「…んっ」
「起きた?おはよ」
「あ、はい。ってえええ!?」
「何!?」
「小悪m…ゴホン常闇先輩!」
え?なんで私は今小悪魔先輩の家にいるの?状況を理解するのに精一杯でついいつもの名前で呼んでしまった。
「…あんた後で一回校舎裏ね」
「そんなぁ…(絶対に説教だぁ…)」
「それより…あんた何してたの?顔見た感じポルカの友達だよね?」
…え?私って小悪魔先輩と面識あったっけ?
「あ、はい」
「そっか。私達そもそも面識なかったよね。ポルカがあんたのことよく話してたから知ってるんだよ」
おまるん…私について変なこと言ってないよね…?
「たしか…いつもテスト学年1位なんだよね?ポルカいつも自慢気に言ってたよ?」
イッテタァァァァァァ…はぁ…おまるんあれだけ虚言やめてって言ったのに…
「私学年30くらいです…おまるんが過大評価してるんです…」
「え!そうなの!でも30位も凄いじゃん。私なんて50位だよ」
意外だ…小悪魔先輩は文武両道の秀才だと有名だったのに…
「んで?何してたの?」
「実は…」
私はあの時あった出来事…と言っても緊張がほどけて倒れてしまったことをざっくり説明した
「ふーん。」
なんだか空気がピリピリし始めた
なんか地雷踏んだかも…本能がそう告げていた
「あんたもホロライブのオーディション受けるんだ。じゃあ私達はライバルってわけだ」
やっぱり…ピリピリした雰囲気の原因は先輩の緊張と受かるという希プレッシャーによるものだと直ぐに察した
「…はい。私はこのオーディション受かるつもりです。昔からホロライブが大好きで、ずっと入りたかったんです。」
「……呆れた。帰って。そんな覚悟でホロライブに入るなんて豪語しないで。あなたはなにも分かっていない。」
そういい、私は先輩の家から出されてしまった…
「何よ!あの態度!私なりの覚悟があるのに…」
とりあえず帰ろう。流石に寒い
ん?帰る?どうやって?ここどこ?
スマホは?
「迷子だぁぁぁ!!!!!」
「うるせぇ!」
「あ、すみません」
怒られてしまった…
それにしてもまずい。帰れないなんて洒落にならない。
私は寒さにはそこそこ耐性あるけど…真冬の夜にずっといると流石に風邪引いちゃう…
「うぇ?ラミィじゃん。なんでここいんの?」
え…?おまるん?どうしてここに…
「いや、えーっと、あの…まぁ…ちょっと色々あって…ね?」
「……あー、きっとなんかいろいろあったんだね。まあ聞かないでおくよ」
「うん。そうして貰えると助かる。」
「ラミィこっから帰れる?私付いてくよ」
「え、でも今…」
「いいのいいの。行くよ?」
おまるんの手は暖かかった