偽コッコロさんの転生記   作:アカリマシン

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久々過ぎて感覚忘れますわ


偽物は高校生になる

「今日からこのクラスに入る事になった弥生 こころです。」

 

今の自分は流花さんの家族という状態なので弥生の名字を名乗らせて貰っている。こころは…まぁ、察してくれ。

案内されたのは高校一年生の教室。

小学校に通わされるよりかはマシなので、そこは我慢する。

指定されたのは後ろの席。以外に先生に当てられやすい位置だから、心の中で舌打ちをしつつも席へと移動し、座る。

 

「(まさか、また高校生になるなんてなぁ…。)」

 

何故、俺が高校生としてこの学校に来てるのか。観測者がこの世界での俺の経歴とかを色々と弄ってくれたらしい。

そんな弄って大丈夫なのかと突っ込みたくなるがまぁ…問題ないなと自分で納得する。

俺は先生に言われ、一番後ろの席へと座る。後ろの席って意外と見られやすいから寝れないよなぁ…なんて考えを浮かべながら学校生活が始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…いや、分からん。」

 

正直な所、別に高校生くらいの勉学だから大丈夫だろうなって高を括っていたら…普通に危なかった。

前世で既に高校卒業してるって言ったって、普通に忘れかけてた。

 

「(こりゃ勉強しなきゃ駄目だな…。)」

 

転生しても尚、勉学に追われなきゃならないことにため息を吐くしかなかった。文句を言ってもどうにかなるわけでもないし…。

今は昼休み。一旦、考えを放棄して流花さんの作ったお弁当のおかずを一口、口に入れる。

 

「……うまっ。」

 

卵焼きが丁度良い甘さで優しい味をしている。そこに、ご飯を頬張ると、口の中がリセットされる。

レタスもシャキシャキとしていて、焼き鮭も良い塩加減だ。

 

「なんでここまで美味しいのに結婚すらしてないんだろ?」

 

別に家事が不得意って訳でもないし、料理も美味しい。しかも顔も良いときた。俺が男のままだったら間違いなく求婚していただろう。

玉砕覚悟でな。

そんなこんなでお弁当を食べ終わったくらいに、次の授業が始まる時間帯だったので急いで準備を済ませる。

午後は英語の授業、その授業中に…ある一つの疑問が頭に浮かんだ。

 

「(何でこの世界にクロエやルカが居るんだろ。)」

 

そう、どちらもプリコネに登場するキャラクターであり…本来なら登場することさえない。

しかもアバターの状態で現れていることもあり、ますます疑問が浮かんでくる。

ここはゲームの世界ではなく、紛れもない現実の筈なのだ。

 

「(もしかしてなかよし部とかもこの学校にあったりするのだろうか…?

それと、美食殿の皆とか…居たりするのかな?)」

 

何だか想像すると少し楽しくなってくる。英語の授業を終えて、俺は学校生活の1日目を乗り越えた。

…帰ったら勉強やな。

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