更新遅れて申し訳ない...
現状最凶の喰種、『彗星』、
『CCGの死神』、有馬貴将、
その二人の間に緊張が走る。
向かい合ったまま、微動だにしない。
刹那、二人の姿が消える。
先に仕掛けたのは彗星だった。
槍赫でまずは有馬を狙う。寸分のずれもない。
が、その攻撃はむなしく地面を少し抉るだけだった。
そして彼は、おおよそ人間とは思えない反応速度で反撃を仕掛けてくる。
『IXA』を突き出し、尋常ではない速度で迫ってくる。
かろうじて体を捻りかわすが、彗星自身は驚いていた。
(人間なのにこんなスピードと攻撃精度か!?正気じゃない!)
(まずはあのクインケをぶっ壊さないとな...!)
本体を狙うことより、クインケを狙う方向にシフトチェンジした。
対して有馬は、それにいち早く気づいていた。
(クインケを集中して狙ってきている。攻撃が重くなった。)
(なら遠慮なく本体を狙える。)
有馬もおおよその攻撃方針を決めた。
そうして両者とも譲らず接戦を繰り広げる。
すると彗星が槍赫の噴出口を前に向けた。
(!!)
有馬は直感で何か来る、と思い『IXA』のシールドを展開した。
そして、
「はぁぁ!!!」
赤黒い雷のようなものが爆ぜた。
それはすさまじい威力で、有馬はもちろん、攻撃した本人の彗星も反動で後ずさりしていた。
「...あぁ」
有馬は何かを悟ると、おもむろに『IXA』を投げ捨てる。
ガシャン、と音が鳴ったと思えば、『IXA』がバラバラに砕け散った。
「...『IXA』を破壊されたのは、お前が初めてだ、彗星」
「へぇ、そいつはどうも」
彗星はクインケを破壊したことで勝ったように思っていた。
それが仇となった。
「だが、まだ終わりではない」
そういった瞬間、有馬の手から別のクインケが飛び出す。
『ナルカミ』だ。
「なっ!!」
油断していた彗星は、『ナルカミ』の電撃に直撃してしまう。
「がっ...!!」
痺れてしまい行動が遅れる。
その間にまた有馬が迫ってくる。
「っ...やられてるだけってのは...嫌なもんだな!!」
彗星も槍赫を展開して正面から激突する。
ガキィン、と音が響いた。
有馬の手から『ナルカミ』が離れ、地面に突き刺さる。
彗星の槍赫の先端が切り落とされる。
戦いの結果は...引き分けだった。
「赫子を切られたの、初めてだったな」
「...痛み分け、だな」
「ま、楽しかったよ?またやろうね」
そういって彗星はビルから飛び降りた。
有馬は追うことはしなかった。
「またやろう、か」
誰もいない屋上で一人、有馬はつぶやいた。
戦闘描写むっず...リハビリみたいで短くなって申し訳ないです...
不定期更新ですが頑張ります!