中身入りロボット、魔法少女の騎士になる。   作:ダイコンハム・レンコーン

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※今回も掲示板要素あるよ。

追記:ID追加してみた。


それぞれの変身アイテム

 転生者である僕、平井ノゾミが生まれた世界は科学技術の発達した近未来の世界だった。

 

 街並みはと言うと、サイバーパンク世界ほど騒々しい輝きは無く、僕の居た現代の延長線上にある様な平凡な物。しかし道行く車は皆電気自動車であちらこちらに充電スポットが存在する。生まれつき足の悪い僕も短い移動は電気車椅子頼りだから何かと便利だ。

 

 歩道には人と服を着た人型ロボットが当たり前の様に行き交い、空を見上げてみれば、配達ドローンやエアバイクが空を駆けている。間違いなくこの世界は前世代の人間が夢想する様な近しい未来の世界だった。

 

 ただ、その割を喰っているのが僕みたいな天然モノの美少女だ。科学技術が進歩したおかげで生まれる前から遺伝子を調整したり整形したりでこの世界には人工の美人が多い。だから外見の割にチヤホヤされないのが少し悲しい。前世ではまるで興味無かったスキンケア商品に手を出したりもして自分磨きしたりもしてるけど、なんだかなあ。

 

 釈然としない気持ちに更に追い打ちをかけたのは、この前の出来事だ。

 

 僕の頭の中に突然開かれた掲示板へのリンク。

 

 その中の掲示板の住人が言うには近々何かの事件が起こるらしい。それにはリッター……僕の家族が巻き込まれるかもしれないって。だから余計に辛い気持ちになる。やむ。

 

 僕は今の世界でも現役なスマホを手に取り、ネットの海に潜ってリッターについて調べてみる。

 

「イータ、で検索すれば出るのかな」

 

 リッター、本来の名前は汎用型の人型ロボットのイータって名前で鈴木カンパニーって所が売り出してるヒット商品。詳しい事は分からないけど人型ロボット業界で記録的なセールスを叩き出した伝説的商品で年々バージョンアップを繰り返しながら販売しているらしい。今のイータはVer16、一年間隔で新バージョンを出すらしいから……僕が物心付く前から世話してくれたリッターは初期バージョンに近い、のかな? 

 

 イータのプロモーションビデオなどを見てみるが、どう見てもリッターの方が情緒豊かに見える。比べてみればそれこそロボットと人間位の差異を感じる。

 

 ロボットと言う画一の物に対し、脳裏には噛み合わない特別と言う二文字。掲示板を見る前の僕だったらワクワクしていたかもしれないけど、今の僕にはそれが重く感じた。

 

 ため息を吐きながらスマホの画面を切った時。部屋の窓に影が差した。

 

「邪魔するぜ」

 

 それは突然だった。僕の世話をしてくれるロボット・リッターが一人で買い出しに出ている最中の事。僕は家で車椅子に座り留守番していた時に、窓から馴染みの居酒屋の暖簾を潜るような手軽さで女の子が入って来た。

 

 一房の赤いポニーテールを肩越しに垂らした目付きの悪い少女。両耳には音符の形をした銀のピアスを付け、虎と竜の刺繍が施されたスカジャンにパツパツの太ももが眩しく見えるハーフパンツを着込んでいる。厳つさとエッチさの競合か? でも僕の方が可愛いけどね。

 

「……オイ、どこ見てんだ。そんなにアタシの下半身が気になんのか?」

 

 故に失敗した。ただでさえ足が悪くて車椅子生活なのに見知らぬ人間を近くに寄せてしまった。おまけに座った姿勢だから余計に下半身に目が……卑劣な術だ。

 

「ふっと……」

 

 思わず口に出てしまった。失礼極まりないがこんな今にも溢れ出しそうな太ももを眼前に見せびらかされてこう言わないのはむしろ失礼かもしれない。僕は混乱気味だった。

 

「っ、太くねぇから!」

「あっ、ごめん」

 

 すると彼女は顔を赤くして叫んだ。くそっ、可愛い。僕が男のままだったらやられていたかもしれない。

 

「ってか話させろ!」

「……いや不法侵入者とする話があるんですかね」

「うぐっ!」

 

 ただ、現時点でこの女の子は屋敷に忍び込んで来た不審者だ。リッターも今は居ない、車椅子じゃ自衛のしようもない。せめてスタンドみたいな力があれば……それか車椅子を魔改造したりとかさあ。

 

「すまねえ、悪かったな。この屋敷、一本道以外は林に囲まれてたからよ。アンタんとこのロボットと鉢合わせないように裏から失礼させて貰ったぜ」

 

 と思っていると彼女は素直に頭を下げて来た。綺麗なつむじだ。

 

 ……さて、何から聞こうか。

 

「はは、僕のこの美貌を一目見に来たのかな?」

「確かにびっくりするくらい美人だけどよぉ、別にそう言うんじゃなくってだな」

「──じゃあ、父の刺客かな?」

「は?」

 

 不意打ち気味に聞いてみたが……彼女は心当たりなさそうにキョトンとしていた。うーん、分からない。

 

「アンタの親父さんの事はよく分かんねえがそんな繋がりは無えよ、多分」

「あ〜男の人だったら僕のテクニックで骨抜きにしてたんだけど」

「は、はぁ!? アンタまだ未成年だろーが!!」

「ふーん、その程度は調べて来てるんだ」

 

 彼女は苦々しく顔を歪めていた。内心はこの悪ガキ、とでも思っているのだろうか。嘘や(はかりごと)は苦手そう、見た目よりは真面目っぽい感じ、かな。

 

「嘘だよ。僕は自分を安売りする気は無いからね」

「チッ、調子狂うぜ」

「さ、早くお話しよう。生憎この脚だからお客様を持て成す事は出来ないけど」

「分かってたのならサッサとしてくれよ……」

 

 まあ、目的は大体分かったから良しとしよう。僕の身代が目当てならとっくに行動してるだろうし。

 

 僕達は部屋の中央に向かう。ここは僕の部屋だ、中央には幅広なソファーが一脚とテーブルがある。彼女にはソファーに座ってもらい、僕は何もない反対側で車椅子に座ったまま向かい合う。そう言えばいざと言う時の為に一人で誰かと話す時はどんな時もテーブルか何かを挟んで間合いを取れってリッターがよく言ってたなあ。

 

 どすんと座った彼女は、一呼吸置き、話し始めた。いかにも重要そうな事言いますよって感じだ。

 

「アタシの名前は辰寅(たつとら)リュウコ。平井ノゾミ、アンタに単刀直入に聞く。アンタは人類の存亡を賭けた戦いに参加する気はあるか」

「人類の存亡?」

「この世界には別次元からの侵略者の魔の手が迫ってる、つったらアンタ信じるか?」

 

 ……もしかして、()()? もしかして事件って、()()の事? 

 

「……なーんだ。そう言う事か」

「なーんだ、って何だよ、真面目だぞこっちは?」

「いや、むしろ待ってましたと言うか、人類の存亡だけならバッチコイと言うか……」

「お前邪教徒か何かかよ!? 何だよその悪の親玉みてえなセリフは!!」

 

 心から安堵したせいか、やたらと口が回る。嬉しい、リッターは大丈夫なんだ。そう思うと重く澱んだ気持ちも晴れていく。

 

 あれ、何か顔から垂れてる? 

 

「って、何泣いてんだよ!?」

「えっ?」

「あ、アタシの所為か? もしかしてアンタカトリックとかだったのか!? なら邪教徒とか言ったのは謝るからよ、ほら涙拭けって!」

「あ、あれ? 何で」

「おいおいおい!?」

 

 ──その後、僕が泣き止むまで暫くして。

 

「お騒がせしてすいません。僕は君を信じたいと思います」

「はぁ……いいぜ」

 

 泣き止んだ僕はげっそりとしている彼女を前に、漸く話の続きをお願いした。

 

「えっとどこからだっけな。人類の存亡は言ったよな。なら次は別次元の侵略者、魔王についてだ」

「魔王?」

「ああ、この世界がある次元とは別次元の世界、所謂ファンタジーみたいな世界なんだが、そこに居る魔王って奴が()()()()の為に色んな次元に対して侵略戦争を開始した。それが事の始まり──」

 

 そこから先は、近未来の世界で聞けるとは思えないファンタジーの物語だった。

 

 魔王は特殊な技『魔法』によって次々に別次元の世界を侵略し、多くの世界を滅ぼし領地としたそうだ。手始めは自分達の世界より古い時代の世界、次に同じ時代の世界、そしていよいよ未来の世界にも魔王は手に入れようとしている段階らしい。

 

 しかし、魔王に対抗するには同じ魔法の力が必要だと言う。魔法とは局所的な現実改変能力、世界を塗り替える技らしく、例え魔王に万の銃弾を撃ち込もうとも魔法の力がなければ魔王に届く前に世界を塗り替えられ消えてしまうとも。更にこの力は魔王だけでなく魔王が率いる軍の面々も使用出来る為、尚の事厄介だ。

 

「──って事になってる訳だ」

「待って下さい、ある目的って何ですか?」

「それはだな、『魔力』だ。

 魔力──それはあらゆる次元に存在する生命体の思念に感応する目には見えない超エネルギーだ。これは普段は世界に満ちていて生命体の中に自然に溜まっていく、だからアタシの中にもあるし、アンタの中にもある。

 魔王は何かしらの目的の為にこの魔力をコソコソと集めてるらしい。あらゆる次元に存在するっつーから、そこのもかき集めてるんだろうな。ついでにリソースを最大限に確保する為、それを消費しかねない現地の生命体も滅ぼしたんだろうよ。で、魔力は魔法のリソースにもなる。魔法を使う為には身体に溜まった魔力を使う訳だな。これを言うと世界に満ちている魔力から魔法を使えないのかって聞かれるんだが、アタシはいつもこう答える──手で掬った水と口に含んだ水、どっちが狙いをつけ易いか、ってな。出来るにゃ出来るが、魔法を使った時の精度は段違いだ。下手すりゃあ暴走する」

「って事は使った事あるんですね、魔法」

 

 彼女は黙って肯首する。なるほど魔力に魔法ね。さっきまでターミネーションしたりとか電脳世界とか近未来特有の事件にでも巻き込まれるのかと思ってたけど、まさか別次元もとい別世界からの侵略とは。

 

 ……あれ? じゃあ別世界に居る転生者が集まってる掲示板にも知ってる人居るんじゃない? てか下手したら魔王側の転生者が掲示板に居る可能性なくない? うう、厄介さではこっちの方が上かも。

 

 思わぬ落とし穴に頭を抱えたくなった僕だったが、取り敢えず話を最後まで聞く事にした、まあ何となく流れでわかるけどさ。どうせこれ勧誘でしょ? 

 

「じゃあ聞いて欲しそうなんで聞きますけど、何故君は魔法を使えるんですか?」

「それを聞いたら、もう後戻りは出来ないぜ?」

「どっちみち人類の存亡でしょう? 守りたい物を守れる力があるなら、あるに越した事はありませんよ。ビビって死ぬくらいなら、胸張って死んだ方がマシです」

「はっ、変な奴だが気骨がある奴は嫌いじゃねえ。いいぜ話してやるよ」

 

 話の概要はこうだ。

 

 魔王に滅ぼされた世界の中には実用に足る魔法と言う物が存在していた世界もある。そう言った世界から他の世界へ逃げ延びた者達は、魔王に対抗する為の組織を作り、それぞれの世界で魔法を行使する存在、『魔法使い』を集めているらしい。その為のシステムもあるんだとか。

 

「それがこれだ」

 

 そう言って彼女が取り出したのは……ただのスマホだ。どう見てもスマホだ。

 

「まあ見てな」

 

 彼女はスマホの電源を入れ、僕に見えないようパスワードを打ち込むと、改めて画面を見せて来た。

 

 そこにあったのは──照れながら笑ってるミニスカサンタクロースの姿をした彼女の姿だった。ミニスカでも太ももが眩しい。僕も今年はサンタクロースのコスプレとかしてみよっかな。リッターは何て言うだろう。バニーガールの服買ってって言ったら「何処の色欲魔に唆されたんですか」って目を赤く輝かせて言ってたからダメかな。

 

「あの、この可愛いしか感想が出てこない画像が魔法なんですか? 思考を縛る魔法的な……」

「ちちち違うぞ! これはアタシの趣味とかじゃなく去年のクリスマスで無理矢理……ハッ、違う! この画像だ!!」

 

 と言ってスクロールした先にあったのは、黒背景に白い円が描かれた画像だ。これだけじゃ何を意味するのかまるで分からない。

 

「このスマホには魔法が掛けられている。そのスマホでこの画像を開き、魔力を流し込めば──」

 

 ──すると、白い円は見る見る内に赤く染まり、完全に赤一色となると円の内側へと新たな線が生まれた。やがて線は五角や五芒星、円や見た事の無い文様などを描き、一つの魔法陣を作り上げた。10秒にも満たない内の出来事だった。

 

「こうして個々の魔力に合った魔法陣……まあ魔法を使う為の道具みたいな物だな、でそれを介して魔法が使える様になる。アタシは赤だから炎の魔法って所だな」

「でも、それスマホですよね。電池が切れたら──」

「だからアタシは同じ魔法陣を刻んだカードを持ってる」

「じゃあ何の為に……」

「これはだな、魔力さえ有ればどんなヤツも自分に最適化した魔法陣を作れるって道具だ。つまり誰でもすぐ『魔法使い』に出来る代物って事だな。

 

 ──だから平井ノゾミ、アンタは今から魔法使いになれ」

 

 いきなりか、いや十分前置きはしてたか? 予測の範疇だったが、まさか今から魔法使い、いや魔法少女になれと誘われるとは。

 

「理由は、何となく分かります。僕の魔力量が多かった、って事ですよね」

「そんな所だな。魔王達が欲しいのは魔力だ。魔力を多く持っている生命体が居れば当たり前の様に害してくる。殺されるか誘拐されるか、ロクな目には合わないだろうな。幸いにもアンタは元々露出を避ける生き方をしていた様だし、まだ魔王達には捕捉されていないだろうよ。幾ら魔王でも世界に魔力が満ちている状態で魔力を頼りに個人は探せねえ」

「なら何故君は僕を見つけられたんですか?」

「アタシ達の仲間はあちこちに居るからな、道を歩いていて強烈な魔力とすれ違ったから偶々追いかけたらここに辿り着いたんだよ」

「……思ったより原始的ですね」

「一番冴えた手なんだな、これが」

 

 僕は彼女からスマホを受け取り、画面を覗く。画面には先程の黒背景に真っ白な円が映っている。どうやら他人に渡すと初期化されるらしい。

 

 僕には魔力があると言うらしいが、どうやって魔力を流せば良いのだろうかと思っていると、白い円は勝手に黄色に染まり出した。プラモの墨入れの様に、一瞬で円は黄色に変わり、内側へと伸びる線は先程の比にならない速度で模様を描いていく。よく見れば、先程の彼女の魔法陣よりも三角や四角、ダビデの星などの装飾が増えていた。僅か数秒の出来事だった。

 

「そいつは本人の魔力量によって魔法陣や描かれるスピードも変わる。アタシ達にとっては測定装置みたいなモンだ。見てみればやっぱりアンタの魔力は規格外レベルってヤツだな」

「喜ぶべきか否か、悩みどころですね」

「だがまだ終わりじゃねえぜ」

「まだあるんですか?」

「魔法ってのは世界を塗り替える能力だって話したよな」

「……はい、そうですね」

「なら、魔法によって自分を塗り替えて最強の形にすればどうなる?」

「っ! まさか!」

 

 ──()()()()()()()()、あるいは()()

 

 彼女は言った。「それこそが魔法使いの切り札(ロマン)だろ?」と。

 

 

 

 ──✳︎──

 

 

 

【孤独は】無機物に転生しちゃった民のスレpart20【友達】

 

1:冷たくなった名無し ID:XbZngBgs2

 ここは無機物に転生してしまった冷血の民達が集まる

 転生者掲示板です。雑談、質問、SS何でも可です。

 

 前スレ:✳︎✳︎✳︎〜

 

 ……

 

 …………

 

 ………………

 

334:冷たくなった名無し ID:yE+bAc334

 な阪関無。

 

335:冷たくなった名無し ID:It5GHDD+G

 何だここは。

 

336:冷たくなった名無し ID:S5fBo0mn1

 >>335

 あれ、新規さん? 

 

337:冷たくなった名無し ID:It5GHDD+G

 新規と言えば新規になるのだと思う。

 

338:冷たくなった名無し ID:S5fBo0mn1

 >>335

 おお! 新しい人来た! これで勝つる!! 

 

339:冷たくなった名無し ID:LybCv2oMz

 >>335

 この荒野にもまた新芽が……。

 

340:冷たくなった名無し ID:It5GHDD+G

 すまない、俺にはこの場所がよく分からないのだが。

 

341:冷たくなった名無し ID:N1YTDTXrc

 >>340

 ここは異世界に生まれ変わった転生者の内、無機物に生まれ変わった人達が来る掲示板。

 

342:冷たくなった名無し ID:/wGL9lsB+

 >>340

 石ころとか木とか地球とかに転生した奴が居るスレッド。

 

343:冷たくなった名無し ID:E6XZe6eIV

 最近暑くてアイスノン足りなくなってんだよなあ。

 

344:冷たくなった名無し ID:defKzE432

 >>343

 北極の事アイスノンって言うのやめーや。ワイ北極の中で凍りついたマンモスの骨やけどいつ海にばら撒かれるかヒヤヒヤしてるんやからな。

 

345:冷たくなった名無し ID:Jj5QSGOVl

 因みに335が転生したのって? 

 

346:冷たくなった名無し ID:It5GHDD+G

 ロボットだ。

 

347:冷たくなった名無し ID:kj4Ax7Xs+

 >>346

 はえ〜珍し。この前美少女タイプのゴーレムに転生したヤツとかおったけどロボットは初めて見たわ。

 

348:冷たくなった名無し ID:1VyXVE17S

 で、アームロボット? それともルンバ? 

 

349:冷たくなった名無し ID:qbjhnEL4e

 >>348

 石ころに転生して尊厳破壊されたヤツのレス。

 

350:冷たくなった名無し ID:It5GHDD+G

 すまない、ヒト型ロボットだ。

 

351:冷たくなった名無し ID:1VyXVE17S

 SSRやん。

 

352:冷たくなった名無し ID:rkORc7PXR

 ヒト型って巨大なヤツかな。

 

353:冷たくなった名無し ID:It5GHDD+G

 >>352

 こうすれば返したい相手に返答出来るのか? 

 人間のスケールと似た感じのロボットだ。

 

354:冷たくなった名無し ID:9SXl2A69A

 335さんガチの掲示板初心者か。ならスレ民全員でサポートせんとな。

 

355:冷たくなった名無し ID:+0if8zKh6

 >>353

 合ってるで(ニッコリ)

 

356:冷たくなった名無し ID:It5GHDD+G

 >>355

 ありがとう。

 

357:冷たくなった名無し ID:tnI9OT5Ce

 335のスペックおせーて。

 

358:冷たくなった名無し ID:cPSgZe6Mu

 ヒト型ロボットって何やるんやろな。

 

359:冷たくなった名無し ID:It5GHDD+G

 スペックは詳細な方が良いのか? 一応使用されているCPUの名前から言えるのだが。

 

360:冷たくなった名無し ID:Kcv7lJ5yp

 ガチロボットで草。

 

361:冷たくなった名無し ID:cPSgZe6Mu

 >>359

 スペックはそっちのスペックじゃなくて大まかな身の上とか外見とか言ってくれたらええんやで。

 

362:冷たくなった名無し ID:It5GHDD+G

 分かった。

 

 身の上:前世では2015年に勃発した第三次世界大戦に従軍し戦死、以後は現在2079年の世界にて汎用ヒト型ロボットとして転生し一人の娘を育てている。

 外見:前世については特筆点無し、男。現在の見た目については説明が難しい為、画像の添付を行う。

 

『線が細く女性型に近い真っ白なロボットの画像』

『青く輝く横倒しの涙型のカメラアイを搭載した頭部をアップした画像』

 

 

363:冷たくなった名無し ID:1l3WAFRng

 >>362

 エッッッッ!! 

 

364:冷たくなった名無し ID:iB076cfFt

 >>362

 勃ッ! 

 

365:冷たくなった名無し ID:It5GHDD+G

 >>363

 >>364

 どう言う意味なんだ? 

 

366:冷たくなった名無し ID:cPSgZe6Mu

 >>365

 猿の鳴き声のモノマネやな。

 

367:冷たくなった名無し ID:9oqrhPUVm

 うーんこれは無知シチュ。

 

368:冷たくなった名無し ID:EvAk2BQKP

 美少女なゴーレムとかじゃなくてこう言うロボッ娘を待ってた。

 

369:冷たくなった名無し ID:It5GHDD+G

 >>368

 中身は俺の様な男だが、良いのか? 

 

370:冷たくなった名無し ID:UPKybYB8n

 寧ろそれが良いんだよなあ……。

 

371:冷たくなった名無し ID:Un4a/ASVR

 しれっととんでもない事言ってんのにエッッッな事にしか目が行かないここのスレ民ほんと尊厳破壊者の末路って感じがしてすこ。

 

372:冷たくなった名無し ID:UPKybYB8n

 >>371

 お前も仲間に入れてやるよ〜。

 

373:冷たくなった名無し ID:HqX+YKlgy

 てか2015年にWW3が起きた世界とかあるんやな。おまけに子育てしてる軍人TSママロボッ娘とか堪らんで。

 

374:冷たくなった名無し ID:It5GHDD+G

 盛り上がっている所悪いが話をしたい。

 俺はついさっき娘の為に買い出しに出ている時ここへ繋がるリンクが載ったウィンドウが開かれてここにやって来たんだが、ここに居る者は皆同じ様にして来たのか? 

 

375:冷たくなった名無し ID:bx8eqUuGj

 あっ……。

 

376:冷たくなった名無し ID:Y/vdWaPUC

 例のパターンやな。

 

377:冷たくなった名無し ID:3DjrtClgf

 てかこのまま335の話が続くならコテハン付けた方が良さそう。

 

378:335 ID:It5GHDD+G

 コテハンとはこれの事か。

 >>376

 で、例のパターンとは一体。何か分かっているのなら教えて貰いたい。

 

379:冷たくなった名無し ID:bbZcwjof6

 >>378

 転生して先天的にここに来れるヤツと後天的にここに来るヤツがおるんやけど、後者はここに来て一年以内にデカい事件に巻き込まれてる。

 

380:冷たくなった名無し ID:bibWAD3MW

 この前の美少女ゴーレムもこのパターンでどっかの世界に次元跳躍させられてたな。

 

381:335 ID:It5GHDD+G

 一年以内か。誰かその事件に心当たりがある者は居ないだろうか。出来るなら先手を打ちたいのだが。

 

382:冷たくなった名無し ID:s6XgjEoMs

 あるとすれば、335本人かその周り、例えば娘さんとかが巻き込まれるとかか? 

 

383:335 ID:It5GHDD+G

 >>382

 それは本当か? なら俺は念の為急いで家に帰る必要がある。そして処理能力の分割を避ける為、普段は掲示板からは離れようと思う。情報感謝する。また状況に進展があれば追って連絡を入れる。

 

384:冷たくなった名無し ID:4bReiupNt

 >>383

 おk、でもあんまり無理しちゃダメだぞ。

 

385:冷たくなった名無し ID:Bnprbc8Tm

 行ってらっしゃい。

 

386:冷たくなった名無し ID:dwJ0njJ8Z

 まだ確定した訳じゃないだろうからあんまり気負い過ぎんなよー。

 

 ……

 

 …………

 

 ………………

 

523:335 ID:It5GHDD+G

 帰り道で行き倒れていた緑の髪の少女を助けたら、禍々しい模様の入った杖を貰ったのだが。

 

524:冷たくなった名無し ID:Wr6UfApY+

 何そのお土産に買ってきたトーテムポールばりに要らないプレゼント。

 

525:冷たくなった名無し ID:1VyXVE17S

 やっぱ緑の髪の女にロクなヤツ居らんな。

 

526:冷たくなった名無し ID:/ySBYHgUX

 まずどうして行き倒れてたんですかねぇ……(ごく普通の疑問)

 


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