無敗の狩人と呼ばれるウマ娘になった   作:W297

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88話

 

 俺は走り終え、スタンドの前へと戻ってくる。

 

 

 

止まらねえ 俺たちのハンター

 

暴れろ 荒れ狂え

 

ララララララララ

 

叫び オイ! 歌え

 

 

 

止まらねえ 俺たちのハンター

 

暴れろ 荒れ狂え

 

ララララララララ

 

叫び オイ! 歌え

 

 

 

 勝利のSee Offが俺に向けて浴びせられて、そのまま次の曲へと移っていく。

 

 …いつもの旗はないものの、俺のタオルマフラーを掲げて曲を歌っていく。

 

 これはまだ聞いたことがない新曲であった。

 

 

 

♪♪♪

 

♪♪♪

 

…いいぞ!
 

 

…ハンター!

 

♪♪♪

 

走れ 光速の

 

シンボリハンター

 

唸れ 衝撃の

 

ハンター華撃弾

 

走れ 光速の

 

シンボリハンター

 

唸れ 衝撃の

 

ハンター華撃弾

 

 

 

 …まさか、この曲を使ってくるとは。今までの曲とは一味違うな。

 

 俺はHuntersの方を見て、大きく頭を下げる。

 

 …曲が変わっても、どんな状況でもHuntersの熱量は変わらない。本当にありがたいことだ。

 

 俺がスタンドに戻ってくるとチア服に身を包んだネイチャが俺に「お疲れ様です」と声をかけてくれる。

 

「にしても、相変わらずHuntersの応援は凄いですね…」

 

「まあな。それでいて問題行動を起こしたって言う話もないし。

 

 まさに俺が理想とする応援団だよ」

 

 俺はネイチャの言葉にそう返していく。

 

 ちなみにキングは再びHuntersと話をしている。これがトレセン学園応援団ためになるのならそれでいい。

 

 そして俺はネイチャに話していく。

 

「ネイチャ、この後キングにお前の応援団も紹介してやれ。サポーターじゃない方のな」

 

「え、私の応援団って…。Huntersに比べたら全然ですよ?」

 

 俺はネイチャに「そうじゃない」と続けていく。

 

「今回はサポーターのスキルというかそっち系を重視したんだ。

 

 お前の応援団も、気持ちじゃ負けないだろ?」

 

「ははは…、照れますね」

 

 俺の言葉にネイチャはそう返してきた。

 

 

 

 

 

 ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

 

 そのあと、応援団は順調に成長していきしっかりと統一された応援になった。

 

 そして学園祭当日。

 

 特に目立った問題はなく、順調に進んで行った。

 

 …俺はというと、いつも通り生徒会室に籠りきりであった。

 

「…問題なさそうだな」

 

 俺は生徒会室の窓から外を眺めながらそう呟く。

 

 …問題なく終わること、それが一番だ。

 

 そんな中、生徒会室の扉が叩かれる。

 

「ハンター副会長、いるッスかー?」

 

「…お、どうしたバンブー。何か問題でもあったか?」

 

 生徒会室に入ってきたのはバンブーメモリー。その手には応援団の旗を握っている。

 

「ハンターさん、今応援団がいる場所って分かるッスか?忘れ物としてこれが届いたんスよ」

 

「おっけ、確認してみる」

 

 俺はそう言いながらスケジュールを確認していく。

 

「…今は体育館にいるな。まあ今からなら余裕で間に合うだろ」

 

「了解っス!」

 

 俺とバンブーがそう話している中、俺達の耳にある放送が聞こえてきた。




今回はいつものSee Offと社会人野球のセガサミーが得点時に使う「檄!帝国華撃団」。
いつものかっこいい系の応援歌だけでなく、こういう曲もハンターに似合うかなと。
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