魔法少女かなた☆マギカ 〜魔法少女まどか☆マギカ 外伝〜 作:ティロティロきゅーべえ
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ママはビョーキにかかった
おいしゃさんは、「もうなおらない」ってパパにいってた
パパがないてた
わたしもないた
いみはわかってなかったけど、かなしかった
パパはわたしになきながらおしえてくれた
ママはもうなおらないんだって、しんじゃうんだって
わたしは「しぬってなあに?」ってきいたら、パパはもっとなきはじめて、おしえてくれなかった
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「奇跡ですよ」
そんなことを言った医者を思い出した。
余命宣告が1年となっていたママは3年も生きたのだ。
パパも私も1年たったあとからもう泣く事はなくなっていた。
このままずっと生きていてくれると思ってしまったんだ。
でも、お迎えは早く来た。ママがいなくなる1週間ほど前からママの調子は悪くなって、医者も「これが最後の山だろう」と言っていたから心の準備はしてきたつもりだった。
でもそうはいかなかった。
ママは死んだ。
私は大声で泣いた。
この世の終わりだった、喪失感で私は何も出来なかった。
でも、ずっと、私なんかより
パパはもっと傷ついていた。
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パパは新しい『お母さん』を連れてきた
服はキラキラでスラッとしてて、今思えば綺麗な人だったんだと思う。
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『お母さん』はいつも夜遅くに帰ってきた。そのたび、新しい服やバッグを持って帰ってきた。
パパは『お母さん』が帰ってくるたび酒に飲まれていった。
その目には光がなかったと思う。
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ちょっと遅めに学校から帰ってきたら、家は真っ暗だった。
いつも早く帰ってくるパパの気配がない。
パパはどこにいったの?
なんで家に誰もいないの?
物音がした
音のする方にいった、内心は死にそうなくらいびびってた
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パパは部屋の天井から操り人形のように吊り下がって、うめいていた。
部屋は穴だらけで、床には沢山の数字が書かれた紙が落ちていた。
私は大声で叫ぶ。「誰か助けて」と。
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今日は早く『お母さん』が帰ってきた。
パパはしばらく入院、言ってしまえば『監視』されることになった。
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『お母さん』は私を殴った
なんで?
どうして?
「あんたのせいで!あんたのせいで!あのゴミ人形の中から金を引き出せると思ったのに!!!!」
ああ、そうか
パパを殺そうとしたのは『お母さん』なんだ。
ひたすら殴られる。
ただ「ごめんなさい」しか言えなかった。
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顔にも体にもたくさんのアザが出来た。
先生は私に何も声をかけてくれなかった。
何かに怯えているようだった。
クラスメイトは私を笑った。
友達はいなくなった
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『お母さん』は隣街では有名な手を出してはいけないような悪女だったらしい。やくざの元妻とかなんとか。
確かに、先生も手を出したくないだろうよ。だけどさ、
職員室の先生の机の上に置かれたプリントには、「家庭関係は良好」と記録されていた。
私はそれを泣きながら睨んだ。
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パパが家に帰ってきた。
『お母さん』はまるで別人のように優しくなった。
でも
それでも
パパは
私の顔や体にできた青あざを見て
ただただ震えていた。
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最悪な一日を送って家に帰ってきた。
これからまた殴られるのかな?
それともパパがいるから大丈夫?
私は殴られることに慣れ始めていた。
別の事考えてれば、痛みなんか感じなかった。
玄関を開けた。
血生臭い匂いがした。
部屋には妖しく夕日が差し、赤く包まれていた。
「ただいま」
そう、虚空に声をかけた。
返事はなかった。
水滴の滴る音だけだった。
部屋に入る。
「へ?」
それは無惨な姿だった。
『お母さん』はうつ伏せに倒れ、背中を何箇所も包丁で刺された跡と背中のど真ん中に一本の包丁が刃を下に立っていた。
パパはそのすぐそばの机で寝ていた。
近くにはラムネ菓子のような睡眠薬の入った瓶が横に傾いていた。
私は
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「いやぁぁあああああああああ
ああああああああああああ
あああぁぁぁああ!!!!!!!!」
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『殺人鬼の娘』
街中にそう知れ渡った。
やめてやめてやめて
私は、街中のアイドルになった。
でも
見ないで見ないで見ないで
私は街から全力で走って逃げた。
逃がして逃がして逃がして
こっちに来ないで誰か助けて
その時、目の前に光が見えた。
それは天国だったのかな、今はそんな気がする。
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はっ!、っと目を覚ますと周りを見渡す。
冷や汗をかいていた。
私はパジャマで自室のベットで寝ていたのか。
夢の内容を嫌にはっきり覚えていて、またかと呆れた。
「辛い過去」なんて早く忘れてしまいたかった。
どんなに時が流れても、絶対に思い出したくない『昔話』なんて。
でも
時間が経てば経つほど意識すればするほど、色濃く取り憑いてくる。
『悪魔』...みたいなものかな?
必死に頭を回転させ、夢の内容を隅に追いやりながら昨日は何をしてたのかを思い出そうとする
が、しかし
『キュゥべえ』とかいうよく分からない生き物に願いを叶えさせてもらった不思議な日曜日のお昼すぎの出来事しか思い出せない。
「あ、そっか!夢だったんだ、あれも。そりゃいるわけないよね〜あんな生き物。願いを叶えるなんてそんな...」
「あんな生き物がなんだい?」
「ふんぎゃぁあ!!」
「そんな驚かないでほしいのだが、ともかくおはよう、『弥生 かなた』よく眠れたかい?」
「キュゥべえがいるってことは夢じゃないってこと、、、?あ!私、昨日のお昼からの記憶がないんだけど何してたっけ?」
「夜はごはんとお風呂に入ったあとすぐ寝てたと思うよ。」
「え?私が?」
私ってずっと暇人だったから、自分一人の時間ができたら、無理にでも何かするようになっていた。
嫌な記憶を思い出す暇を作りたくなかったのだ。
結果的に色々なものに興味がわき、今では「琴」「ピアノ」「アコースティックギター」「プログラミング」「絵描き」など自分でも驚くぐらいのスキルを身につけていた。
その癖は結局とれずに、今は「ジグソーパズル」に挑戦している。
まだパズルは完成していない。
しかも、日曜の夜だ。一人暇になる夜の時間帯に限って何もせず寝るという事があるはずがない。
「私はお昼のあと、なんか忙しかったりしたの?」
「いや?忙しくはなかったとは思うけど、、、確か『佐喜 穂乃果』達と遅くまでゲームをしていたんじゃないのかい?」
「、、、、、、、、、!!??!!??」
「?どうしたんだい?」
「え、あ、ちょっと待ってキュゥべえ、それ誰の話?」
「誰も何も君のことだよ『弥生 かなた』」
「待って、私の昨日のお昼はキュゥべえに願いを叶えてもらったところなんだけど、、、?」
「........!」
キュゥべえはしばらく考えてから思いついたように喋り始めた。
「そうかそうか!おかえり!『弥生 かなた』!君のことをすっかり忘れていたよ!」
「え????どう、え??」
「少し説明すると長くなるから、とりあえず学校に行ってみようか」
「え?どういうこと?それに学校って、あっそっか、今日は月曜日になるのか、えー日曜日損しちゃったぁ」
「そのことについてもなんだけどね、今日は実は『木曜日』なんだ。」
「!!!???」
理解が
理解ができなかった
木曜日?私はちょっと長い夢を見てると思ったら、4日もたってるの?
「その間、私はずっと寝てたの?」
「そうともいえるし、そうでないともいえる、とにかく学校に行ってみるのが一番手っ取り早い。少し理解するのに時間がかかりそうだけどね」
そういうと、私の肩にキュゥべえが乗ってきて呟いた。
「君の『願い』の具体的な形を、君自身の目で確かめてみようじゃないか『弥生 かなた』」
どもどもども、ティロティロきゅーべぇでーす☆
今回の第3話は内容がエグい(つもりな)ので、あとがきは明るくパーリーにいきたいと思いまぁぁぁす!!パァンパァンパァァァァン!!!!
はい、どうでしたか?過去編(n回目)
とりあえずこの第3話で過去編は終了となります。次回からは物語を進めていきます。(といっても時系列的にはまだ過去編なのですが《ややこし》)
この話には結構これから伏線になる予定のもの(ならないものもあるかもしれない)も入れ込んでるので、今後の展開も考察してはいかが?
...冗談ですよ、調子乗りすぎました。
それでも大きな目標として、公式に認知され、ちゃんとした『外伝』となることを目指して執筆していきますので、応援よろしくオポンポンポオオオオオン!!!
...応援よろしくお願い致します...
すいませんでした...