ゆるふわ芦毛のクソかわウマ娘になってトレーナーを勘違いさせたい   作:へぶん99

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100話:天皇賞・春の前に

 

 天皇賞・春を控えた数日前、いよいよ当日の枠番が確定した。

 

 1枠1番、マチカネフクキタル。

 1枠2番、リボンフィナーレ。

 2枠3番、スペシャルウィーク。

 2枠4番、リトルフラワー。

 3枠5番、アポロレインボウ。

 3枠6番、ジュエルジルコン。

 4枠7番、イラッパ。

 4枠8番、セイウンスカイ。

 5枠9番、レベレント。

 5枠10番、メジロブライト。

 6枠11番、デュオタージェ。

 6枠12番、ラピッドビルダー。

 7枠13番、ヤムヤムパルフェ。

 7枠14番、ジュエルアメジスト。

 7枠15番、ステイシャリーン。

 8枠16番、ジャラジャラ。

 8枠17番、ディスティネイト。

 8枠18番、ジョイナス。

 

 私は内枠寄りの3枠5番。セイちゃんは4枠8番、ジャラちゃんは8枠16番と、有力な逃げウマ娘達はやや外側に追いやられた。変な失敗さえしなければ、序盤の優位は固いだろう。

 フクキタルさんが1枠1番なのが運的な意味で何やら恐ろしいが、スペちゃんも2枠3番と好ゲートを引き当てた。スペちゃんは場合によっては先行策で来るだろうか。ブライトさんは5枠10番となり、差しの作戦を取るか追込の作戦を取るか予想しにくい枠番となった。

 

 枠番が決まった後は当然大々的なインタビューが行われる。シニア級G1の中で最も歴史あるレースのひとつ、天皇賞・春。世間や関係者の注目度は言うまでもなく高い。インタビュー中継すら地上波やネットに確約レベルで放映されるのだから、人気の高さは青天井である。

 ドバイ帰りの私と大阪杯を勝ったスペちゃんが激突することも、注目度の高さに一役買っていると言えるだろう。

 

 天皇賞・春に出走するG1ウマ娘は5人――アポロレインボウ、スペシャルウィーク、メジロブライト、セイウンスカイ、マチカネフクキタル。

 近年稀に見る高レベルな春天ということで、勝者予想も見事に別れている。アポロレインボウ派、スペシャルウィーク派、セイウンスカイ派、メジロブライト派……以下略。事前予想の1番人気は私だけど、人気の数字は強さを表すものじゃなくてただの期待値だ。結局のところ、レースは始まってみないと分からない。

 

 私達へのインタビューは体育館で行われる運びとなり、呼び出された18人は勝負服を着て記者陣を出迎えることになった。ちなみにジャラちゃんの勝負服は初披露となる。比較的シンプルなパステルカラーの勝負服で、それ故に完成された意匠と言えるだろう。

 

 有記念のように記者陣が押しかけた体育館は酷く手狭で、大型のテレビカメラはいつ見ても威圧感がある。

 前のように今日も生放送するらしく、たづなさんやトレーナーには口酸っぱく「くれぐれも失言はしないように」と言われた。人気ウマ娘が下手な発言をしたら、トゥインクル・シリーズの人気どころかURAの威信にも関わってくるからね。そこら辺が厳しくなるのは仕方のないことだ。

 

 いよいよ生放送が始まる時間になったらしく、ステージ上が眩いばかりの照明に照らされて異様な熱気が生まれる。影ができないように『URA』のロゴが入ったバックボードが照らされ、複数のカメラチェックが行われ――カメラを支えていたスタッフが手を上げた。放送開始の合図だ。

 手を上げると同時、ステージ傍で佇んでいた駿川たづなさんが咳払いする。マイクを通じて凛と通る声が吹き込まれ、インタビューが始まった。カメラのフラッシュが花火の如く炸裂し、辺り一面が賑やかな音と光に包まれる。

 

 ストロボが焚かれる中、ルドルフ会長がマイクを手に取って枠順に18人のウマ娘を紹介し始める。その最中、ブライアンさんが腰を低くしながら最内枠のフクキタル先輩にマイクを持たせる。ブライアンさんがちゃんと生徒会の仕事をしているのはいつ見ても慣れないけど、彼女も公的な場所では割と真面目に振る舞うタイプなのだろうか。

 ブライアンさんが引っ込んでいくと、ルドルフ会長がフクキタルさんを一歩前に導く。そしてフクキタルさんの癖たっぷりな声が体育館内に響き渡った。

 

『それでは、この度開催される天皇賞・春に出走するウマ娘達に意気込みを語ってもらいます。1枠1番のマチカネフクキタル、意気込みをどうぞ』

「はいっ! よろしくお願いします! 私の目標はズバリ天皇賞・春の制覇です!! 1枠1番は明らかに()()()()! ツキの証ですよ! 今度こそ勝ってみせますとも!」

 

 フクキタルさんは両手でマイクを握り、堂々と決意表明を行う。決意表明というか、いつも通り運に絡めたきな臭い発言ではあったが――言葉の中に確かな自信が感じられた。

 1枠1番といったら昨年の有記念も同じ枠番だったし、2戦連続で最内枠を引くあたり……今度こそマジなのかもしれない。やはり油断ならないぞ。

 

 質問フェーズに入ると、メモ帳片手に勢いよく挙手する記者陣。

 有記念の敗北を受けて、天皇賞・春はどういう走りをするのか。ライバル視しているウマ娘は誰か。菊花賞ウマ娘として、同じ長距離レースの天皇賞・春にかける思いを教えて欲しい――様々な質問が投げかけられ、フクキタルさんは人懐っこい笑顔を崩さずにあっけらかんと答えた。

 

「そうですねぇ……有記念ではアポロさんにマーク戦法が効かなかったので、改めて基礎的な体力作りを徹底しました! 同じことをやっても負けそうだったので、今回はライバル視しているアポロレインボウさんに()()()()()()()()()()勝ちたいと思います!!」

 

 ――可愛い笑顔をしておいて、とてつもなく恐ろしいことを言ってないか? 真正面からぶつかっても勝てるレベルに仕上げてきたってことか……?

 この自信、ハッタリには思えない。それが本当なら割とマジでヤバいぞ。大逃げに食らいついてこれるレベルだとしたら、超逃げでも尻尾を掴まれてしまうかもしれない。互いに理想的なレース運びをすれば、そりゃ私に軍配は上がるんだろうけど……。

 

 私はフクキタルさんのキラキラ輝く()()()()目を思い浮かべて、不思議とぞっとした。フクキタルさんのことを考えると、妙に背後が気になり始めてしまう。底の見えない双眸に睨めつけられているような――

 

「それと、天皇賞・春は伝統のレースですからね! 菊花賞に加えて春の盾を掴み取って、超長距離G1ダブル制覇をしてみたいです!!」

『――ありがとうございました。続いて1枠2番、リボンフィナーレ――』

 

 フクキタルさんが一礼して一歩下がり、横並びになる18人の列に戻ってくる。一瞬目が合ったフクキタルさんに微笑みを向けられたが――いつもの快活で優しい雰囲気はどこかに消し飛んでいて、薄く開かれた目の中には冷たいまでの闘志が宿っていた。

 普段のフクキタルさんの騒がしさや言動を知っている分、その貼り付けたような微笑には強烈な違和感を感じてしまう。いつも優しい人が怒ると怖いように、マイクを手放して密かな威圧感を噴出する彼女は、私にとって恐怖の対象でしかなかった。

 

 ――怖い。マジになったウマ娘、滅茶苦茶に恐ろしいぞ。まるで猛獣だ。

 私はリボンフィナーレがインタビューを受けている間に、フクキタルさん以外のウマ娘に目を向ける。すると、2枠3番のスペシャルウィークを含めた多数のウマ娘から、剥き出しの刃物のような視線を向けられているのに気づいた。

 

「!」

 

 特にスペちゃん。普段の人懐っこい大型犬のような雰囲気が一変して、完全に戦士の顔つきになっている。いつもはスズカさんや人参のことしか考えていない心優しい少女が――他人行儀な笑顔を浮かべて私の横顔を捉えていた。可憐な少女がしてはいけないような精悍な顔つき、あまりにも敵意の籠った視線。勝負服を着込んでいる影響もあるのか、彼女の周りの空気が歪んで見えるくらいだった。

 彼女が私のことをライバル視するのも分かる。ホープフルステークス(3着と2着)皐月賞(2着と3着)日本ダービー(同着の優勝)菊花賞(1着と3着)――彼女から見れば、私との戦績は1勝2敗1引分と負け越しているからだ。ここで勝ってイーブンに持ち込みたいという気持ちの現れだろう。

 

 私だってスペちゃんが1番の敵だと思ってる。大阪杯であのグラスちゃんに勝って、ノリに乗っている彼女を軽視することなど絶対にできない。

 いかにもなアイドル風の勝負服が目に入って、日本ダービー当日を思い出す。この熱量、どす黒い敵意、()()()()()()()()()()()()――まさにあの時と同じ。いや、ダービー時以上の()()()がある。目を離せない。冷たい笑顔と視線が交錯する。まるで獰猛な野獣。早く戦いたいと言わんばかりではないか。

 

 そんな彼女が辛うじて笑顔を保っていられるのは、生放送だから取り繕っているというだけのことなのだろう。しかして、この場に居合わせる生徒会メンバーやたづなさんは落ち着かない様子である。早くもバチバチにやり合っている壇上の18人を見て、放送事故が起きないか不安なのかもしれない。

 

『――続いて、2枠3番。スペシャルウィーク』

「……はい!」

 

 スペちゃんはパッと見では笑顔を保ってマイクを手にする。睨み合いが途切れたので、私も前を向いて余所行きの笑顔を保った。遠くの方で見ていたとみおが明らかにハラハラしているのが分かる。少し申し訳なく思ったが、既に天皇賞・春は始まっているのだ。プレッシャーをかけられたなら、逆にやり返してやらないと私だって気が済まない。

 

 スペちゃんはマイクを持って列の前に出ると決意表明を行う。静かな言葉だった。

 

「私はこの天皇賞・春を()()()()()()()! よろしくお願いします!」

 

 ただそれだけの言葉。ぺこりと一礼して、僅かな静寂が体育館を支配する。単純な言葉が故に、自信と決意の強さが窺えた。無論、レースに出走するウマ娘は全員勝つためにやって来ているのだが、開口一番に()()()()()とあえて発言することで、ライバル達に揺さぶりをかけようとしているのは明らかだった。

 微かなざわめきの後、記者達が(まば)らに手を挙げ始める。

 

『に、日刊ウマ娘レース新聞の武です。天皇賞・春はこれまでのデータから内枠有利と言われるレースですが、当日は先行策を取りますか? それとも得意な差し追込をする予定ですか?』

「……流れのままに突き進みます!」

 

 私やスズカさんみたく分かりきった逃げを打つならともかく、ある程度自在性のあるウマ娘が当日の作戦を素直に言うはずがない。回答はやんわりと受け流され、次の質問に続く。

 ――この天皇賞のライバルは誰ですかという質問が飛んでくる。にわかにスペちゃんがスカートの裾を握り締めたのが分かった。

 

「セイちゃんとアポロちゃんには負けたくありません。皐月賞と菊花賞を取れなかったのが、今でも心残りなんです」

 

 その後もやけに静かな応答が続き、スペちゃんの出番は終わった。いつもと違う雰囲気の彼女だったが、遠くにいた沖野トレーナーは棒付きキャンディを咥えて密かに笑っていた。彼なりに仕上げてきた結果なのかもしれない。

 しばらくの間隔が空いて、5番目は私だ。名前を呼ばれると同時に前に出て、マイクを持って決意を新たにする。

 

『続いては、3枠5番のアポロレインボウ』

「はい! 天皇賞・春は得意な距離なので、優勝目指して思いっきり逃げたいと思います!! よろしくお願いします!!」

 

 私が勢いよく頭を下げると同時、メモ帳を構えた一団から一斉に手のひらが上がった。食い気味に挙手した乙名史記者に白羽の矢が向けられる。

 

『月刊トゥインクルの乙名史です。天皇賞・春を制覇すると、菊花賞・有記念・天皇賞・春の連続勝利――つまりシンボリルドルフ以来の『長距離三冠』達成となりますが、それについてどう考えていますか?』

「…………」

 

 そうか。そう言えば、菊花賞と有記念を立て続けに勝っている今、これに加えて天皇賞・春を連続で制覇すると、確かに日本の長距離G1を全て制したことになる。

 ルドルフ会長以来の快挙というのは初耳だが――『長距離三冠』か。いい響きではないか。『英国長距離三冠』『ステイヤーズミリオン完全制覇』に引けを取らない甘美な栄光、掴み獲らない手はない。

 

「そうですね、ルドルフ会長に並ぶためにも絶対に勝ちたいです!!」

 

 月並みな受け答えだが、下手に沈黙するよりは良いだろう。素直な気持ちを全面に押し出して、次の質問に移っていく。

 

『月刊グレイゴーストの安藤です。アポロさんは天皇賞・春の後、ヨーロッパ遠征をすると発表していますが……天皇賞・春で結果が出なかった場合も遠征されるのですか?』

 

 いきなり飛んできた鋭い質問に、私は助けを求めるようにトレーナーの方に視線を送った。とみおは酷く焦った様子で手元のキャンパスノートにペンを走らせると――『俺達は絶対負けない!! 気にするな!!』と大きな文字を掲げてきた。思わず彼の目を見ると、とみおの双眸は私の勝利を欠片も疑っていない様子だった。

 ぐっと熱いものが込み上げてくるのを堪えながら、私は小さく深呼吸する。やれることはやってきた。とみおも背中を押してくれている。この記者さんだって、きっと私を傷つける意図はなくて、誰もが訊きづらい質問をあえて投げかけてやりたかっただけなのだろう。

 

 で、あれば。私は年度代表ウマ娘として、堂々とした態度で受け答えするのみだ。

 

「――ヨーロッパ遠征の予定は変わりません。天皇賞・春には勝ちますから」

 

 瞬間、背後の空気が一変する。ぴりぴりとした電流のようなものが背中にかけて迸り、複数の敵意が増大する。その(あるじ)は言うまでもない。マチカネフクキタル、スペシャルウィーク、ジャラジャラ――この3人だ。

 メジロブライトはポーカーフェイスで何を考えているか読み取れないし、セイウンスカイもぴゅぅと口笛を吹くような余裕さえある。どちらにせよ、大胆な発言だったことには変わりない。勝てばこのビッグマウスも許されるだろうか。

 

『週刊グレードレースの柴田です。菊花賞では2分58秒5という歴史的大レコードを記録しましたが、現在の天皇賞・春のレコードである3分14秒4を超える自信はありますか?』

「……あります! 新走法を身につけたので、ドバイの鬱憤晴らしという意味も込めて爆逃げてぶっちぎりたいと思います!」

『……ありがとうございました。続いては――』

 

 私の出番が終わったので、一礼して回れ右をする。元の位置に戻る際、当然17人のウマ娘の顔を見ないといけないのだが――私は絶望的な量の敵意を向けられていた。

 そりゃそうだよな、と思いつつカメラの方に向き直り、変わらぬ笑顔を作る。本気の敵愾心を剥き出しにしてなお友好な関係を築けているのは、割と奇跡に近いのかもしれない。本気でぶっ倒したいと感じているのに、レース外では親友と言えるほどの仲良し。これもトゥインクル・シリーズが育んでくれた友情である。

 

 続いては4枠8番のセイウンスカイが前に出る。生放送中だと言うのにふらふらと落ち着かない様子。視界の端のエアグルーヴさんが頭を悩ませているのが分かった。

 

 彼女はいつも通りだった。のほほんとした表情で斜に構え、質問の内容をのらりくらりと躱していく。

 天皇賞・春における1番のライバルは誰か、初の3200メートルに挑む心境を教えてほしい、このレースはハナを切って逃げるのか溜め逃げに徹するのか――などの質問が飛んできたものの、彼女は「頑張りま〜す」とか「マイペースにのんびり行きたいと思います」というような受け答えをしてばかりだった。いつも通りのセイウンスカイである。

 

 記者もそれを分かっているのか、多少呆れつつも「まぁセイウンスカイだし……」という反応をして彼女の番は終わった。

 全員がこの反応をしたのは、逆に言えば、多くの人がセイウンスカイの「勝ちたい」という内心を知っているということでもある。それ故に彼女の内面を深く掘り下げるようなことはしなかった、というだけである。

 

 5枠10番のメジロブライトの番になると、先刻まで刺々としていた体育館内の空気が一変して和らいだ。彼女の声がマイクを通して響き渡るだけで、まるでハーブのような高貴な香りが漂ってくるようである。

 記者陣の緊張も緩んだのか、何だか質問する際の口調が孫を相手にするおじいちゃんおばあちゃんみたいになっている。

 

「メジロのウマ娘として、この天皇賞・春は譲りたくないですね〜。昨年の覇者である意地をもって、この天皇賞はわたくしが勝たせてもらいますわ」

 

 しかし、彼女もまた立派なメジロのウマ娘。しっかりと決意表明を行った後、前列を去ってインタビューを終了させた。

 

 最後の注目ウマ娘はジャラジャラ。私がメイクデビュー戦で戦った同期であり、同じく欧州ステイヤー路線を目指す因縁のライバルだ。

 彼女は最初の記者に勝負服を祝福された後、(アポロレインボウ)との確執について質問を受ける。具体的には、『メイクデビューで接触事故のあった2人ですが、改めてこの大舞台で戦うにあたって思うことはありますか?』という、大衆が知りたがるような質問であった。

 

 まぁ、私とジャラジャラは普通に仲良しなので確執とかは別に無い。ただ、レースで再び戦うとなれば、感じることがあるのもまた事実。ジャラジャラは少し沈黙を置いてからマイクを握り直すと、こう続けた。

 

「……メイクデビュー戦の後、私はアポロさんに直接謝罪をしに行きました。殴られる覚悟もありました。でも、彼女は私に優しく触れるだけで全てを許してくれたんです。……アポロレインボウさんは私のライバルであり、友人であり、最も尊敬するウマ娘です。――が、再び戦う時は真っ向勝負で戦おうと思っていました。負けるつもりは毛頭ありません」

 

 強い芯を感じる受け答えだった。それから何個かの質問を受けてジャラジャラの出番は終わり、ディスティネイトちゃんの番がやってくる。

 ジャラちゃんが列に戻る際、目が合った。優しくて、敵意に溢れていて、もどかしい光を孕んでいて。

 ――あぁ、彼女も倒さないといけないなと思った。

 

 

 こうして強烈な威圧感と闘気の渦巻くインタビューは終わり、私達はいよいよ天皇賞・春の本番当日を迎えた。

 

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