無敗の狩人と呼ばれるウマ娘になった   作:W297

64 / 148
お久しぶりの投稿です


63話

 

 沖野さんの指示により、休暇命令が出たスピカメンバー。

 

 スぺは北海道に一時帰宅している。

 

 …で、俺はと言うと。

 

「…はい、これ確認おっけ」

 

「…ありがとうございます」

 

「…ブライアン、これを頼むよ」

 

「…分かった」

 

 …いつもの通り、生徒会の4人で仕事をこなしている。

 

 俺がフランスに行ってたこともあり、なんだかんだでこうやって4人で仕事するのは久しぶりだったりする。

 

 芝のドリームトロフィーのサポーター・チャントシステムの導入も確定し、それに関する書類も多くなってきた。

 

 そんな中、ルナのスマートフォンが鳴る音がした。

 

「…すまない、テイオーからだ」

 

 ルナはそう言いながら画面を確認していく。

 

 だが、少しルナが顔をゆがめた。

 

「…ルドルフ、どうした?」

 

「いや、テイオーが少し落ち込んでるみたいでな…」

 

 俺がそう聞くと、ルナはそう言いながら画面を見せてきた。

 

 画面のメッセージでは、いつもの元気なテイオーの雰囲気はない。

 

「…カラオケに来て欲しい、だと?

 

 「そこに行けばいいのか?」…っと」

 

 ルナがそう返していくとテイオーからは「うん!」という返事が返ってくる。

 

「…とはいっても、書類があるからな…。どうしたものか…」

 

 ルナはそう呟いていく。

 

「…行ってこいよ、休憩がてらさ。

 

 …ルドルフ、前にどっかに出かけたのっていつだ?」

 

「…3か月前ぐらいだったかな」

 

「会長!?休憩してくださいって言いましたよね!?」

 

 エアグルーヴはルナにそう話していく。

 

「…あー。こっち帰ってきたときに聞いたけど、「大丈夫だよ」ってのはそういう意味だよな…」

 

 俺はルナの言葉にそう頭を抱える。

 

「…ルドルフ、無理矢理でも休め。

 

 働くのは良いが、適度な休憩も必要だ」

 

 俺がそう話していくとブライアンが話してくる。

 

「…そう言うハンターさんはどうなんだ?戻ってきて毎日ここにいるように見えるが」

 

 えーと、そう言われてみれば…

 

「…いつだっけ?

 

 …まあフランス遠征を休暇と考えれば大丈夫だろ」

 

「大丈夫じゃないです!

 

 東条トレーナーとエルから、付きっ切りでサポートしてたって聞いてますよ!

 

 2人はもっと休んでください!」

 

 エアグルーヴは机をバンッ!と叩きながらそう話してくる。

 

 そしてエアグルーヴは続けていく。

 

「…無理矢理にでも出て行ってもらいます。仕事は私たちに任せてください」

 

「え、ちょっと待って…」

 

「まだやることが…」

 

 俺とルナはそう言いながら、エアグルーヴに背中を押される。

 

「…ホントに、こういうときぐらい私たちを頼って下さいっ!」

 

 俺たちはエアグルーヴにそう言いながら生徒会室を追い出される。

 

 そして生徒会室の鍵が閉まる音が聞こえてきた。

 

「…追い出されてしまったな」

 

「…行くか、テイオーのトコ」

 

 俺とルナは顔を見合わせて、苦笑いした。




 …ハンターはあまり自覚してませんが、ルドルフとタメを張るぐらいのワーカーホリックです。
 ストッパーがいないとマジで止まらないのがこの姉妹。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。