Fate/ReStart   作:コンチキ

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主従の始まり
剣の始まり


彼は自身の家の地下で一人愚痴を吐く

「はあ...これが現れた時点で本当ってことは認識したけど...マジでこの町でやるのか。」と彼は手を見ながら煙草を吸いながらつぶやく。

 

そして、彼は覚悟をした顔になり自身がやらなければならないことを確認し始める。

 

「えっと、触媒として頼光四天王関連の魔術的物品はたくさん用意しただろ。多分これで雷光四天王の誰かが呼ばれるのは確定させただろ。まあ一番の狙いは、坂田金時か渡辺綱のどっちかだろ。

あ~!うだうだするのはやめだ!この生まれ育った町と人を守るためやるんだろ。だったら行き当たりばったり、当たって挫けろだ。さあ行くぞ...素に銀と鉄。礎に石と契約の大公。降り立つ風には壁を。四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。繰り返すつどに五度。ただ、満たされる刻を破却する。Anfang(セット)。告げる。告げる。汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に、聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ。誓いを此処に。我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者。汝三大の言霊を纏う七天。抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ――!。」

 

と彼が呪文を唱え終えた後、彼の目の前にあった魔法陣から風が吹き荒れる。風が吹き止んだ後、そこには一人の女性が立っていた。その彼女は閉じていた目を開け、目の前の男に語りかける。

 

「サーヴァント、セイバー。真名を源頼光。召喚に応じ参上致しました。問いましょう...あなたがこの私のマスターでしょうか?」

 

その問いに彼は呆然とする。

 

そんな己のマスターとも言える存在の様子を心配し、源頼光と名乗った女性は男に語りかける。

 

「マスター、大丈夫でしょうか?」

 

「ああ、大丈夫だ。いや...なんだ、自分が予想してた人物たちより大御所が来たもんで驚いていただけだ。ってそうだ、質問に答え遅れたな。ああ、俺があなたのマスターだよろしく頼むセイバー。って質問に答えたのは良いけど、名乗り遅れたな、俺は三ケ崎亮(みかざきりょう)だ。」

 

「はい、よろしくお願いいたしますマスター。早速で悪いのですが、我々はどうこの戦争を立ち回るおつもりですか?」

 

「...ほんとに早速だな。そうだな、今のところはこの戦争が始まったらセイバーには他の陣営に目立ってほしいんだ。」

 

「なぜ目立つ必要が?目立たずに相手が打って出るのを待った方がよろしいのでは?」

 

「ああ、普通はそうだろう。でも、もしかしたら他陣営のサーヴァントやマスターが案外自分から出てくるタイプの人格じゃなきゃ開戦の火蓋を切れない。それに早めに火蓋を切れば、早く聖杯戦争が終わってこの町やこの町の人への被害が少なくなるかもしれないからな。」

 

「なるほど。今の事を聞くからに、マスターの願いはこの町を聖杯戦の被害から守ることでしょうか?」

 

「ああ。俺はこの生まれ育ち、今も住むこの町をを守るために聖杯戦争に参加したんだ。まあそんな願いなんだが、一応セイバーの願いも聞いていいか?」

 

「私の願いですか?私の願いはマスターの願いを叶えることですよ。」

 

「...そ、そうか。よし、じゃあ開始まで土地の把握やお互いができることを確認していこう。」

 

「了解です、マスター。」

 

と言う会話から、剣の主従は開始まで準備を進めていく。彼らが目指すは、この町とこの町の人々を多く守る事。その目標を最善の形で達成するため、彼らは聖杯戦争が始まるまで準備を進めていくだろう。




初感想がうれしくて、筆が乗って書き進めてみました。
まずは一組目セイバー源頼光とそのマスター三ケ崎亮からスタートです。
一応七組全員分書いたらマスターのキャラ紹介は一応するつもりです。
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