その扉を開けてみれば、
「やっほー。」
机に座っているクロエの姿があった。しかしクロエ一人しか居ないけど…もしかしてこれから来るのか?
「何もないけど座っとき。」
「し、失礼します……」
空いていた椅子に座り、残りのメンバーを持つ。その間に二人の会話はない。だがクロエが立ち上がってこちらに近づいてきた。
「ヒュッ…」
「どしたん?」
いや待って!待って!あの時は全然見てなかったけど、よく近くで見たら滅茶苦茶顔良いじゃ無いですか!
あぁ!待ってくださいお客様!これ以上近づかれると困りますうぅぅぅぅ!
「……あっ、気絶した。」
「う~ん?気絶しちゃった。……まぁ、良いや。」
私は気絶した後輩を抱き上げてこの部室に何故かセットされてるベッドに転がす。と言うか…白髪と日本語ってわりと珍しいセットでは?
クロエはそう思いながら椅子に座ってコッコロを見る。
「(……可愛い。)」
何時間も見てられる…そう思った直後、喧しい足音が廊下に鳴り響く。この足音には聞き覚えがある。
…何度もウザいと思った後輩の…
「ちぇるーん☆クロエ先輩ー!」
「チエル君離したまえ。ぼくの頭に血が昇ってしまう。あぁ…血が…昇る…」
「………ハァ~…。」
問題児がやってきたことにため息を吐く。新しい後輩が折角来てくれたと言うのに、これではまた去ってしまう。
だがあのうざい後輩の性格は治らないだろう。そして何気におんぶされているであろうチビの先輩は既に頭が下になっている為、気分が悪くなっているようだ。
「あれ?その子って噂の転校生ですか?」
「クロエ君…誘拐したのかい?」
なんてこと言うんだこの先輩は。と言うか誘拐ってなんだ、私の事をどんな目で見ているのだ。
確かに若干目つきが悪いし、声も普通の女の子よりも若干低いかもしれないが…犯罪行為に手を染めているわけがない。
「先輩…あたしの事どう思ってんの?」
「そんなに怒らないでくれたまえ。目つきが鋭くなってしまっている、これでは後輩が入ってきてくれなくなるじゃないか。」
もういっそのことこいつの頭を叩いて更に小さくしてやろうかと思ったのは内緒である。……まぁ良いや。これからあの子にはここに入部して貰うし、あたしの癒しが増える事になるんだから。
そうクロエは小さく微笑みながらそう思ったのだった。