Fate/ReStart   作:コンチキ

9 / 10
幕間:騎兵の主の夢①

これは聖杯戦争が始まるある夜の物語。

 

ある夜、ライダーは夢を見る感覚に陥る。

 

(これは、たしかマスターとの間に生まれたパスを辿って流れてくるマスターの記憶だったか?)

 

ライダーは悩まず興味を持った自身の気持ちを満たすため自身のマスターであるアンバー・ハーロットの記憶へ潜っていく。

 

まず、最初に移ったのは小さき少女が少女の母親だと思われる女性の膝の上に座って、少女の父親と思われる男性と楽しそうに会話をしている風景だった。

 

「パパ!どうやったらそんな風にできるの?」

 

「それはね、ママの作る魔女のお薬を僕の魔術で作ったお人形さんにかけたからこんな風にいっぱい動かせるんだよ。」

 

「すごい!ねえパパ、ママ、私もパパみたいなお人形を作って動かせるかな?」

 

「そうね~できるとは思うわ。でも、パパとママの魔術のお勉強から今みたいに逃げていたらできないわよ~」

 

「そうだね。お勉強から逃げてちゃできないな。」

 

「う、わかったよ~。もうお勉強から逃げないよ!」

 

そんな、家族団欒から場面が変わっていく。

 

次に移った場面は夜遅くにリビングで話しているアンバーの父親と母親の姿だった。

 

「ねえ、あなた。」

 

「ん?なんだい?」

 

「あの子の才、すごい物よ。」

 

「ああ、わかっている。もしかしたら君の魔女としての魔術と、僕の魔道具作成の魔術師としての魔術、その二つを組み合わせたあの子なら、もしかしたらユミナが到達したはじまりの魔法である第一魔法の領域に関係する「無の否定」この領域に近い所までなら至れるかもしれない。」

 

「ええ、久遠寺の魔女の使い魔であるプロイの中にある第一魔法の副産物に近い物をあの子の手で作れるかもしれないわね。」

 

「ああ、だからこそあの子の将来がとても楽しみだ。それにしても過去の話を引っ張りだしてくるけど、よく僕と結婚してくれたね。魔女は恋に落ちると魂が腐り醜い姿になるとかならないとか?」

 

「また、昔の話を...そうねそれに関しては先代のユミルの血族からそういう時の対処法みたいのを教えてもらっていたからね。」

 

と二人が昔話に花を咲かせているときリビングの扉から聞き身を立てていた少女がいた。その少女は両親が言っていた第一魔法への近くまで行ける魔術師になれるという言葉を聞き驚きと喜びの感情を浮かべていた。そして、その少女は決意した。絶対に両親の言っていた期待に応えてみせると。

 

その思いを見た瞬間夢は急激に覚めていく。

 

「これが我がマスターの幼きころの記憶か。何とまあ、可愛いらしい少女か。でも、驚いた。まさか、魔術世界における太古からいる魔女の血族とは。だが、まあいい。このような愛いマスターなら肩を並べて戦うにふさわしい。」

 

とライダーは思いながら、また目を閉じていく。




これがライダーのマスターアンバー・ハーロットの過去です。

さあ、魔女の血を持つ彼女はどこまで戦えるでしょうかね~

一応予想に過ぎないのですが、この小説多分約40~50話くらいで終わると
思います~

終わったら、終わったでギャグパートや藤丸君たちを登場させたりと色々やってみたいですね~
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