Fate/ReStart   作:コンチキ

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はじまりの夜が終わり、昼下がり淑女たちは会合をする

街の昼下がり、ある喫茶店にあるテレビからこんなニュースが流れてくる。

 

「本日未明、迷香港のコンテナ埠頭にて爆発事故が発生しました。現場にいる警察の調べでは原因は不明との事です。」

 

と、今日の朝から今の時間帯までこのニュースで迷香市全体は持ちっきりだった。

 

そんな中で喫茶店の一番奥の席で優雅にコーヒーを飲む女性がいた。その女性がコーヒーを楽しんでいると、カランと喫茶店の扉が開く音がした。開いた扉からは街で見かけたら十人男子がいたら一人は振り返る女性と、その女性と手をつないでいる女の子がいた。

 

その女性は店内を見渡すと店の奥にいた女性を見つけ、その女性に近づいて行く。

 

「ごめんなさい。待った?」

 

「あなたが呼び出しておいて待たせるのはどうかと思うわよ...」

 

「だから、ごめんなさいって言ったじゃない。あ、すみません~コーヒーとオレンジジュースを一つずつください!」

 

と子供を連れた女性は店員に注文を頼む。

 

その注文が届いて数十秒がたった時、待っていた女性は一人でに指を鳴らす。

 

「これでようやく落ち着いて話せるわね。アサシンのマスター、そしてアサシンのサーヴァント。」

 

「ええ、そうね。キャスターのマスター、姿を見せないキャスターのサーヴァントさん?」

 

『儂が姿を見せないのは今回の会合の条件じゃなかったのか?』

 

「ええ、そうね。マスター素直に諦めて?」

 

「ちえ~、まあそうね。自分から話題を振っておいて悪いけどそろそろ本題に入りましょう?」

 

「なら一応自己紹介はしておくわ。私の名前は安藤モア、時計塔の考古学科に所属してる魔術師よ。」

 

「私は鳥丸涼香、元々は魔術師の家系の人間だったけど家の借金で売春婦をやってるわ。サーヴァントの紹介は同盟が成立してからでいい?」

 

「ええ、じゃあ交渉を始めましょう?」

 

数秒をモアが間を置いた後、モアは語り始める。

 

「まず私たちキャスター陣営はあなたたちアサシン陣営に求めるのは現場で動ける駒になって欲しい。そのことに関する見返りは、私たちからのバックアップ、他陣営に対する数的有利。でも数的有利は渡したにも適用されるけどね。」

 

「じゃあ今度は私ね。私たちアサシン陣営があなたたちキャスター陣営に求めるのは、味方になって欲しい。そのことに関することは、アサシンを現場で動かせ、戦える駒にすること。まあ一応求める物はお互い叶えられるし、同盟は組めるんじゃない?」

 

「一応は組めそうね。だけどなぜ私たちの陣営を同盟相手に選んだの?」

 

「え?そうね...昨日の戦いに参加しないで傍観できる冷静なサーヴァントかマスターがいる陣営だから...かしら?」

 

「まあ、昨日のを見ればセイバーとランサーは戦闘狂、その二人のマスターたちはサーヴァントの意見を尊重するマスター。ライダーは自由奔放、そのマスターはサーヴァントに振り回されている。ついでに言うなら、多分バーサーカーのマスターも振り回されている。アーチャーはバーサーカー並みに狂っていて、そのマスターはどうかわからない。振り返れば、安全に最終局面まで同盟を組めそうなのは私たちの陣営ぐらいでしょうね。」

 

「ね、言ったでしょ~。まあ、意見もまとまったんだし同盟ちゃっちゃと組んじゃいましょう?」

 

「...はい、これセルフギアスロール。一応記入してあるのは1.両陣営は聖杯戦争の残り二陣営になるまで攻撃を両陣営にしない。 2.直接的、関節的に攻撃行動を両陣営の関係者にしない。 上記二つを安藤モアと鳥丸涼香は魂に誓う。 こんな感じよ。」

 

「了解、我鳥丸涼香はその誓に同意する。はい!同盟締結。さあさあ、これからは少し女子会をしてからあなたの拠点でこれからを話しましょう?」

 

「...はあ~こんなのと組んで大丈夫だったのかしら。」

 

と喫茶店の人払いの結界が張られた一角で暗殺者と魔術師の同盟は組まれた。

 

だが、彼女たちがそんな話をしているときにテレビからはこんなニュースが流れていた。

 

「最近、この街で殺人事件が多発し始めている。巻き込まれた人は様々で特にこれと言って共通点は存在しない。巻き込まれ命からがら逃げた男性によると、大きな車輪の音と男の狂ったのかのかと思うくらいの笑い声が響いていたという証言があり、警察は調査を進めながら市の皆様へ夜間の外出行動は控えるようにとの注意喚起を流しています。続いてのニュースです...」




今回はキャスター陣営とアサシン陣営の二つの陣営をメインとした話を書きました。

今回の七つの陣営の中で自分はキャスター陣営が一番気に入っています。

全部の陣営にできる限り見せ場を与えられるよう頑張ってみたいな~なんて。

それでは次回の投稿もお楽しみください。
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