理想世界 作:mocha
ここは幻想郷の外の世界.....そう、つまり我々が住む現実世界だ
來夢「ウァ...ウゥ...」
この子は來夢。現実世界で生きる18歳の少女だ
來夢はここ数日間悪夢に魘されていた...
〜夢の中〜
???「気がついたのね」
來夢「ゥ...貴女は...誰...?」
???「残念だけど、今はまだ教える事は出来ないわ」
來夢「.....ここはどこ」
???「ここは貴女の夢の中よ」
來夢「夢の中...じゃあ貴女が私に悪夢を見せていたのね?」
???「それはどうかしらね?私は貴女を誘いに来ただけよ」
來夢「どういう事よ」
???「貴女は何年もの間、ある捜し物をしているわね?」
來夢「ッ!!どうしてそれを.....」
???「貴女の事は昔から見ていた...そして貴女の捜し物を私は知っているわ」
來夢「そう...なら話は早いわね」
???「あら、何も疑わないのね」
來夢「疑うも何も貴女の存在自体を疑っているのに、これ以上何を疑えと言うの?」
???「.....それもそうね」
來夢「それで?何処に誘うって?」
???「『幻想郷』という世界よ」
來夢「幻想郷.....そこに行けば私の捜し物が見つかるのね?」
???「ええ、見つかるわ。でもね?幻想郷は忘れ去られた人達が集う場所.....忘れ去られた人は強制的に幻想郷へ来るのだけれど、貴女は違うわ」
來夢「じゃあどうしろって言うのよ」
???「私が幻想郷へ連れて行く。これなら貴女も行けるわね」
來夢「元々そのつもりで来たんでしょ?なら早く連れて行きなさい」
???「1つ大事な事を言い忘れていたわ」
來夢「何?早く言いなさいよ」
???「私が連れて行くと言うことは、忘れ去られていない状態で幻想郷へ行くの。それは現実世界に居る貴女の存在を他の人は皆強制的に忘れてしまうという意味になるわ」
來夢「ふーん.....」
???「それでも行くなら私に着いてきなさい」
來夢「.......行くに決まってるじゃない」
???「ふふ...話がわかる子で助かるわ」
〜現実世界〜
來夢「ん.....夢.......いや、違う」
來夢「さっきの奴...幻想郷って言ってたっけ.....」
???「ええ、そうね」
來夢「キャッ!!」
???「あら、可愛い声出るのね」
來夢「な、殴るわよ...」
???「(ほんと似てるわね.....)」
來夢「それで...早く連れて行きなさいよ」
???「.....藍、橙。準備をお願い」
藍「かしこまりました」
橙「はい!」
來夢「貴女と同じ異空間みたいなのから出てきたけど.....」
???「あの子達は私の式ね」
來夢「式.....?」
???「式は用いる。みたいな意味として使われるけど...私の式は家族と同じで一緒に暮らしているわ」
來夢「ふーん.....」
???「聞いた割には興味無さそうね」
來夢「よくわかんなかったのよ」
???「(中身までそっくり.....)」
藍「紫様。準備が出来ました」
來夢「紫...?貴女、紫って名前なのね」
紫「知った所で得はしないわよ?」
來夢「それもそうね」
藍「それでは私はこれで.....橙、行くよ」
橙「はい!藍様!!」
來夢「(姉妹みたいね.....私も.........)」
紫「ぼーっとしていたら時の狭間に落ちちゃうわよ?」
來夢「そんなヘマはしないわよ」
紫「ふふっ.....もう着くわよ」
來夢「眩しっ!!」
紫「さぁ.....幻想郷へようこそ」
來夢「ここが.....幻想郷.......」
紫「ええ、私が創り出した理想の世界よ」
來夢「貴女が...ね.....」
紫「あら?貴女が思っている以上に素敵な場所よ?」
來夢「そんなの見ればわかってるわよ」
藍「紫様、そろそろお時間ですが.....」
紫「あら、もうそんな時間なのね」
來夢「時間って何よ?」
紫「私はこの世界の創設者。だから私は他にもやる事は沢山あるのよ」
來夢「へぇ...ん?.....て事は」
紫「そうね。貴女はここから1人で捜し物をしなきゃならないわね」
來夢「はぁ.....わかったわよ」
紫「それじゃあ、幻想郷を楽しんで」
來夢「その前に.....ここでも空を飛べるのかしら?」
紫「そうね、飛べるわよ」
來夢「よかったわ」
紫「ふふ.....では改めて、幻想郷へようこそ!來夢」
〜八雲山山頂〜
來夢「.....風が凄い気持ちいいわ」
來夢「(絶対に見つけて.....そして...あの時の約束を.....!!!)」
〜幻想郷境界〜
紫「ふふ...あの子も飛べるのは当たり前なのかしらね」
読んでいただきありがとうございます!
まだ設定は曖昧です.....八雲山って何なんでしょうね?
東方の原作が好きな人に対して凄く申し訳ない気持ちです...
それでもいいよって方はこの続きも是非!見てください!
最初にも言いましたが、投稿頻度は気まぐれです!ご了承ください