「いやぁ、この調子だったら、なんとかなりそうだね!!」
「後ろの光景を見て、よく言えるな」
そう言いながら、先程から覇気がなくなった坂本を見ながら、俺は思わず呟いてしまう。
「いやぁ、別にいつも通りだから、気にしないでよ!
それよりも次の所へ行こう!!」
その言葉と共に俺達が次に向かったのは、教室だった。
その教室にある一つの机だった。
「ここに何が?」
「っ!」『立ちました!!』
俺が机の前にした瞬間、聞こえたのは今は別の世界にいるフラグちゃんの声だった。
なぜ、ここでフラグちゃんの声が聞こえたのか分からないが、ゆっくりと俺はその場から離れる事にした。
「んっこれはお菓子ですか?」
「けど、商品の中にお菓子なんて、あれ、介人さんは?」
俺はその場の全員が気づかないようにこっそりとトイレに向かった。
そして、数分後、俺が教室に戻ってくると、そこには体育座りで座っている木下と死体のように倒れている吉井達の姿があった。
「ありがとう、フラグちゃん。
君のおかげで、助かったよ」
『いや、こんな惨劇を見て言った台詞がそれですか!!』
なぜか幻聴のはずのフラグちゃんの突っ込みが聞こえたが、とりあえず俺はゴーゴーファイブのギアを使い、蘇生を行った。
「介人、貴様よくも僕達を見捨てたな!!」
「酷いですよ!
ヒロインである私を見捨てるなんて!!」
「いやぁ、何か聞こえるが、とりあえず、次を回すか」
何か外野が五月蠅いが、とくに関係ない。
俺はすぐに次を当てる為に鉛筆を取り出す。
「いや、待て!
それは本当にラッキーなのか!
さっきから、誰か一人は絶対に不幸になっているぞ!!」
「えぇ」
だが、坂本はすぐに俺を止める。
「そんなに不幸になっているか?」
「いや、なっていますよ!
その証拠にさっきなんて、私達思いっきり死にかけましたよ!!」
あの後、何が起きたかについては詳しく聞いていない。
聞こうとしても、なぜか言わなかった。
おそらく、身内の犯行だと考えるべきで、こいつらの事だ。
次の機会の時に俺をそれを喰わせようと考えているだろ。
「けど、残りはかなり少ないぞ。
このまま何もしないのはどうだか」
「うぐっ、確かに。
問題を解くにも時間がかかるし、だけど、これに頼ったら、確実に何か起きるし」
そう言いながら、吉井は頭を悩ませる。
すると
「・・・そうだよ、わざわざ問題を解く必要はないんだ!!」
「というと?」
その言葉に俺達は思わず首を傾げる。
「答えになりそうな全ての座標を片っ端から潰していくんだ!!」
「けど、それって、かなり無茶な作戦では?」
「どの道、このまま解決手段はない!!
だったら、やるしかないだろ!!」
その坂本の一言に俺達は頷き、そのまま探し始める。
その道中は様々な事が起こり、何度かあったものの結局見つからずに屋上へ戻ってくる。
「やばい、結局見つからない」
「僕なんて、酷い目にあったのに」
「というよりも、なんで秀吉さんはチャイナ服を着ているんですか」
そう言いながら、ボロボロの状態になっているエマ。
その中でエマがふと、何かに気づいたのか、そこにあるタイルを手に取る。
「これって、まさか最後の商品じゃないですか!!」
「えっ嘘、ラッキー!!」
その言葉と共にその場にいた全員が笑みを浮かべるが
「あら、それはどうかしら?」
「えっ?」
聞こえてきた声、それと共に振り返るとそこにはなぜか木下によく似た女性に確か坂本の恋人の子で確か霧島という子。
それに加えて、緑髪の子にパトーラとファリーナまでいる。
「これって、もしかして、ピンチか?」
「介人さん、あなた、私的な理由でセンタイギアを使いましたね」
「正義の味方として、それはどうなんだ!!」
「えっ、センタイギアを知っているという事はまさか!!」
ここまで堂々と言うという事はまさかこの場にいる全員がゼンカイジャーの事情を知る訳になる。
「まさか、インチキをする奴がいるとはね」
「別にルールは破っていないだろ。
センタイギアを使うなって書いていないし、禁断のギアまでは使っていないだろ」
「禁断のギア!!
なにそれ、初耳なんだけど!!」
ある意味、この学園においては最強になるギアの為、俺は使用は硬く禁じているが、それには吉井達は思わず見つめる。
「まぁ、とにかく、ルールによれば召喚獣バトルで奪い取るのはOKだよね」
その言葉と共に、瞬く間に召喚獣フィールドが展開され、対決する事に。
その戦力差は圧倒的であり、なんとか日本史なので、俺は得点は高いが、それでも勝てる可能性は低い。
「どっどうしよう!!
介人、なんとか勝てる方法は」
「ない!!」
「そんなぁ!!」
俺が断言した言葉に、吉井達は絶望するように俯く。
「あら、それは敗北宣言かしら?」
「いいや、これを使うんだ」
その言葉と共に俺はそのままマジレンジャーギアを装填する。
【アルティメット!マジレンジャー!】
その音声が鳴り響くと共に俺の召喚獣の手にはマジレンジャーが使用したアイテム、マージフォンが現れ、そのまま番号を押す。
「ジー・ジー・ジジル!!」
その言葉と共に光はそのまま秀吉とエマの元にチアリーダーのポンポンを出現させる。
「・・・これは一体なんじゃ?」
それと共に秀吉とエマの格好はチアリーダーの格好になった。
「えっと、原点では魔法戦隊マジレンジャーに出るマジブルーとマジピンクがチアリーディングアクションで敵を翻弄した後、敵を吹き飛ばす技です」
「なっなんて、素晴らしい力なんだ!!」
それに感銘したのはこの場では吉井だけだった。
「許さない」
「秀吉、あんたねぇ」
「この場で巫山戯るとはっ」
「覚悟しろ!!」
「あははははぁ、うわぁ、すごい事になっている」
相手側の殺気が倍増しており、霧島は分かるが、なぜ木下の姉まであんなに怒っているんだ?
「おい、これからどうするんだ!!」
「えっ、これで終わりだけど?」
「はぁ!!」
その中で一番震えている坂本は思わず声を出してしまう。
「どういう事ですか!!
まさか、私のサービスカットの為に!!」
そうエマが巫山戯た事を言っている間にも、チャイムが鳴り響く。
「えっ?」
それはオリエンテーリング終了の放課後チャイムだった。
「これって、まさか」
「召喚獣バトルで奪えるのはあくまでもオリエンテーリングの間だけ。
それが終われば、商品は奪えないだろ」
「まさか、これを最初から狙って」
俺の考えが分かると共に目を輝かせる。
「さてっと、オリエンテーリングも終わった事だし、逃げるか」
【18バーン!カクレンジャー!】
その言葉と共に俺はカクレンジャーギアを使う。
「忍法、消身之術」
それと同時に煙とともに俺達は姿を消す。
「あっあぁ、待ってぇ!!!」
遠くから俺達を追いかける声が聞こえたが、今はどうでも良い。
2022年の年末年始特別企画!
「ここって、一体どこなんだ?」
そこはスーパー戦隊達が集められ「スーパー戦隊最強バトル」が開催去れる事になった。
新たな時代の始まりと共に行われる戦いの中で、介人が目にするのは!?
アンケートによって、上位4名と共に介人がドリームチームを結成!
締め切りは12月30日までとさせて貰います。
皆様の応募、お待ちしています。