無敗の狩人と呼ばれるウマ娘になった   作:W297

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83話

 

 …スカーレットまで全員分のソロが終わり、共通曲の場面となる。

 

「久々だな、これ歌うのも」

 

「最近ハンターは個人曲しか歌ってなかったからな。

 

 副会長として情けない姿は見せないでほしい」

 

「言われなくても分かってるよ、ルナ」

 

 俺はルナとそう言葉を交わしていく。

 

 そして俺はステージ中央部に並んでいく。

 

 全員が揃った後、曲が始まった。

 

 

 

 

ここで今輝きたい

 

叶えたい未来へ走り出そう

 

夢は続いてく

 

 

 

 今回のウイニングライブの共通曲となるのはSpecial Record

 

 …言わなくても分かるだろう、俺の黒歴史の1つである。

 

 だが、もう俺はあの時とは違う。

 

 あれからこういった曲も他のウマ娘並みには踊れるようになった。

 

 しっかり踊り切らせてもらうとしよう。

 

 

 

新しい季節がやってくるよ

 

もっと加速して

 

全身全霊でenjoy!
 

 

夢にまで見た景色が見えるよ

 

君と一緒に目指したキセキ

 

 

 

涙こぼれるときもあるけど

 

この胸に 抱きしめた希望があるから

 

未来を目指して

 

 

 

ここで今輝きたい

 

いつでも頑張る君から変わってくよ

 

Day by Day さあ 進もうmy way
 

 

Specialな絆で走り出そう

 

夢は続いてく

 

 

 

 俺は難なく踊っていく。

 

 ルナほどうまくは出来ていないが、確実に俺の中央初ライブを見た人からすれば確実に成長したな…と思えるだろう。

 

 曲はそのまま続いていく。

 

 

 

ここで今輝きたい

 

小さな憧れが君を導くから

 

 

 

ここで今輝きたい

 

いつでも頑張る君から変わってくよ

 

Day by Day さあ 進もうmy way
 

 

Specialな絆でつながっていく

 

Specialな毎日へ走り出そう

 

夢は続いてく

 

 

 

 俺たちは揃ってポーズを決める。

 

 …よかった、踊り切れた。

 

 振り付けとかも間違えなかったし、恥ずかしい思いはしなくて済んだな。

 

 俺はそう思いながら最後の決めポーズを解き、観客に手を振りながらステージ裏へと戻ろうとした。

 

「…ハンター、まだ終わりじゃないぞ」

 

 その際、俺はルナからそう呼び止められた。

 

「え、もう全員分やったし共通もやったし終わりだろ?」

 

 俺はそうルナに返す。

 

「いや、まだあと一曲残ってるさ。

 

 …お前が一番得意な曲がな」

 

「は?」

 

 俺がそう聞き返すと、俺の耳にある曲のイントロが流れてきた。

 

 それを受けて他のウマ娘も踊り始める。

 

 

 

PARTY PaPaPartyPartyParty P・A・R・T・Y!

 

 

 

 それを受けて観客からは大歓声が上がる。

 

 …いや、俺聞いてねえんだけど!?

 

「ハンター、君が芝に来るのはこれが最初で最後だろ?

 

 さっき全員のメドレーをするとなった時にマルゼンが思いついたそうだ」

 

 俺がマルゼンの方を向くとマルゼンは答えてくれる。

 

「一回踊ってみたかったのよ、この曲。こんな機会でないと思いっきり踊れないしね。

 

 あなたがさっき色々準備しているときに全員に伝えておいたの。

 

 さあメインボーカル、行っちゃいなさいなハンター!」

 

 俺はマルゼンにそう言われてステージの中央へと押し出される。

 

 ほかのウマ娘を見ても文句はなく、まさに楽しんで踊ろうとしているのが見えてくる。

 

 …それなら、しっかり歌い切り、踊り切るまで。

 

 俺は覚悟を決めて歌い始めた。

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