本日から5日間にかけて、スーパー戦隊最強バトルを原作に行っていきたいと思います。
本年もよろしくお願いします。
「ここは一体?」
気づけば、俺はどこか知らない謎の空間に飛ばされていた。
ふと、周りを見渡せば、そこには俺だけではなく、どうやら歴代のスーパー戦隊の先輩達も集まっているらしい。
疑問に思いながら、俺は首を傾げていると、目の前に謎の少女が現れる。
その少女の説明によれば、彼女によると、主催地の惑星ネメシスで開催される「スーパー戦隊最強バトル」に優勝すれば、500年に一度の宇宙の奇跡「メビウス・コネクト」でどんな願いでも叶うという。
「スーパー戦隊最強バトル?
なんだか、どこかでって」
そう俺が疑問に思っていると共に俺はそのままどこかに飛ばされた。
その飛ばされた先には、どこかの部屋だった。
「ここが集められたメンバーか」
俺はそう言いながら、周りを見渡す。
そこには俺と同じように学生服を着ている人もいれば、どこかのアイドルを思わせるような人になかなかにワイルドな感じがする人。
それに
「って、ジュラン!
お前も同じチームなのか!」
「あっ介人か!!」
ふと、部屋の隅を見ると、そこには見覚えがある奴がいた。
「あれからは回復したのか」
「おう、今はリハビリをしている所だけど、どういう訳だが、今はこの空間に飛ばされたんだよ」
どうやら、ジュランも同じチームらしい。
あれからそれ程経っていないはずなのに、懐かしく思える。
「ふむ、どうやら思った以上に知り合いが多いようだな。
とりあえず、自己紹介からするか」
そう言い、先に話しかけたのは、眼鏡をかけた人物だった。
「俺は怪盗戦隊ルパンレンジャーのルパンレッド、雨宮蓮だ」
「えっそれって」
ある意味、俺達にとっては大先輩にあたる人だ。
まさか、一緒のチームになるとは思わなかったので、驚きを隠せなかった。
「一応、同じくルパンレンジャーのルパンホワイト、マリア・カデンツァヴナ・イヴよ」
「ルパンホワイトって、あんまり聞いた事ないな?」
「変身した回数はそれ程ないから、仕方ないわね。
とにかくよろしくお願いね」
「だったら、次は俺だな。
俺は動物戦隊ジュウオウジャーのジュウオウライオン、トリコだ!」
そうしていると共に来たのは、俺達よりも一回り大きな体格をしたトリコさんだった。
「それじゃ、俺も。
俺は機界戦隊ゼンカイジャーのゼンカイザー、海城介人です!」
「同じくゼンカイジュランこと、ジュランだ。
よろしく頼むぜ、パイセン」
「海城。
もしかして、ゴレンジャーと関係しているのか?」
「まぁ、俺の爺ちゃんという事になるかな」
「へぇ、それは爺ちゃんに当たった時には面白そうになるな」
それを言われると、確かに気になる所でもある。
「スーパーレディース!&!スーパージェントルマン!
それでは、5試合連続勝ち抜いた人の勝ちとなります!
それでは、まずは第一回戦!転生者チームVS生真面目チームです!!」
その言葉と共に映し出されたのは、俺達のチームだと思われる転生者チームとその相手である生真面目チームだった。
そこには雨宮さんことルパンレッドと、生真面目チームからはパトレン1号だった。
「えっ、まさかのこの組み合わせかよ!」
それにはジュランも驚きを隠せない様子だったが、それとは裏腹に雨宮さんは笑みを浮かべていた。
「俺と戦っていたパトレン1号じゃないけど、これは確かに面白くなりそうだ」
その言葉と共に雨宮はそのまま会場へと向かっていた。
俺達はそのままテレビ画面を見てみると、そこには既に戦闘を行う為なのか、怪盗の衣装を身に纏った雨宮さんとパトレン1号の変身者だと思われる人が見つめ合う。
「まさか、他の世界にもルパンレンジャーがいるとはな」
「俺もまさかパトレンジャーがいるとは思わなかった。
けど、まぁ、せっかくだ。
どっちが上か、戦ってみようじゃないか」
「例え、別人だろうと、怪盗には負けない」
その言葉と共に既に戦う気があるのか、互いに変身アイテムであるVSチェンジャーを構えていた。
「それではルール説明です!
このバトルエリア内でそれぞれの力や技をぶつけ合い、星のエネルギーの結晶ジェムを手に入れることが勝利条件となっており、ジェムさえ獲得すればそのチームは勝利となります!
それでは、試合開始です!」
その言葉を合図に、上空からゆっくりと光を放ちながら、彼らから少し離れた場所にジェムが落ちてくる。
「怪盗チェンジ」「警察チェンジ!」
その音声が鳴り終えると共に、二人共既に変身を終えると共にゆっくりと走り出す。
スピードは雨宮さんの方が上手く、先にジェムを手に入れるというゲームにおいては既に雨宮さんの方が状況的には有利だ。
だが、それと同時に日頃から警察として、護衛任務も多く熟している事もあり、パトレン1号はその的確な射撃で雨宮さんの妨害を行いながら、確実にジェムへと近づく。だが、同時に雨宮さんも冷静にその攻撃を回避し、距離を詰めていく。
「さすがにやるな」
「そっちこそ」
互いの戦い方を見極めたのか、どちらも距離を保ちつつ戦い続ける。
「だけど、そっちのルパンレンジャーはこれを使ったかな」
「なに?」
その一言と共に場は変わった。
「ペルソナ、アルセーヌ!」
その一言と共に雨宮さんの背後から青い炎と共に現れたのはシルクハットと紳士服を身に着け、背中に黒い翼を生やした存在だった。
「ペルソナだとっ!」
それを知らなかったパトレン1号は思わず叫んでしまう。
「どうやら、そっちのルパンレンジャーは知らないようだな」
「あぁ、だが、負けるつもりはない!」
その音声と共にパトレン1号は消火器型のスプラッシュバスターという右腕と一体化した銃に変化する。
それを合図にアルセーヌは黒い炎を、パトレン1号はスプラッシュバスターから消化液を放つ。
炎は瞬く間に鎮火するが、それでも互いに譲り合う事なく、激闘は続いていく。
その様子を見つめていると、隣で見ていたジュランはどこか不満げだった。
「なんか、思っていたのと違うな。
もっとこう、派手というか、そういうのを期待していたんだがな」
「いや、これでも充分派手な部類だと思うぞ」
「そうかしら?私としては、もうちょっと地味目な方が良かったわね」
そんな事を言っている間にも、二人の対決はいよいよクライマックスを迎えようとしていた。
「決めるぞ、アルセーヌ!」「了解した!」
その言葉と共に雨宮さんはVSチェンジャーを構え、アルセーヌは手をかざす。
「ジョーカー・マキシマムドライブ!」
その音声と共にアルセーヌの手から放たれた衝撃波によって、パトレン1号が放った消化液が吹き飛ばされる。
同時にVSチェンジャーから放たれた赤と黒が入り交じった弾丸が真っ直ぐとパトレン1号を吹き飛ばす。
「ぐっ」
それに合わせるように、雨宮さんはそのままジェムを手に取った。
「WINNER!転生者チーム!!」
「よっしゃぁ!!」
それを見ると共にジュランと共に喜ぶように手を叩く。
「おめでとうございます、雨宮さん」
「ありがとう。
それにしても、まさか異世界のルパンレンジャーがあんなに強いとは思わなかった。
こりゃ、他の世界も楽しみになって来たぜ」
「こちらとしても、そちらの世界は興味深くて仕方がない。
また、機会があれば会いたいものだ」
「俺もだよ。
それじゃ、次の試合もあるみたいだし、俺は行くぜ」
それだけを言い残して、雨宮さんはそのまま会場を後にしていた。
「あれが雨宮さんの実力か」
「えぇ、流石と言うべきでしょうね」
そう、俺達が思っていると、何か他のチームの対戦で何かが起きているようだ。
「なんだ?」
俺達はそれを見ると、そこに映し出されていたのは
「レッドのパワー!ゼンカイレッド!」
そう名乗る謎の奴が現れた。
「知り合いかしら?」
「「知らない!知らない!」」
本気で知らない俺達は同時に首を横に振る。