無敗の狩人と呼ばれるウマ娘になった   作:W297

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45話

 

「…ホントにどうしようか」

 

 …ヒシアマに追い出されたものの、することなんて生徒会室で待機するしかなかった。

 

 スピカは何もやってないし、全員どこ行ってるか分からねえ。

 

 …俺もルナに負けないぐらい、ワーカーホリックになってたっぽいな。

 

 まあ見回りついでに色々なところ回るとさせてもらおう。

 

 

 

 

 

 ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

 

 いろいろな出店を回ったり、ゴルシのお好み焼き(なぜか今日は焼きそばじゃなかった)を食べたり、俺はそれなりに楽しんでいた。

 

 そして、グラスから聞いたところ中央ステージでの大食いグランプリはオグリが勝ったらしい。

 

 ただ、「…私はドーナツが食べたかっただけだ」ということでぬいぐるみはタマに譲ったみたいだが。

 

 そんな感じでぶらぶらしていたところ、俺は腕を掴まれた。

 

「ハンターさん、ちょっといいですかっと!」

 

「うおっと!?」

 

 俺は教室の中に連れ込まれる。

 

「誰って…フジか。どうしたよ」

 

 俺の手を掴んだのはフジだった。

 

 どうやらここはリギルの執事喫茶の控室みたいだった。

 

「…ハンターすまない、少し君の手を借りたくてな」

 

 そう話してきたのはルナだった。

 

 フジがそれに続けていく。

 

「実は執事喫茶が予想以上に盛況すぎて人手が足りないんです。

 

 で、外見たらちょうどハンターさんが歩いてたんで。手を掴んだんです」

 

「…そういえば、ずっと生徒会室にいると言ってたがどうしてここにいるんだ?」

 

「生徒会室籠ってたらヒシアマに追い出されたんだよ。『アンタも楽しんできな』って」

 

「あー、ヒシアマらしいですねー…」

 

 俺の言葉にフジがそう答える。そうしているとルナがホールへと向かっていった。

 

「…すまない、フジキセキ。呼ばれたみたいだ、行ってくる」

 

「行ってらっしゃい」

 

 フジはそう言ってルナを送り出す。

 

「…っていうかブライアンを呼べばいいだろ?俺リギルじゃねーし」

 

「…いや、そこにハンターさんがいたんで…」

 

「俺は山か何かなのか?」

 

 …ホールの方を見てみると、出ているのはルナ・エアグルーヴ・オペラオーの3人。

 

「…仕方ねえ、やってやるよ。服とかあるのか?」

 

 俺はそう言いながら、後ろの髪を束ねる。

 

「そういってもらえると思ってました。執事服ならここに、ホラ!」

 

 フジにそう言われて、着た服は普通にピッタリだった。

 

「…なんで俺に合うんだよ。コレ」

 

「万が一のために大きいサイズも作ってたんです。じゃ行ってきてください!」

 

 そう言って俺はホールへと送り出される。

 

「…は、ハンターさん。その恰好は…?」

 

「…見ての通りだ。手伝ってやるよ」

 

 俺はそう言ってオーダーを取りに向かった。

 

 …なお、後でルナに話を聞いたところ、俺が入ってた時間だけ2割増しで人が来ていたらしい。

 

 あと結構ルナとの2ショット写真も撮られたなー。

 

 まあこういう時間だからノリノリでさせてもらったけど。

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