特典で世界を再構成する戦隊 第二部   作:ボルメテウスさん

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騒動な海賊

その戦いは、人影のない砂浜で行っていた。

 

俺はその手に持ったギアトリンガーを真っ直ぐと目の前にいる敵に向けて、引き金を引く。

 

しかし

 

「炎のたてがみ」

 

奴はそのまま手を真っ直ぐとこちらに向けると、手のひらから凄まじい炎を放射し、ギアトリンガーの弾丸を燃やした。

 

「ちっ、ギンガマンの力はやっぱり厄介だ」

 

その言葉と共に、目の前にいる敵、ギンガバルバンに向けて、ゆっくりと構える。

 

「ふんっ、まさかたった1人で俺に戦いを挑むとはな」

 

そうギンガバルバンは挑発とも言える発言と共に、鋭い目つきで睨みつける。

 

「こちとら、メンバーのほとんどが学生なんだよ。

 

本当だったら、授業を受けなきゃいけないけど、残念ながら俺は不良だから、こうやって学校をサボって、てめぇを倒しに来たんだよ」

 

その言葉に、俺はニヤリと笑う。

 

確かに、普通の高校生ならば、学校に行っている時間帯だ。

 

「それは悪かったな。

だけど、まぁ、俺には関係ない話だぜ!!」

 

その言葉と共にギンガバルバンはその手に斧、刀を構え、こちらに向かってくる。

 

「ちっ!」

 

俺はそのままセンタイギアを手に持ち、ギアトリンガーに装填する。

 

【40バーン!ジュウオウジャー!】

 

その音声と共にジュウオウイーグルの鳥獣剣イーグライザーを手に持ち、そのまま構える。

 

そして、それに対抗するように、ギンガバルバンもそれぞれの武器を構える。

 

一瞬の間を置き、互いに駆け出す。

 

それと同時に、ギンガバルバンの持つ2つの武器による斬撃が襲ってくる。

 

それをなんとか防ぎつつ、反撃の一手を放つ。

 

「ぐっ!」

 

十重二十重に織り成す剣戟。

 

一進一退の攻防が続く刹那、その均衡を崩したのは──俺だった。

 

【40バーン!ジュウオウジャー!】

 

それと共に、腕に翼が生え、そのまま宙へと飛ぶ。

 

そして空中にて旋回しつつギンガバルバンへ急降下する。

 

「うおぉおお!!」

 

「ぬぅんッ……!?」

 

ギンガバルバンはそれを受け止めるが、衝撃を完全に殺しきれずに後退する。

 

すかさず俺は追撃をかける。

 

【17バーン!ダイレンジャー!】

 

その音声と共にもうイーグルライザーを手放し、両手にはダイレンジャーが使用した円形のカッター、大輪剣を持つ。

 

そして、そのまま連続攻撃を仕掛ける。

 

ギンガバルバンもそれに対抗し、斧と刀を振るい対抗してくる。

 

だが、さすがに空を自由に飛び回る相手には分が悪いのか、徐々に劣勢に立たされていく。

 

その中でギンガバルバンは

 

「花びらのツメ!」

 

そう言って地面に手をつき、そこから無数のツタを伸ばす。

 

それに絡め取られないよう上空に飛び上がる。

 

しかし

 

「それはもう見飽きたんだよ!

 

嵐のはばたき!」

 

すると今度はギンガバルバンの周囲に竜巻が発生させる。

 

それによって、俺はコントロールを乱され墜落してしまう。

 

「くそっ……!」

 

再び空中戦に持ち込もうとするが、その隙を与えずにギンガバルバンは攻撃を繰り出してくる。

 

そして

 

「雷の雄叫び」

 

ギンガバルバンは雷のブレスを放ちながら、落雷のような一撃を放ってくる。

 

「っ」

 

真っ直ぐと迫り来る攻撃に対して、俺は反応する事はできずにいた。

 

しかし

 

【31バーン!ゲキレンジャー!】

 

「激技!狼狼蹴!」

 

「なっ」

 

ギンガバルバンに向けて、突然現れたバイオンがエネルギーを片脚へと集中、飛び上がってギンガバルバンへ回転蹴りを繰り出す。

 

それによって、無理矢理狙いを逸らされ、俺に雷は当たらなかった。

 

「遅れてしまって、申し訳ない」

 

「問題ない。

 

それよりも助かった」

 

そのまま、俺とバイオンはそのまま並び、目の前にいるギンガバルバンに構える。

 

「くくく……ハァーハッハッ!! やるじゃねえか! てめえみたいな奴と戦うのは初めてだぜ! このギンガバルバン、今最高に楽しい気分だぁああ!!」

 

「そうか。

 

だったら、そのまま終わらせてやるよ」

 

その言葉と共に、俺達は同時に頷くように、そのまま各々センタイギアを装填する。

 

【33バーン!シンケンジャー!】【43バーン!リュウソウジャー!】

 

それと共にシンケンジャーの刀、シンケンマルとリュウソウジャーの剣、リュウソウケンをその手に持ち、二刀流の状態になる俺達。

 

侍と騎士の二つの力を合わせると共にゆっくりと構え、同時にギンガバルバンに斬りかかる。

 

ギンガバルバンはその攻撃を受け止めるが、それでも勢いまでは殺せず、どんどん押されていく。

 

「ぐぅ!!」

 

ギンガバルバンもまた、自身の武器にアースの力を宿させ、対抗していく。

 

しかし、それは俺達も同じく、シンケンマルにはモヂカラを、リュウソウケンには騎士竜の力が宿り、その威力は増していく。

 

そしてやがて、俺のシンケンマルはその名の通り刃先が恐竜の顔のようなキョウリュウマルに、バイオンのリュウソウケンはより強力なリュウソウカリバーへと変わる。

 

「「秘技!武竜剣陣」」

 

俺達の必殺技が直撃した事で、遂にギンガバルバンの鎧に大きな亀裂が入る。

 

「この俺がっ、こんな所でっ」

 

ギンガバルバンは膝を着くと同時に、彼の変身は解除される。

 

どうやら、これで戦いは終わりらしい。

 

「…………」

 

「まだ、やるか?」

 

俺は倒れている男に向かって、そう問いかけるが

 

「いや、もういい。

 

俺の、負けだ」

 

その言葉と共にギンガバルバンに変身する為のギアは破壊される。

 

それによって、男はそのまま気絶した。

 

「ふぅ、なんとかなった。

にしても、今日はなんであいつら集まらなかったんだ?」

 

そう言いながら、俺は今回、集まらなかったメンバーに対して、少し文句を言う。

 

「それが、少し厄介な事になりまして」

 

「厄介な事?」

 

バイオンの言葉に、俺は首を傾げる。

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