無敗の狩人と呼ばれるウマ娘になった   作:W297

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116話

 

 エアシャカール、その口調や風貌から荒々しい雰囲気を見せており、数字を重視する理数系のウマ娘。

 

 タイプは違うが同じ理数系のタキオンともそこそこ仲が良いみたいである。

 

 ちなみにだが、脚質は俺と同じ追い込み型なのでそこでの情報共有も行っている。

 

「シャカール、お前に頼みたいことがあってな」

 

「…ンだよ。手短に話してくれよ、ハンターさん」

 

 そう話すシャカールに俺はあることを告げる。

 

「…ドロワのDJタイム、参加してもらえないか?

 

 シャカール…、いや、『!monad』への依頼だ」

 

 俺がそうシャカールに話すと、彼女は驚いた表情を見せる。

 

「…っ、なんでわかったんだ?」

 

 そう話すシャカールへ俺は「当たってたみたいだな」と話す。

 

「…一応7割ぐらいの確信だったけどよ。

 

 !は数式で階乗を表してて、monadはプログラミング用語。

 

 トレセン学園の理数系といえばお前かタキオン。

 

 それでタキオンはコンピューター演算より実験重視。

 

 そうなるとシャカール、お前しか選択肢は無いんだよ」

 

 俺がそう話していくと、シャカールは「やっぱりあんたの観察眼はすげえな」と話してくる。

 

「…それで、参加しろって一体何をすりゃいいんだ?」

 

「何、簡単な話だ。

 

 DJとして会場を盛り上げてほしい。

 

 詳しい内容、昨日俺から!monad宛に送っておいただろ?」

 

「…アレか。

 

 じゃあ、なんで今回ここに呼び出したんだよ」

 

 そう話してくるシャカールに俺は答えていく。

 

「やるなら筋ってもんがあるだろ。

 

 直接伝えたいとは思ってたからな」

 

 そう話した俺は改めてシャカールに続けていく。

 

「…なあ、シャカール。

 

 俺たちに協力してもらえないか?

 

 メールに書いた通り、報酬は用意している。

 

 !monadがお前ってことも勿論できる限り伏せる。

 

 せいぜい伝えるのは俺と運営委員の2人だけかな」

 

「…そいつらって誰だ?」

 

「パーマーとヘリオス。

 

 なんだったらあいつらにも伝えないけど。

 

 …まあ、あの2人なら伝えても大丈夫だとは思うけどな。

 

 テンションは軽いけど、そこら辺はしっかりしてるやつらだからよ

 

 それはお前も知ってるだろ?」

 

 俺がそう話していくとシャカールは少し黙って考え込む。

 

 そして、シャカールは改めて俺に話してくる。

 

「…分かった。

 

 引き受けてやってもいい」

 

 …シャカールはそう俺に告げてくる。

 

「…ああ、引き受けてくれてうれしいよシャカール。

 

 これから頼むな」

 

 俺がそうシャカールに話すと、シャカールは自身のノートパソコンを開いて操作を始める。

 

「…どうした?」

 

「…実は、フジキセキのやつから『ダンスを見に来ないか?』って誘われててよ。

 

 それで何個かプレイリスト組んでみたんだが…。

 

 どうしても納得いかねえとこが出てきちまってよ」

 

「なら、実際見てみるのが一番いいんじゃねえのか?

 

 多分、フジの奴ならそこまでお見通しだとおもうけどよ」

 

 俺がそう話すとシャカールのやつは「…だよな」と話していく。

 

「…フジキセキのところに行ってくる。

 

 そのあとあいつらの意見も聞きながら調整していくことにする」

 

「じゃ、俺もついて行こうかな。

 

 フジとちょっと話したいことあったし」

 

 そう言って俺とシャカールはフジとスカイの元へと向かっていった。

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