無敗の狩人と呼ばれるウマ娘になった   作:W297

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115話

 

「…とりあえずドロワの流れとしては今のところこんな感じなんだけどよ。

 

 お前らから見てどうだ?

 

 時間とか、そういうので不備あるなら変えていく必要あるからさ」

 

 俺がそう言うとヘリオスとパーマーはまじまじと見つめていく。

 

「うーん、ちょっとキビ目かな。

 

 時間取れるならもうちょい欲しいかも」

 

「確かに…、時間って変えれるんですか?」

 

 俺は「制限内の話ではあるけどな」と返していく。

 

「門限を超える終了時間はさすがにアウト。

 

 あとはあくまでダンスがメインでこれはサブだ。

 

 開会の挨拶とか諸々やって、その後始めにフジがオープニングアクト…、たしかスカイとやるって言ってたかな。

 

 それをやってそのあとメインになってくるダンスタイムだ。

 

 ベストデートを目指すペアダンスタイム、相手を気にせずに踊れるフリーダンスタイム。

 

 これをやって一息入れた後のDJタイムだ。

 

 初めてっていうのもあるから、どこまで盛り上がるとか、どれくらい参加してくれるとか、そのあたりは全く読めねえ。

 

 そのあたりを考えながらにはなってくるな。

 

 まあいろいろな要素を考えてあと1時間ぐらいまでなら増やせるかも…ぐらいだとは思うかな。

 

 あれだったら調整しといてもらっててもいいぞ。

 

 ちょっと俺、会いに行かないといけないやつがいるからさ」

 

「え、誰なんですか?」

 

 パーマーの言葉に俺は返していく。

 

「…『!monad』って聞いたことあるか?

 

 最近話題のカリスマトラックメイカーだ。

 

 ただ、その素性は謎に包まれてる。

 

 投書でDJタイムと同時に希望されてたから会いに行こうって思ってな」

 

「…え、それって今から会えるもんなんですか?

 

 そういうのってやっぱりいろいろ手続きとか必要になってくるんじゃ…」

 

 ヘリオスが聞いてくるが、俺は「それが大丈夫かもしれないんだよな」と話す。

 

「一人、心当たりがあるんだ。

 

 この後会う約束もしてる。

 

 ちょっと行ってくるよ」

 

 俺はそう言って立ち上がり教室を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺がやってきたのは薄暗い校舎の裏側。

 

 万が一、『!monad』の身バレを防止するためにここにさせてもらった。

 

 ここならウマ娘はほとんど来ないし、来るのは巡回で来る俺たち生徒会だけだ。

 

 そして、この辺りは俺が担当しているエリアである。

 

 つまり、秘密の話をするにはちょうどいい場所ってことだ。

 

 俺はそんな場所にあるウマ娘を呼び寄せておいた。

 

 正直、断られる可能性が非常に高いとは思っている。

 

 それでもやれることはできる限りやっておきたいのが俺の流儀だ。

 

 俺が影でゆっくり待っていると、そのウマ娘はやってきた。

 

「…待たせちまったか?ハンターさん。

 

 それと、オレにいったいなンの用だ?」

 

「別にそこまで待ってねえよ。

 

 シャカール、ちょっとお前に頼みたいことがあってな」

 

 アナーキーでロジカルなウマ娘、エアシャカールへ俺は話し始めた。

 

 

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