ゆるふわ芦毛のクソかわウマ娘になってトレーナーを勘違いさせたい   作:へぶん99

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80話:クラシック級の終わりに

 ウイニングライブが終わった後、私達はすぐにタクシーに乗り込んで病院に向かった。URAと提携している御用達の病院だ。ここならレース中の怪我を迅速に治してくれるとウマ娘の間で有名な所で――タクシーに乗っている間に事情を伝えていたらしく、私の右目の治療及び精密検査はすぐに始まった。

 

 幸い怪我は軽傷に済んでいて、眼球を動かさないための眼帯と処方された目薬をつけていれば大丈夫とのことだ。廊下で待っていたとみおと両親に無事を伝えに行くと、3人はほっと息を吐いていた。

 

「1週間もすれば完治するってさ」

 

 お父さんとお母さんは、眼帯姿の私を見て明らかに動揺していた。お母さんなんか、尻尾と耳に表情が出過ぎてて笑っちゃいそうだ。とみおは「これくらいで済んで良かった」と「娘さんに怪我をさせてしまって申し訳ない」という気持ちが混じり合って物凄く微妙な表情である。

 申し訳なさが勝ったらしく、黙っているわけにはいかないと感じたっぽいトレーナーは両親に向かって頭を下げた。

 

「本当に申し訳ありません。内ラチいっぱいを走れと指示したのは私です、この怪我の責任は全て私にあります」

「……桃沢さん、頭を上げてください。ウマ娘に怪我が付き物なことはみんな知っていますから」

 

 お父さんとトレーナーが話す横で、私はお母さんにぎゅっと抱き締められた。とみおの前でそういうことをされるのは照れ臭かったので、必死に拒絶しようとする。が、お母さんもウマ娘なので、抵抗叶わずがっちりとホールドされてしまった。

 うちの両親は親バカのきらいがある。私のことを甘やかすし、成功すれば頭を撫でてくれて、失敗しても抱き締めてくれて。とにかく私を可愛がって止まないのだ。この1年半で変わったと思っていたが、あんまり変化していないようだ。

 

「アポロ……本当に良かった」

「そんなに心配しなくても」

「バカ言いなさい。アポロのレースは毎回毎回全力すぎて、見てるこっちは生きた心地がしないのよ。勝ちたいって気持ちは分かるけど、お願いだからもっと身体を労わって……」

「……お母さん」

 

 お母さんの苦しそうな声を聞いて、私は胸がきゅっと締め付けられるような気持ちになった。ずっと私を育ててくれた親の身体が震えている。それだけで心にぐさりと刺さるような感覚に襲われる。

 ……確かに、勝利することは至上の喜びではあるけど、命を削るような走りで怪我をしたら元も子もない。当たり前の話だ。私だって、友達が怪我をしたら心配するし、怪我をしそうな走りをすることにだって微妙な気持ちを抱いてしまうものだ。それが家族――しかも我が子が怪我と隣合わせのレースをしているとなったら、むしろ今のお母さんみたいな反応の方が正常なのだろう。

 

 とみおが口酸っぱく「君に怪我だけはさせたくない」と言ってトレーニング後のケアをしてくれる理由を今更ながら実感できた。私はしゅんとしながらお母さんを抱き締め返す。自分と同じくらい小さな身体だけど、私にとってはとても大きな存在だ。本当はレースの勝利を祝って欲しかったけど、お母さんの気持ちを考えるとこればっかりは仕方ないなと思った。

 

 その後はお父さんにグランプリ勝利を労わってもらったり、実家にとみおを連れて帰ることを約束したりして、一旦解散の流れになった。両親はしばらく観光してから実家に帰るらしい。

 私達は怪我が軽微なため、門限に間に合うようにトレセン学園に帰ることなった。

 

 

 怪我の不便さが明らかになったのは翌日に目覚めてからのこと。右目が眼帯によって塞がれていたため、寝起きということもあってベッドから滑り落ちてしまった。

 鈍い音が響いたせいか同室のグリ子が起きるわ、どこかを強く打っていないか心配されるわで騒がしい朝だった。

 

 有記念が終わる頃、トレセン学園は丁度冬休み期間に入る。授業が無い代わりに宿題が多く出るが、文武両道を掲げるトレセン学園生徒は宿題をさっさと終わらせ、一日中暇なのを良いことにトレーニング漬けになる子達が結構な数に上る。

 また、年末年始は実家に帰って羽休めをするウマ娘もそこそこいる。私はそちら側のウマ娘なので、午前・午後は実家帰省のための軽い荷造りをすることにした。

 

 と言っても、そこまで多くない私服に加えて着替えのストックだとか、携帯用バッテリーに充電コードとか、図書館から借りてきたレース考察の本をキャリーケースに詰め込むだけだ。それでもケースはパンパンになったのだけど。

 

「アポロちゃんは実家に帰る系?」

「まあね。グリ子はどうなの?」

「う〜ん……去年は帰れなかったし、さすがに今年は顔見せとこっかな 〜って思ってるかな。アポロちゃんってどこら辺に家あんの?」

「北の方〜」

 

 午前・午後を使って荷造りをした後は、夕方からトレーナーと2人きりの祝勝会が行われる。私が怪我をしていることもあって、私への直接的なインタビューや撮影などは年明けまで持ち越しとなっているからである。

 その分年明けの時期は忙しくなること請け合いだが、そこら辺はたづなさん辺りが上手くやってくれるだろう。とみお含めた敏腕トレーナーの突出したブラックさは、トレセン学園が恒常的に抱える問題のひとつだからだ。

 

 購買で適当なおやつを買ってトレーナー室に歩く。チャットアプリで「そろそろ行く」と送信すると、10秒ほどで既読アイコンがついた。「待ってるよ」との返信に口元を綻ばせながら、私はレジ袋を胸に抱いた。

 2人きりのパーティ。その事実に得も言われぬ喜びに打ち震える。これまでも2人きりで色々とすることはあったが、やっぱりパーティとなるとテンションは青天井に上がってしまう。

 

 この祝勝会は実質クリパである。グランプリ前にやったミーティングは中途半端になりすぎたとのことで、とみおはケーキを買ってきてくれたし、何なら奮発して丸焼きの七面鳥まで取り寄せてくれたし、その他にも当日に渡せなかったというクリスマスプレゼントを用意してくれたらしい。

 いっぱいお話して、美味しいものを食べて、もしかしたら食べさせ合っちゃったり……なんてね。あはは……。

 

「あいた!」

 

 邪なことを考えていたせいか、道中でふらついたり変な場所におでこをぶつけたりしたけど、何とかトレーナー室に辿り着くことができた。ノックして室内に入ると、軽く装飾されたトレーナー室が視界に飛び込んでくる。

 後始末が大変そうなフワフワ――クリスマスツリーに巻かれている謎のアレ――があちこちから垂れ下がっていて、部屋に溢れていた書類と本は綺麗さっぱり消えていた。もう片付けようかと言っていた小さなクリスマスツリーはイルミネーションの輝きに包まれており、1年の中に生まれる僅かなアイデンティティを取り戻していた。テーブルの中央に沈黙する七面鳥がまた目を引く。

 

「やっほ!」

「おう、ようこそ」

「装飾、頑張ってんじゃん」

「まあな。仕事も終わらせたよ」

「マジ? めっちゃ偉い」

「ありがとう」

 

 とみおはソファに手をやる。導かれるままに、私は尻尾をぶんぶん振りながらテーブルの前に腰かけた。私の右目が気になるのか、とみおは若干視線を泳がせている。目の状態はお医者さんから説明を受けただろうに、過保護な人だ。

 お腹ぺこぺこだよ、と言いながら早速用意されていたフォークを手に取る。とみおは苦笑しながら七面鳥を取り分けたかと思うと、肉に飛びつこうとした私を手で制してきた。どうやら始まりの音頭を取るらしい。

 

「アポロ。ジュニア級に引き続いてクラシック級もよく走りきってくれた。本当に……本当にお疲れ様。今日は体重のことは気にせず、うんと食べて、うんと楽しんでいってほしい」

「……ありがと。でも体重のことは余計」

「仕方ないだろ、体重管理は仕事なんだから」

「セクハラ〜」

「はいはい。それじゃ始めようか。いただきます」

「いただきます」

 

 ……そうか。もう2年目のクラシック級は終わってしまったんだ。とみおと過ごせるのは残り1年と少ししかない。『最初の3年間』が終われば、トレーナーとは一旦契約解除となり――その上で契約延長かお別れかを選ぶことができる。

 もちろん彼を手放す気なんてないけど、それは私の都合。とみおはトレーナーという職業に励んでいて、私は仕事で関わるウマ娘のひとりに過ぎない。ずっとトレーナーを独占することは難しいというのが実情である。

 

 ふと、お母さんとお父さんの関係を思い浮かべる。トレーナーと担当ウマ娘。若くして地方トレーナーとなったお父さんと、地方トレセン学生としてレース生活に身を投じることになったお母さん。私ととみおの境遇と被らないでもない。

 ただ、両親と私達で決定的に違うのは、()()()そういう関係にはなれそうもないことか。私はヘタレだし、とみおは何やかんや大人としての振る舞いをしているし……3年目の終わりに何かしらのアタックを仕掛けないと、この関係は案外あっさりと終わってしまいそうな気がしている。

 

 私はお手頃サイズに切った七面鳥を頬張りながら、クリパにはあまり似合わない白飯を掻き込んだ。結局、美味いものを食べてしっかり睡眠すれば悩みなんて吹き飛ぶものだ。口の中に旨みが広がると共に、きっと上手くいくさというあやふやな希望が湧いてくる。

 とみおもニコニコ笑顔で七面鳥と白飯を交互に食べている。私は全然大丈夫だけど、とみおは食後のケーキを食べられるのか心配になるがっつき具合である。

 

「にしても、丸焼きの七面鳥なんて本当に存在したんだねぇ。漫画とかアニメでしか見ないから、割と感動……」

「実は俺も初めてなんだ。テンション上がって買っちゃった」

「たまにはいいんじゃない?」

「まあな。何せダービー・菊花賞・有記念を制したウマ娘のお疲れ様会なんだから……ちょっとくらい派手なものにしたって怒られないさ」

 

 日本ダービー、菊花賞、有記念を勝った――そう言われても、あまり実感がなかった。目の前のレースに勝つ、立ちはだかるライバルに負けたくない、その一心で我武者羅にやってきたのだ。勝利の中に(くすぶ)る己の未熟さは嫌というほど理解しているし、まだまだ成長の余地があることも知っている。自分はまだまだ弱いですよと言うつもりは無いが、最強には程遠いだろう。

 そういう余裕のない性格の私を知っているから、とみおはこういうパーティを開いてくれたのだと思う。とみおは厳しいトレーナーだが、褒めてくれる時はちゃんと褒めてくれる。常に張り詰めたままだと、きっといつか疲れてしまうから、彼のそういうアメには本当に助けられている。

 

 ……やっぱり、この人のことが大好きだ。比翼の鳥的な感じで、相性もバッチリじゃんね。私は頑張りすぎるトレーナーのストッパーになってるし、とみおは私の短所をカバーしてくれるように動いてくれるし。

 やば、マジで私達イケてるくさいじゃん。夫婦って言われてもおかしくないわ。めっちゃハグしたい。手繋ぎたい。

 

「……アポロ? やっぱり目が――」

「え? あ、や! 考え事してただけで何ともないよ」

「何かあったらすぐに言ってくれよ……」

「う、うん……」

 

 ぼーっとしてたら、とみおに顔を覗き込まれた。変なところだけは(さと)いよね、とみお。逆に私の好意に気づいてないのって有り得なくない? 私、結構好意を伝えてると思うんだけど……とみおがどんだけ朴念仁(ぼくねんじん)なんだって話だよ。

 でもそういうところが可愛いんだよね。はぁ、憂鬱。私は七面鳥を食べて気を紛らわせた。

 

「ところでさ。この七面鳥ってどこで見つけてきたの?」

「あぁ、これな。ちょっと前に近所で七面鳥の専門店を見つけてさ。ビックリして店内に入ったら、ほんとに七面鳥しか売ってなかったんだよ。インパクトがデカすぎて、クリスマスになったら絶対に買いに来ようって思ってたんだ」

「え、うそぉ。七面鳥専門店って……ケバブ専門店じゃないんだから。クリスマスシーズン以外で売れてるのかな……」

「それが、誕生日パーティのためにって買いに来るお客さんが結構いるらしい。特に見た目のインパクトが凄いから、ウマ娘には案外好まれているとか」

「ナリタブライアン先輩とか好きそ〜」

「はは、多分常連だろうな」

「『重厚な肉汁と歯ごたえが堪らない……』とか言ってそう」

「……間違っても本人の前では言うなよ」

 

 こうして夕食を食べ終わった後、私達はホールケーキを箱から取り出した。数日遅れのクリスマスケーキ。シーズンが終わり、母国に帰ったはずのサンタクロースがケーキの上に鎮座している。雪だるまも一緒だ。

 

「わ、可愛い!」

「ギリギリ残ってたやつを買ってきた。1番小さいサイズだけど……」

「2人だし丁度いいでしょ?」

「……ま、そうか。コーヒー淹れてくるわ」

「じゃあケーキ切り分けとくね〜」

「よろしく〜」

「ん」

 

 私は片目だけの視界の中、何とかケーキを切り分けた。砂糖菓子のサンタさんはとみおに似てたから、彼の皿に乗せてあげる。雪だるまの砂糖菓子は『未知の領域(ゾーン)』っぽいから、私の皿の隅っこに置いた。

 生地がゆるふわだったためナイフで切り分ける際に形が崩れてしまったが……まあ、胃の中に入れば一緒でしょ。と思いつつ、ガタガタになったケーキの欠片をとみおの皿に押し付けた。熱々のコーヒーが入ったマグカップを持ってきたとみおは、形の崩れたケーキを見て大笑いした。

 

「アポロ、下手に切った方を俺に押し付けただろ! 酷いなぁ」

「しょうがないじゃん右目見えないんだし! だったら次はとみおが切り分けてよね!」

「はいはい。じゃ、七面鳥に続いてケーキも頂こうかな」

「コーヒーありがと、いただきま〜す」

 

 いつもみたいに冗談めかした会話を繰り広げ、笑い合いながらケーキを食べる。大量の生クリームが乗ったケーキは、甘ったるくてしょうがなかった。

 

 その後はイチゴの分配で軽く揉めたり、見た目は可愛いけど砂糖菓子って正直美味しくないよねって会話をしながら、何とかケーキを食べ終わった。結果から言えば、2人でホールケーキは失敗だった。私がウマ娘とはいえ、七面鳥の後に食べていい量ではなかったようだ。

 2人でくたびれながら時計を見る。門限まで1時間。あまり時間が無いな、という寂しさと共に使命を思い出す。プレゼント交換である。

 

「あ、そうだ。プレゼント交換しようよ」

「あぶな……忘れるところだった」

 

 私が用意したプレゼントは高級家具屋から取り寄せたクッションだ。トレーナー室の隅に隠してあったダンボールから、リボンで結ばれた小袋をとみおに手渡しする。最近のとみおが腰痛に苦しんでいると言うので、優しい担当ウマ娘のアポロちゃんが店頭で発掘してきた逸品である。

 ちょっと高かったけど、レースで稼いだお金があるので全然お釣りが来る。とみおは覚えててくれたのか、と言いながら柔らかい表情になった。

 

「嬉しいよ……ありがとうアポロ」

「ふふん、どういたしまして!」

「俺からのプレゼントはこれ。はい、どうぞ」

 

 そう言って手渡されたのは、手に持てるサイズのプレゼント用の小包だった。何だろうと思って結びを解いてみると、中から出てきたのはブランド物のマフラーだった。丁度欲しかった可愛いやつ。

 

「やば、うれし……ありがとう」

「こちらこそ、どういたしまして」

「…………」

「……どうしたの?」

「いや、何かさ。去年は高いイヤーキャップ、今年はブランド物のマフラーまで貰っちゃって……急に申し訳なくなってきた」

「何言ってるんだよ。俺に初勝利をくれただけじゃなく、G1を3回もプレゼントしてくれたじゃないか。お返しとしては全然足りないくらいさ」

「……照れるっつの」

 

 あっけらかんと言い放つとみお。私は新品のマフラーに鼻を(うず)めて、ニヤつきを隠せない口元を隠した。どこか初々しいような、微笑ましいような雰囲気が漂う。自然と2人の視線は、トロフィーや写真立てが飾ってある棚に向かう。

 

 1番隅っこにある始まりの写真に目が行く。それは去年の6月のメイクデビュー戦前に2人で撮った写真だ。トラックコースに立つ体操服姿の私と、新品同然のスーツを着たとみおが、ちょっとだけ距離を取って四角の中に収まっている。

 

 その隣に、未勝利戦を勝ったウイニングライブの後に撮った写真があった。汎用ライブ衣装でピースをする私と、ネクタイから躍動感が伝わってくるようなガッツポーズをするとみおが、肩を並べて写っている。

 

 更に次には、条件戦の紫菊賞を勝った後の京都レース場で撮った写真があった。あまり晴れない表情の私と、そんな私に気づいて作り笑いを浮かべるとみお。

 思い出がフラッシュバックし、2人の間に心地よい沈黙が流れる。

 

 所狭しと置かれた私のぱかプチ。そして、ホープフルステークス前に撮った勝負服の私がいて。若駒ステークス前日に撮った写真や、若葉ステークス勝利後に撮影した一枚が続いている。ここからはクラシック級の写真とトロフィーが並んでいた。

 

 皐月賞前の引き締まった表情の私達の写真。そして、その後の写真には写されていない敗戦と涙。セイウンスカイの爆走と奮起。勝ちきれない悩みで苦しんでいたこの時期は、今の糧になっている。

 

 続く、運命の日本ダービー。2人のダービーウマ娘が虹を背景に抱き合う写真は、今でも広告や雑誌に使われていたりする。もうひとつダービーの写真があって、それは泣き笑いで肩を寄せ合う2人の姿が収められた1枚だった。泥まみれの私達と、鈍く輝く日本ダービーのトロフィー。初の重賞制覇にしてG1制覇の喜びを思い出さない日はない。

 

 日本ダービーのトロフィーの横には、菊花賞の写真とトロフィーが沈黙していた。試練を乗り越えて一皮剥けたような表情の私と、心の底からの安堵感が溢れるようなトレーナー。あのレコードをもう一度出せと言われても不可能だろう。それくらい会心の勝利だった。

 

 菊花賞のトロフィーの横には、ステイヤーズステークスで撮った写真とトロフィーが。その横にはダブルトリガーさんと撮ったツーショットもある。

 思い出の終着点には、有記念の写真とトロフィーが置かれていた。写真は後日撮影したもので、泥汚れのない勝負服を着た私ととみおが写っている。

 

 笑顔のぱかプチとトロフィーに囲まれて輝く思い出達。そんな激動のクラシック級が終わり、シニア級がやってくる。海外遠征を視野に入れているシニア級は、これまで以上に苦難の道のりになるだろう。

 だからこそ、夢に向かって進み続けよう。彼と一緒に勝利を重ねていこう。そう思うのであった。

 

 




次回のスレ回を挟んでクラシック級は終わりです。

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